太陽の添い寝

太陽が眠るときに左肩と腕に乗っかって来ることはここに何度か書いた。

太陽のせいで僕は毎日睡眠を損なわれているので、どうしたものかと毎日よる眠るときに新しい案を試してみる。

それでもどうすることもできなくて、今は諦めて左腕に載せたまま眠っている。

時々夢の中で何かものすごい重いものが体に被さってきてうなされて起きることがあるけど、それも全部太陽のせい。

こんなにムカつく猫ってこの世界にはいないと思う。

海の脱走。

海は子どもの頃から脱走犯だった。

ブリーダーから譲り受ける時に言われて、我が家にやって来てからもどうやって脱走したのか、ケージに入れて買い物から戻ってくると窓から見ていたり、何度も何度も脱走されたものだ。

それはでも海がずいぶん子どもだった頃。今では3年4ヶ月も経って大人になったのだ・・・

そう思っていたこの頃、CUCINAで窓が空いていてKがふと窓から中庭を眺めていたら、海が庭をトボトボと歩いてきて門から外に出ようとしているのを見つけた。

「海!出ちゃだめ!おいで!」

僕はKの絶叫で何か恐ろしいことが起きたのではないかとびっくりして外にでた。

すると、門のそばで海が立っていたので慌てて海を座らせて捕まえた。

空と太陽を探すと、空は家の中からこっちを見ていて、太陽は外に出てひっくり返って日光浴をしていた。

どうやら開けていた網戸を空が腕で押し破って壊して通り抜けたみたい。

なぜ空の仕業かというと、空はすぐに手がでるタイプで先日手でドアを押しているのを何度か見かけたから。

でも臆病者の空は家に残って様子を伺っていたのだろう。

好奇心旺盛な海はちょっくら外に出て散歩でもしてこようかな・・・と外に出たのだと思う。

僕たちがたまたま中庭の窓をいつもよりも大きく開けて見ていたから見つけられたけど、もしかしたら車に轢かれて死んでいたかもしれないと思うと恐ろしくなった。

お外を見るのが何よりも好きな3人だけど、もうこれからは網戸も開けられないことになってしまった・・・。

太陽を2人の枕の間に置く作戦

太陽が横というか上に乗っかっていると眠れないという話を以前書いた。本当に図々しいのでどかしてもまた乗っかってくるのだ。

そこでkが考えて僕とKの枕の間に毛布を折りたたみ置いてみることにした。寒さの嫌いな太陽はいつも毛布の上に乗って寝ているから、これはうまくいくかもしれない。

期待をして寝たところ、うまく枕の間に丸くなって寝てくれた・・・でも、夜になって気づくと僕の左肩がやけに重たく、また僕の体の上に乗っかって寝ているのがわかった。

結局枕の間に寝かせるのは失敗に終わってしまった・・・。

太陽がいると眠れない。

猫の太陽は寒がりで、寝る時はいつも僕たちの身体にピッタリとくっついてくる。

太陽がそばにいてもKは寝つきもいいし熟睡するのだけど、僕はどうしても気になって夜中に目覚めてしまう。

眠る場所が僕が両手をまっすぐに下に下ろして寝た場合、肩の下の二の腕の上にしっかりと体を乗せてくるのだ。

初めは軽いし可愛いものだと思っても、寝ているうちにその重さがどんどん重く感じられて完全に眠れなくなってしまう。

そうかといって左腕を上にあげたり横に伸ばしたり色々してみるだけど、今度はその不自然な腕が気になって眠れない。

眠れないからトイレに立って水を飲んでもう一度ベッドに入ろうとすると、太陽は起きて座っている僕が帰ってきてnえむる1を決めるのを待っているのだ。

そうしてまた自分は当たり前のように僕の肩に体を持たせかけてくる・・・

朝起きてまた太陽のせいで眠れなかったとKに話すと、「どければいいじゃん!」と言われてしまうのだけど、なんだかせっかく寝ついた太陽を起こして動かすのもかわいそうに思えてしまうのだ・・・困ったな。

うちの子どもたち。

4日からボーダーコリーを連れたお客様が宿泊していて海や空は興味津々。

海も空もワンちゃんと一緒に遊びたいみたいだけど、ボーダーちゃんはちょっと警戒心が強く今回は一緒に駆け回ったりできない感じ。

猫の太陽は初めて見るワンちゃんを遠目に眺めている。

今年も海・空・太陽と、うちの子どもたちをよろしくお願いします。

海と太陽

スタンダードプードルの海と茶トラ猫の太陽は、最初の頃は太陽が3か月くらいで捨てられていたこともあり、家に招き入れた時は太陽の方が海のことを怖かったのか、「シャー!」と毛を逆立てていたのだけど、本当にびっくりするくらいすぐに打ち解けて一緒に遊ぶようになった。

