8周年、ありがとう。

10月12日で、Kと付き合い出してから8周年を迎え、9年目に突入した。

僕たちは、Kがまだ大分県に住んでいた時にネットで知り合い、8年前に初めて大分で会ったのだった。当時、27歳だったKは、今年の12月に36歳になる。

今日は僕も仕事が慌ただしく、ご飯を用意する時間もなかったので、高島屋でシャンパンとチーズとケーキも買って、冷凍庫から牛肉を解凍して食べた。

世界で800本しかない、手作業で作られたシャンパン


正直、つきあい初めは、まさか僕とKが8年間も続くなんて思ってもみなかった。遠距離恋愛だったし、将来のことはまるで霧の中だったのだ。

それが、今ではKは東京に出てきて一緒に暮らしているし、「同性婚訴訟」の原告にもなっているし、今度は熱海に引っ越すというのだから、つくづく人生、先のことはどうなるかわからないものだと思う。

シャンパンを飲みながら、大して贅沢もさせてあげられないけど、こんな二人の小さな暮らしを8年間も無事におくることができたのだと、改めて感謝した。

熱海、山の家。2

山の中に住むことにしたのは、窓からの景色が美しかったから。

大きな紅葉が悠々と生い茂り、夏に初めて訪れた日に、クヌギの木には、雌雄のクワガタが仲良く並んでいたのも不思議な縁を感じたのだ。

綺麗に刈り取られた雑草。(すぐに生い茂るに違いないけど)

家までのアプローチは、階段が50段くらいある。

でも、実際に住むとなると、きっと虫もすごいだろうし、獣だっているに違いない。

今のマンションでは、せいぜいネズミやハクビシンを気にして生活していればよかったのだけど、これからは、猿やイノシシ、鹿を気にしないといけないみたいだ。先日熱海にいた時に、町中に放送が入り、「伊豆山で黒い熊らしきものが出たので、山には近づかないように」と言っていたが、住む以上、近づかないわけにもいくまい。

伊豆半島には、圧倒的に鹿の数が多く、イノシシ、猿、その他の動物の数が続いて、人間の数なんてほんのわずかなのだそうだ。それを思うと、人間が我が物顔で生活しているのは、動物にとって見たらなんて事のない自分たちの王国に、人間が時折ちらほら現れる程度にしか写っていないのかもしれない。

これから毎日の山の暮らしの中で、季節を思う存分に体験できるだろう。

小籠包マニア 原宿店

原宿駅の竹下口近くに、「COMACHI」という小さなレストランが集まった商業施設がオープンした。

その中に、「小籠包マニア」というお店があって、ランチに訪れてみると、あっという間に店の外にも並ぶほど人が集まった。

ランチだったので1200円くらいだったのだけど、魯肉飯も入って食べ応えもあった。

小籠包が、台湾の小籠包のように小さくて美味しい。今度は夜に訪れて、お腹いっぱい小籠包だけ食べたいと思ったのだ。

⭐️

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再び、熱海。

週末に、また熱海に来た。

物件の申し込みをして契約に少しずつ近づいて来たので、ついでに冷蔵庫が入るかどうか。洗濯機が入るかどうか。測りに来たのだ。

今回引越ししようと考えているところは、結局山の中にある物件になりそう。

当初、海のそばに住みたいという思いからはじめた家探しなのに、気づいたら山の中の家なんて、人生不思議なものだ。

新しい生活に向けて、少しずつ動きはじめている。

BOYS IN THE BAND

新型コロナの影響で、中止になるかと思いきや、公演はどうやら決行するようで、渋谷のシアターコクーンにKと二人で楽しみに「BOYS IN THE BAND」を観に行った。

僕たちはこの邦題「真夜中のパーティー」を、東京の劇団ぺんぺんの芝居で何度か観ているのと、一昨年の夏にニューヨークのブロードウェイで観ている。

芝居自体は言葉の多い会話劇で、その当時のニューヨークやゲイシーンならではの言葉がたくさん散りばめられているが、何度も観ているおかげで登場人物のキャラクターはバッチリ。(この芝居を初めて観る時は、ゲイのキャラクターが何人も出てくるので、台本を手に入れて予習をしていった方が楽しめると思う)

結論から言うと、今回のシアターコクーンでの芝居は、ちょっと残念な結果だった。

唯一よかったかなと思ったのは、アランくらい。これはもしかしたら、大谷亮平が単にタイプなだけかもしれない・・・笑。ハンクとバーナード、ドナルドも悪くなかったけど、他はちょっとがっくり来た。

どの登場人物もとても重要なのだけど、やはり主役はマイケルであり、それを支えるゲイテイスト満載のバーナードそれにオネエキャラのエモリー、そして男っぽさを醸し出すアランが最も重要な役だろう。

この芝居はできるならば、ブロードウェイ公演のように、全てのキャストをゲイで揃えることが望ましいと思う。なぜならば芝居の最も重要な背骨にあたるものが、「ゲイ」であることだからだ。

ゲイってこんな感じだよな・・・オカマってこんな感じ・・・と、演じられるゲイの役は、どうしても最後までしっくりとこないものだ。

それでも、久しぶりに芝居を生で観ることができて、僕たちは2時間をとても満喫したのだった。

⭐️BOYS IN THE BANDhttp://BOYS IN THE BAND

貝。


夏になると毎年、思い出したように貝を並べる。

大きな貝たちは、買ってきたもので、小さな貝殻は、沖縄の海でKと二人で見つけて持ち帰ったもの。

玄関や、テーブルの上、洗面所の棚に置いて、時々その不思議な形を眺めて見たり、手にとって触ってみる。

貝は、自然の秩序に乗った形でできていて、一つ一つ違っているけど美しいと思う。

小さな貝殻を見ながら、今年はもう一度、沖縄の海に行くことが出来るだろうか?と思う。

どこまでも青く澄み渡り、太陽の照りつけるあの島へ。

恐らく、宮古島で一番のレストラン。

店の前を通って、メニューを見ただけで、「ここは他のお店と違って美味しそうだな・・・」と思い、ネットで情報を調べるも、お店のHP以外にはほとんど情報が載っていない・・・。

