マルヨシ鮮魚店

前にもここに書いたことがあるけど、宮古島で鮮魚を買う時は、「マルヨシ鮮魚店」に限る。

今回もまぐろを手に入れるべく「マルヨシ鮮魚店」に行くと、とてもいい状態の魚が並んでいて美味しい刺身を手に入れることができた。

大将も店のスタッフもめちゃくちゃシャイなので最初はびっくりしたのだけど、何度か買い物をしていたら向こうも僕の顔を覚えてくれたみたい。

買い物をしながら毎回何か一言大将に聞くのだけど、その時その時の返答も面白い。魚のことを真面目に扱っているのがわかるのだ。

手渡してくれるまぐろの入ったビニール袋にはいつも魚の切り身の屑がこびりついているのだけど、そんなところも大好きだ。

ニューヨークから友人がやってきた

東京にしばらく滞在しながら、バリ島に旅行に出かけ、その後京都にも旅行に出かけた二人は、いよいよ宮古島にやってくる日になった。

14時には東京から彼らの友人で日本人のTさんが下地空港に到着して、彼をピックアップした僕はそのまま宮古空港に向かい二人をピックアップしてAZZURRAまで運んで来た。

その間Kは宿の部屋を整えたり家を掃除したりして待っていてくれた。

宿につくと少し疲れたのかみんなは部屋でゆっくりとして、やがて我が家で夕食会に。

海・空・太陽の歓待を受けてみんなとても嬉しそうに見える。

廊下には僕とKの友人たちの写真が貼ってあって、その中にはニューヨーク郊外を訪れた時に写真があって、懐かしく眺めていた。

僕たちは知り合ってから30年くらい経つので、共通の友人たちの話や2丁目の話、ぺんぺん草のお客さんの話など。

僕たちがニューヨークを訪れた時の話やサンフランシスコの話など、話題は次から次へ尽きることがない。

旧友とのこうした時間はなんて宝物のようなものだろうと思う。

たくさんお酒も飲んで色々な話をして、海や空や太陽がみんなを和ませてくれてとてもやさしく幸せな時間だった。

夕食会の準備

明日からニューヨークから友人のゲイカップルがやってくるので、夕食の準備をすることにした。

というのも、彼らは午後2時ごろに空港に着くのだけど、東京からの友人は下地空港に着いて、30分後には宮古空港にカップルが到着する予定で、僕がどちらも迎えに行くことになってい流から。

明日はほとんど準備もできないので、今日から料理を仕込んでおくことにしたのだ。

⚪︎彩り野菜のサラダ
⚪︎ひじきピーマン炒め
⚪︎明太こんにゃく
⚪︎ゆし豆腐
⚪︎きのこの煮浸し
⚪︎焼き椎茸とほうれん草のお浸し
⚪︎まぐろのオリーブオイル和え
⚪︎白身魚の昆布締め
⚪︎鴨ロース
⚪︎宮古牛のしゃぶしゃぶ
⚪︎シラスご飯

果たしてこんな用意できるのだろうか?

