ゲラニウム・ヒマライエンス

庭で水やりをしていたら、ゲラニウム・ヒマライエンスが咲き始めていた。

ゲラニウムでは「ジョンソンズブルー」が有名だけど、このヒマライエンスも透き通るような青紫で美しい。

園芸の喜びの一つは、こうやって昨日までなかった花が咲き出したことを不意に発見すること。

チューリップ

年末に届いて慌てて植えたチューリップが、今を盛りと咲きまくっている。

今年は夜から朝と昼の気温の差があるため、比較的長く咲いているようだ。


いつものように、大きな鉢にチューリップの球根をたくさん植えて、その上にパンジーやカレンデュラやヒューケラなんかを植えておいたのだけど、今や溢れるばかりに豪華に咲き乱れている。

先日、庭の下でおばさん二人の声がしたので窓を開けて見ると、「綺麗なお花ねえ・・・チューリップが賑やかね・・・」と声をかけられた。

そんな人がいるだけでも、チューリップを頑張ってたくさん植えた甲斐があったと思ったのだった。

まむしぐさ

家の庭の所々にニョキニョキと得体の知れない草が顔を出し始めた。


気づけばこの辺りの山一帯にカラーにも似たもっと毒々しい花が時々咲いている。

家で調べたところ、カラーと同じサトイモ科の「まむしぐさ」だった。

「まむしぐさ」とは、首をもたげたまむしに似ていることからつけられた名前だろう。

名前が気持ち悪く、おまけに毒性もあるので引き抜こうかどうか迷っているところ。

熱海の山にはこの地方独特の自然の樹木や草花が生い茂っていて、庭にもこの地方の草花が顔を出し始めた。

まずはゆっくりと顔を出してどんな植物なのか観察して、庭を邪魔するようならば引き抜いたり刈り込んだりしていこうと思っている。

庭の春。

我が家の庭にも、春が一気にやってきた。

我が家には、斜面に沿って庭があるのだけど、桜の開花とともに様々な樹木が芽吹き始めている。


少し前まで赤い芽しか見えなかった紅葉は、花が終わり美しい黄緑色の葉を広げ始めた。

小楢は、垂れ下がる花を咲かせ、それと同時に葉っぱが見え始めた。

階段に沿って植えたチューリップが一斉に開花して、小さな苗だった宿根草も葉を広げている。


入居前の庭は全て雑草が刈り取られていたのだけど、これらの雑草の芽も同じように一気に伸び始めた。

園芸家はこれから梅雨入りまで、休んではいられない。

東京の桜。

年度末の31日、編集で東京に向かった。

広尾の駅で降りて歩いていると、桜がいくつも目に入った。でも、満開を少し過ぎているせいか、あまり美しいとは感じられなかった。

僕は東京で生まれ東京で育った。だから、東京の桜はある程度見てきているし好きなことに変わりはない。東京の一番美しい桜は、30年前くらいの千鳥ヶ淵の桜だと思う。

なぜ30年くらい前かというと、ソメイヨシノは改良されてできた桜であり寿命が短く、60年くらいから枯れていってしまうようだ。

目黒川の桜なんて昔は小さな苗木のようでなんとも思わなかったのに、ここのところ人気があるのは、ちょうど見頃まで成長してきたということだろう。逆に、千鳥ヶ淵や新宿御苑の桜は大木だった桜が次々と枯れてしまい、全体的な桜のボリュームがかなり減ってしまった。

今、東京を離れた僕が客観的に東京の桜を見て思うことは、ソメイヨシノばかり一つ覚えのように植わっている東京の桜はなんだか単調に見えるということ。

京都に桜を見にいった時に、醍醐寺に入ると舞台の中に入り込んでしまったかのような世界に圧倒されたのだけど、他のお寺を廻りながら思ったことは、いろいろな種類の桜が咲いている美しさだった。

そして改めて僕が今住んでいる熱海の町を歩いていると、山桜、しだれ桜を始め、名前のわからない桜がたくさん咲いていて、その多様さに驚かされるし、その違いがとても美しいということを改めて知らされたのだ。

東京の桜は、それはそれで美しい。でも、日本の地方の山の中や町のあちこちに咲いている様々な色の桜の美しさを改めて思い知らされたのだった。

熱海の近所の桜

家の周りの桜。

東京では、早くも桜が満開を迎えるようだ。

東京で暮らしていた時は、毎年桜が咲くのを心待ちにしていて、千鳥ヶ淵に見に行くのを楽しみにしていた。

熱海に引っ越して来たら、なぜか桜のことをほとんど気にかけていなかったのだけど、熱海には1月から桜が咲き始めて、その後もずっと様々な桜が町のいたるところで咲いていたから。