電話で予約をすると、「明後日ですと、キャンセルはできませんがよろしいでしょうか?」と、電話の感じもちょっと身構えているようで、それでもいいかと思い予約を入れた。

ところがこのお店、「宮古島で恐らく一番のレストランではないだろうか?」と思うような素晴らしいお店だったのだ。

島野菜のグリーンサラダ

島らっきょう炒め
宮古牛のたたき
島ダコのオイル煮
宮古牛のとうがらし
肉の薬味
とうがらしの焼き上がり

豚の軟骨のトマト煮

まず、沖縄、宮古島の素材をふんだんに使っていること。

シェフが世界的にも有名なフレンチレストランで仕事をされていただけあって、調理の仕方が多様で、フレンチやイタリアンを組み合わせて素材を生かす調理方法であること。

宮古牛の仕入れも独自のルートがあるようで、他店では味わえない本当に美味しい部分を食べられたり、お魚も最上の状態で食べることができる。

ただ一つ、注意点としては、シェフがハイレベルなため、お客さんもそれ相応の心構えで食事に向かい合う覚悟が必要なこと。(これは、有名レストランであればどこでも必要なことであるのだけど)

ここには敢えてお店のお名前は出さないようにするのだけど、それはこのお店が、勝手にレストラン評価をされることを嫌っていらっしゃったため。その昔「食べログ」に勝手に情報を載せられて、困っているようだから。

⭐️このお店に行きたいと言う方は、直接ご連絡いただければ、メールなりでお伝えいたします!

ほっと一息。

先日撮影したテレビCMの仮編集をして、クライアントに対する試写が行われた。

仮編試写というものは、オンエアまでの道のりの中でも最も重要なもので、これを通過しなければ数ヶ月間かけて来た取り組みが玉砕してしまう。

出来には自信があったものの、クライアントがどう思うかは、見ていただかないとわからないものだ。固唾を飲みながら、最後まで見守ると・・・

「いいんじゃない。細かい直しは必要だけど、よく出来てると思う」

という高評価をいただいた。
ここ数ヶ月この作業に没頭して来た僕としては、一瞬にして肩の荷が下りた気がした。

家に帰って、Kと二人、やっと本当の意味で一息つけることを祝ったのだ。

アゲハの幼虫。その5

土曜日、朝起きた時は大きな青虫が2匹いたのだ。

残念ながら3匹いたうちの1匹は、小さな青虫になった後、どこかへ旅立ってしまっていて、残る青虫は2匹になっていた。

今日もすごい勢いで葉っぱを食べてるなあ・・・と思ったのもつかの間、少ししてベランダに出ると、一番大きかった青虫が跡形もなく消えていた。跡形もなくというのは少し違っていて、レモンの葉っぱに深緑色の大量のフンが落ちていた。

どこ行ってしまったのだろう?とKと二人、ベランダ中をくまなく探すけど見つからない。散歩から帰って着てまた探すけれど見つからない。夕方、諦めかけて家に入ろうとすると、サンダルを脱ぐ窓際を青虫が歩いていた。

「Kちゃん!いたよ!こんなところに!」

「こんなところ歩いてたらもう少しで踏んでたね」

僕は青虫を捕まえてレモンの木にもう一度戻してあげた。すると、青虫はもはやレモンには興味がないようで、すぐさまものすごい速さでレモンの木から隣のバラに写り、どんどん下に降りていき、鉢の縁で不安定に止まった。

レモンの木に戻したところ

下に降りてゆく青虫

鉢の縁に止まった

その後、晩ごはんを食べた後も何度も覗いて見たけど、鉢の縁が気に入ったのかそこから動こうとしなかった。でも翌朝起きた時には、青虫の姿はなくなってしまっていた。

僕は、落胆したまま日曜日なのに仕事で撮影に向かった。

すると夕方、KからLINEが入った。

「青虫、いたよ!蛹になりそう」

網戸にしがみついている青虫

僕は嬉しくて、スタジオで思わず声をあげた。どうやら青虫は、蛹になる時を知り、自らのお腹に溜まったものを全て排出し、蛹になって過ごせる安全な場所を探して旅に出たようだった。

それにしても、こんな網戸に捕まって、落ちないでいられるのだろうか?

蛹に変わってきた

僕たちはこの網戸を動かさないように、これから2週間くらい見守っていこうと確認したのだった。

久しぶりの新宿御苑。

コロナの影響で新宿御苑が閉園したまま、数ヶ月経った。

ようやく今週火曜日からリオープンした新宿御苑へ行こうと、曇り空の朝サンドイッチを買ってKと二人、9時の開園と同時に入園した。

ずっと人が立ち入っていなかったことがはっきりと分かるほど、芝生はこんもりと青く生い茂り、人に踏み潰された跡がほとんどない。

泰山木が大きく枝を広げ、象牙色の花を咲かせている。泰山木の花の香りを嗅いだことがあるだろうか?

芳しい泰山木の花

Kと二人、久しぶりにその爽やかで濃い泰山木の香りを吸い込んだ。

代々木公園と違って、ランニングする人やサイクリングをする人がいない分、新宿御苑は歩いていてものんびりとできるし、生い茂っている樹木も、より自然に近い状態で保全されているので、森の中を歩いているような気持ち良さも味わえる。

まだ人気の少ない久しぶりの新宿御苑を、心ゆくまで堪能した。