家を探していたら、気づいたこと。

今日、とてもショッキングなことがあった。

家探しを始めてから、すぐにとてもいい感じの物件が出てきて高揚していたのだけど、内覧の手続きをしようとメールを打った後に、「この物件は商談中になりました」と返信があった。

それも縁なのかと思いつつ、宮古島を訪れた時にその家を見に行ったのだ。

するとすぐに向かいの家からおじいが出て来て、「家を見に来たのかね?」と聞いてきた。

「そうです。素敵な物件だったので住みたかったのですが、先約がもう交渉に入っているみたいで…」

「じゃあ、もしだめになったら連絡するから電話番号教えといて」

そのおじいは大家さんだったみたいで、電話番号を教えて物件を後にした。

その後、数日経ってからおじいから連絡があり、「今月で片がつかなかったら俺も決めるよ」

そんなメッセージで「え?もしかして可能性あるのかな?」と浮かれ、Kと2人でもう一度物件の内覧に行ったのだった。

東京に帰ってきて、そろそろ月末だなあと思いながら不動産屋に電話をすると、もう順調に契約に向けて手続きは進んでいるとのこと…_| ̄|○

その電話に打ちひしがれて、「この先あんないい条件の家は見つかるのだろうか…?」と不安に包まれてしまった。

Kに空を告げると、「あら、残念だね😣でもまた違うところか他にやりたいことができるかもしれないから🐩大丈夫だよ!」とすぐに返信が返ってきた。

そして夕方、海と散歩をしながらふと思ったのだ。

僕は、外側の家を必死になって探していたけど、「内側の家はこんなにも素晴らしい宝もののような家があるではないか!」と。

Kと海がいる。

それだけで僕たちの家は世界一温かく幸せなのだと。

そう思えたら、きっと大丈夫だと思えたのだった。

Kの不調。

Kが家に帰ってくるなり、「歯茎が腫れて痛い」と言った。

「あまり噛めないから硬い野菜とかは食べられないかも」

宮古島で連日お酒を飲んでいたし、疲れが出たのだろう。

僕は心配になり、ゆっくりと食事を見守った。

沖縄で買ってきた野菜のお浸しや生姜の甘酢漬けなどは噛めないというので食卓から外す。

「しばらくお酒を飲まずにゆっくりと体力を戻さないとね」

そう言いながら僕だけお酒を飲むも、ひとりで飲むお酒はなんだか美味しくない。

恋人が体調が悪いと、自分が体調が悪い時よりも心配になる。

できるならば代わってあげたいと思う。

今はゆっくりと休養をとって良くなったら、また二人で美味しいものを食べながらお酒を飲みたいな。

やっぱりステーキ

宮古島滞在中に、兼ねてから食べてみたかった「やっぱりステーキ」のステーキをテイクアウトした。

沖縄の人はなぜか、お酒を飲んだ後にステーキを食べることで有名で、東京でしめにラーメンを食べる感覚でステーキを食べるなんて、すごいタフだなあと思っていた。

ここのステーキは「ミスジ」が一番押しのようで、ミスジでありながら筋っぽさを感じられないようにお肉に手を入れているとのことだった。


「ミスジ」と「赤身」を300gずつ。実際に見るとアメリカ人が食べそう!と思うほどの量で、お肉は赤身でも十分に柔らかく、肉らしい味わいがした。

東京にある高級ステーキの脂身がしっかりとサシで入り、レアに焼き上げる感じではなくて、溶岩でじっくりとよく焼いてある感じ。

こういう牛肉の調理の仕方もあるのかと新鮮だった。

⭐️やっぱりステーキhttps://yapparigroup.jp

鹿の鳴き声。

夕方から夜にかけて、時々長ーく笛を吹くような音が聞こえる。

それは、トンビが空を舞いながら獲物を探している時の鳴き声のようだし、もしかしたら猪の鳴き声かもしれない。きっと猿ではないだろうと思う。

Kが言うには、「鹿の声だと思うよ・・・昔田舎で聞いたことがある」

ネットで検索すると、発情期の雄鹿の鳴き声と似ていた。

それにしても気をつけていると、夜中も鳴いているし朝方も鳴き声が聞こえる。

若い男のせつない鳴き声のようで、遥か昔まだ若かった頃の自分を思い出す。

暮らすように旅をする。

今回、宮古島には1週間滞在した。

同じところに1週間の滞在というのは、旅行というよりもそこで暮らしているような気分になれるものだ。

今日中に見ておかなくてはいけない場所なんてないし、行けなかったとしてもまた別の日に行けたらいいや・・・くらいのゆるい気持ちで過ごすことができる。