その後海と同じスタンプーの空が家族に加わり、今では空と毎日追っかけっこをしているのだけど、海と太陽はずっと前から家族であるかのような落ち着いた関係で結ばれているように見える。

ソファーで寝ている太陽の隣でくっついて海が寝たり、その逆もよく見かける。

犬と猫は全く言葉も通じないだろうし、感情表現やサインも全く異なると思うのだけど、彼らのコミュニケーションを見ていると感心してしまうことが多い。

追いかけっこやじゃれあいをしていると思っても、喧嘩にはならないし、その後すぐに一緒に寄り添っていたりする。

動物は誰に教わったわけでもないのだけど、やさしく共存する方法をはじめから知っているのだ。

ピンクドット沖縄に向けて

12月10日(日)に沖縄の那覇で開催される「ピンクドット沖縄」にゲストスピーカーとして登壇することになった。

当初、一泊してから帰ってこようか・・・・などと呑気に話していたのだけど、海がいて太陽がいて空が来た我が家では泊まりで人に面倒を見てもらうのも大変なことだ。

そこで、出番が13時からとはっきりしたので、これなら日帰り出行けるかなと思い日帰りでいくことに決めた。

当日は那覇に着いてからゆっくりと早めのランチをとって、その後にピンクドットに登壇し、パレードには参加せずにそのまま空港から帰ってくる。

海も空も太陽も人にはあずけずに、一度だけ近所のシッターさんに様子を見に来てもらうことに。

ただでさえ甘えん坊の海と空なのだけど、日帰り作戦がうまくいきますように。

海と空

海と空の関係性が少しずつ変わってきたことはここにも書いた。

最初、海は空が近づいても逃げてしまって「僕には関係ありません・・・」というかんじだったのだけど、次第に干渉するようになり、今ではワンプロと呼ばれる犬同志の取っ組み合いをするようになった。

今では海は空の親戚のおじさんか親気取りのようだ。

空はまだ3ヶ月手前でワクチンを2回しか打っておらず、様々な菌が存在する外にはなるべく連れ出さないほうが良いとされている。

でも、犬の社会化と呼ばれる犬にとって社会の環境を知っていくにはこの3ヶ月までが肝だとも言われている。

僕たちは海の時もそうだったけど、なるべく抱っこしたり茂みや汚そうなところには行かないようにしながらも、空を海の散歩に一緒に連れ出すようにしている。

外に出て、空気を思う存分吸い込みながら歩く空は、新しい世界に胸を弾ませているのがわかる。

海と一緒に得意げになって先頭を先頭をと歩こうとする姿を見ていると笑ってしまうけど可愛らしいと思う。

海はそんな空を、今では家族の一員として見守っているのがわかる。

僕たちが何も教えなくても、犬ははじめからやさしく、他の動物に対しても大きな愛情を持って接することができる。

海と空を見ていると、愛そのもののように思える。

太陽と空。

空を迎えるにあたって、太陽が受け入れてくれるのかどうか、それは海以上に心配していたことだった。

太陽は1年くらい前に庭に捨てられていた猫で、今ではすっかり家の家族になったのだけど、猫は結構気が強い生き物なので、後から仲間入りする動物を受け入れることができるのかわからなかったからだ。

2ヶ月半とはいえ、空は体格的に太陽よりも二回りくらい大きい。空はまだ完全にパピーだけど、太陽からしたら大きな獣にしか見えないだろう。

最初のうちは毛を逆立てて「シャーーーー!」と威嚇していたものの、次第に慣れてきたのか、空が子犬だと分かったのか、どんなに空に追い回されても本気で怒るようなことは無くなってきた。

どちらかというと、テーブルなどの高い場所に登って、太陽は上から空を遊んでやっている感じ。

まだまだ一緒に眠るとかではないのだけど、確実に太陽も空を受け入れてきていることがわかってとてもうれしい。

全然違う動物なのに、本当に不思議なものだ。

やっぱりかごが好き。

猫の太陽は、隙さえあれば狭いところに入り込んでしまう。

中でもかごが大好きみたいで、かごを見つけると丸まってすっぽりと収まっている。

その姿が愛らしく、なんてかわいいのだろう・・・と思う。

普段はイタズラばかりでムカつくことしかしない太陽も、

かごに入っている時は本当にかわいい。