そしてようやくソメイヨシノの開花宣言が日本全国で始まって、気がつくと熱海の町中のソメイヨシノや山桜なんかも咲き始めて来ていた。

桜の花の時期は、せいぜい10日間くらいだろうか。

毎日毎日変わって行くその姿を、今年も惜しみながらしっかりと見届けるつもり。

美しい庭に必要なのは、多様性でした。

家の庭は斜面に沿って、植物が植えられるスペースがかなり広くある。

全部いっぺんに植栽をするのは難しいので、階段から玄関までのアプローチの両脇を少しずつ植栽し始めたことは先日ここに書いた。

たくさんの種類の宿根草を選び、一旦ざっくりと植え始めたのだけど、そんな種類や量では全然スペースは埋まらず、さらに宿根草を選び買い足した。

面白いことは、それぞれの植物に高さがあること、そして、花の咲く時期があること。春だけ賑やかな庭は初級者の庭で、夏の暑さの中でどんな姿を見せるか、秋はどんな美しさを見せるのか、季節を通じて楽しむことのできる庭が僕にとっての理想だ。


そしてここで重要になってくるのは、実は花ではなく葉っぱである。多様な植物の葉の色や形、立体的な姿を、いかにうまく構成できるかが鍵になっていると思う。

5年くらいかけて様々な植物の成長をここの庭で楽しみ、沖縄に移住する際にはある程度植物を選び直さないといけないな・・・と考えている。

山の春。

ここ数日の陽気で一気に春が萌え出ずる勢いで新芽が吹きはじめた。

家の窓からは、遠い山々がうっすら緑が明るくなって行く様子や、庭にある大樹の新芽が芽吹きはじめたのを見ることができる。

紅葉の大きな木が2本左右にあるのだけど、右側の紅葉が葉っぱを広げはじめ、左側の紅葉は芽がほころびはじめた。

葉っぱが見えて来た右側の紅葉

芽吹きはじめた左側の紅葉

僕たちが入居する前に雑草を全て刈り取ってくれた庭の斜面には、知らぬ間に笹が伸びはじめ、スミレがところどころ顔を出して咲いている。もう少ししたら笹を刈り取らないとと思って見ている。


それと、そこらじゅうに、まだ種類がわからない小さな植物の芽が顔を出しはじめて、これからどんな植物が出てくるのか楽しみがでもある。

12月に植えたチューリップが咲きはじめて、斜面の庭も賑やかになって来た。

これから梅雨が始まるまでの間は、園芸家にとって一年のうちで一番心踊る季節なのだ。

わさび

下田に行った帰りに、天城を通ったのでわさびを買って来た。

わさびは、擦り下ろして冷凍庫に入れておく。

塩をまぶして、熱湯をかけてから三杯酢か醤油漬けに

わさびの茎は、三杯酢にするか、醤油漬けにするか。

花の部分も同じように三杯酢などが日持ちするけど、お浸しでも美味しくいただける。

食べる前に花を飾って眺めて見る。

なんて清楚で美しい花だろうか。

庭の植栽計画。

冬の間、体力をゆっくりと回復させながらずっと考えていたことは、我が家の斜面をどう植栽していくか。

斜面全体で見るとかなり広い敷地面積なのだけど、所々笹などの山の植物が繁殖していることもあり、思ったように植栽が行かないことはわかっている。なので、全体を思い通りにすることはひとまず置いておくことにした。

先ずは、公道から家の玄関までの曲がりくねった55段の階段の両脇を含めたアプローチに絞ることに。

園芸の楽しさは、12ヶ月の季節ごとの植物を考えること。そして、それぞれの植物に合った場所を考えること。また、それぞれが時間をかけて成長してゆく大きさや速度を考えること。

1年分の植栽計画をするには、秋冬の植物が市場に出回る時期もあるため難しく、取り敢えずは、春から初夏までの植栽を計画している。秋から冬の植栽は、また夏の前に行えばいい。

この家には、紅葉や栗、クヌギなどの大きな樹木が生い茂っていて、夏の間は半日影のようになる。そんな日本の山らしい環境なのだけど、熱海の夏は東京と同じように暑く湿気も高い。

我が家は、バラを中心に育ててきたので、まずは東京から持ってきた植物の配置を考え、落葉樹は3月までに植えることにした。その後暖かくなったら柑橘系を植えつけることにしよう。

樹木とバラで大まかな構成が出来てきたので、1年間を通して重要な役目を担ってくれる宿根草を購入することに。宿根草とは、その年に葉や花を生い茂らせて、冬場は葉っぱは枯れるなり休眠期に入り、また翌年になるとさらに成長して葉や花を咲かせてくれる庭の良心のような植物。

宿根草は花も大事だけど、葉っぱが重要だと思っている。美しい庭は、多様な美しい葉っぱがあってこそなのだ。樹木と宿根草でベースができれば、あとは球根と一年草をそこに足していけば良い。

そんなこんなで、今の所購入した植物はこんな感じ。次はこれらの苗を、どの場所にどう植えるかが問題だ。


(写真左から)
アルケミラモリス
ゲラニウム・ヒマライエンス
ラムズイヤー・プリムローズヘロン
サルビアス・パーバ・クイーンブルー
ペンステモン・サンバーストルビー
セダム・オータムジョイ
ダイアンサス・ライオンロック
アストランティア・マヨール・サニングデールヴァリエゲイテッド

べロニカ・オックスフォードブルー
ヘメロカリス・シカゴアパッチ
ヘメロカリス・デイビッドカークホフ
ヘメロカリス・ビッグタイムハッピー
リクニス・コロナリア・アルバ(写真なし)