予め決めておいた予定もないし、毎朝起きて洗濯をして、「さて、今日はどこに行ってみようか?」とKに聞いてみる。

特に新しい行きたい場所がなければ、自分の好きな場所にもう一度行ってみる。

大好きなカフェに行っていつものお姉さんとお話しをするだけでもいい。

晩ごはんも、毎回おいしいレストランに行かなくてもいいし、自炊をしてもいい。

そんな風にゆるりと暮らすように旅をして、僕もKもじんわりと心が満たされたようだ。

さて、次はいつ宮古島に帰ってこられるかな・・・?

帰りの空港に向かう前に、また戻ってこられるようにと「漲水御嶽」で挨拶をした。

空港で海を預けた後にやっと宮古そばを食べた。

空。

宮古島は、空が広い。

サンゴ礁でできた島だから、高い山がないのだ。


朝と夕方、パイナガマビーチ近くのドッグランに行くと、毎日のように訪れている犬連れの人々と挨拶を交わす。

宮古島にはここしかドッグランがないようで、車に乗ってこのドッグランにくる人も多いようだ。

海は宮古島の犬たちと仲良くとても楽しそうに走り回っていた。

実はあと数年して海が落ち着いたら、もう1頭スタンダードプードルを家族に迎えたいと計画しているところ。

その子の名前は、「空」にするつもり。

ドンコリism

「アトリエ和毛」のオーナーに教えていただいたイタリアンでテイクアウトをお願いした。

ずっと泡盛ばかり飲んでいたので、この辺でワインもいいかとワインショップでワインも買い求めたのだ。

宮古島でもワインとチーズが買える!

この「ドンコリism」のイタリアン。これがびっくりするくらい美味しかったのだ。

おつまみセットを摘みながら、「んーまい!」となり、ラザニアを食べて、「なにこれ?うますぎる!」

豚肉の肩ロースを食べながら、「なんでこんなに柔らかいんだろ?」とうなったのだ。

もう大丈夫。宮古島には、美味しいイタリアンが存在しました。

⭐️https://doncolino.com

楽園の果実

前回7月に宮古島を訪れた時にはじめて行ったレストラン「楽園の果実」があまりにも良かったため、またもう一度来間島にある「楽園の果実」へ。

11時をすぎたくらいなのにすでに暑い日差しの中、海を連れてテラス席に座る。

パエリアとガパオを頼んで、マンゴープリンとシャーベットもお願いする。

このレストランのいいところは、島の食材を余すことなく使っている姿勢。

豚肉も味わい深く、野菜も東京では見たこともない野菜を食べることができる。


お店のスタッフさんも犬に友好的なので、犬連れでも気兼ねなく楽しむことができる。

好きなことがきちんと形になっているこんなレストランをやるなんて、本当に心から尊敬してしまう。

⭐️https://rakuen-kajitsu.jp

海と一緒に。

海が来る前は、たとえばこうして宮古島に旅行に来たら、二人でダイビングをしたりカヌーをしたり、夜はおいしいレストランを見つけて食べ歩いていた。

でも今は、海と一緒に泳げる穏やかな海を探して行ってみたり、海を連れて入れるお店を探したり、朝早い時間と夕方にドッグランに行ったり、すべて海が中心の旅行になっている。

僕もKもそれで物足りなさを感じることはなく、海と一緒にできる体験にもっともっと喜びや幸せを感じているのだ。

今日も一緒に海と泳ぎの練習をした。僕たちを目掛けて一生懸命犬かきをするそのまっすぐな愛情に心が温かくなった。

海という家族が増えて、新しい喜びや幸せがもっと広がった。

Blue Turtle

伊良部島に犬連れで入れる素敵なカフェレストランがあるのではじめて海を連れて行ってみた。

11時オープンだったので10分過ぎ頃到着した僕たちは、ギリギリテラス席に入ることができたほどの人気店。

ここに来るとその人気もわかるのは、目の前が真っ白な砂浜が広がる美しい渡口の浜。

お客さんたちは我先にと海を見るよりも写真を撮りまくっている。

海はみんなからかわいいかわいいと言われて触りに来られるけど、ちょっと緊張してるのかいきなり上から触られてびっくりして吠えてしまう。

それでもここのテラスで過ごす時間は気持ちよく、宮古島に来たら必ず訪れたい美しい場所。


⭐️ https://blueturtle.jp/