Tiffany

87年に世界的にヒットした曲に「I Think We’re Alone Now」という曲があって、その当時大大大好きだった。

Tiffanyという若くてかわいい女性シンガーなのだけど、白人なのにその声はソウルフルで力強かった。

それが、最近のTiffanyが同じ曲を歌っているビデオを見て圧倒されたのだ。

若い頃の面影は全くないと言っていいくらいに年老いたおばさんが、

同じ曲をキーを落として歌っている様は圧巻で、目が釘付けになってしまった。

人はみんな年をとる。僕も。あなたも。

でも、こうやって元気に自ら昔の自分のビデを歌うなんて最高ではないか。

今後の彼女の活躍に期待したいと思う。

往年のTiffany

4年前のTiffany

Rush Rush

90年代はじめに活躍した女性シンガーにポーラ・アブドゥルがいる。

僕は彼女の声が大好きで、特に「Rush Rush」という曲が好きだった。

先日久しぶりにYouTubeで見た彼女のビデオが懐かしく、Kも好きになったみたいで何度も繰り返し見ている。

その当時は気づかなかったけど、ビデオにはキアヌ・リーヴスも出ているのに気づいた。

ポーラ・アブドゥルはジャネットジャクソンの振り付けをしていたのでダンスもキレキレ。

身体はとても小さいのによく動くそのダンスに目が釘付けになってしまう。

80年代から90年代のミュージックビデオは心に残る曲ばかりで、曲を聴きながら2丁目で遊んでいた懐かしい仲間たちの顔を思い出すのだ。

カミキリムシの幼虫

レモンの木の根元に白い大鋸屑のようなっものが出ているのをKが見つけた。

おがくずはレモンの木だけではなく、シクワーサーの木の根本にも見つかった。

慌てて調べてみると、おがくずの正体はカミキリムシの幼虫が木の中で木を食い散らかしているとのことだった。

穴を見つけて針金を差し込むかピンセットで幼虫を見つけ出し殺すべしとのこと。

僕たちは一生懸命穴を探して針金を差し込んだけど、結局1匹の幼虫しか殺すことはできなかった。

あんなに元気だったレモンの木が最近急に葉っぱが黄色くなってきたのはこのせいだったのだ。

手遅れになると木は枯れてしまうらしく、うちのレモンももうダメかもしれない。

もっと入念に毎日チェックすればよかった。

レモンには本当にかわいそうなことをしてしまった・・・。

PwCのビデオ

PwCという世界最大手のコンサル会社は、我々の関わっている「マリッジフォーオールジャパン」のサポートをしてくださっている会社の1つ。

そのPwCの皆さんに向けたビデオをKと一緒に作成した。

家のソファに座ってカメラをセッティングして二人で裁判の状況や感謝の言葉を話す。

僕たちは海と空と太陽を一緒に座らせて撮影したのだけど、落ち着きのない海や空が邪魔をして、その度に何度も失敗して大笑いしたのだ。

こんな映像を撮っているだけで、なんて幸せなのだろう?と思うのだ。

秋刀魚

宮古島に来てから、秋刀魚はどこか遠くの国の魚のように感じていた。

スーパーの魚売り場には秋刀魚どころか、鯵や鰯を見かけることもない。

似たような魚はあるけど、身近似合った庶民的な魚がなかなか手に入らない。

そんなある日、スーパーに珍しく秋刀魚を見つけた。

小ぶりだけど、久しぶりに焼いて食べてみたいと思った。

宮古島で時々懐かしく感じる食材は、こういった青背の魚なのだ。

塩だけで焼いた秋刀魚ははらわたまで美味しかった。

希望の芽

10月25日くらいに植え付けたのだ。大きなブーゲンビレアの苗木を3本。

そのうちの1本は葉っぱもついていたからかすぐに芽が伸びはじめた。

でも、待てど暮らせど後の2本は芽が出る気配すら感じられない。

せっかく親切でユートピアファームの会長から無料で分けて板打たのに、

このまま芽が出てこなかったら申し訳なくて顔も合わせられない。

僕たちは植えつけた後も苗木を乾燥させないように乾く前に水をあげ続けてきた。

悶々としていたある日、1本の枝から新芽が膨らんできているのを発見した。

「Kちゃん!芽が出てきてるよ!」

僕はKを呼ぶとKも急いで見にきた。

新芽は気づかないくらいに小さいけど、確かにほころんできているのが分かる。

死んだように見えていたけど、じっと準備をして新芽を出す力を蓄えていたのだ。

植えつけた苗木の新芽が出てきたことがこんなにうれしいなんて。

僕たちはそれからことあるごとに何度も何度も新芽の成長具合を確かめるように眺めている。

海と空

空が奈良県から我が家にやってきて2か月が過ぎた。

空が家に来たばかりの頃は、海は空のことをあまり気にかけず、

どちらかというと距離を置いて眺めていた。

空がそばにくると自分からささーっと他の場所へ逃げてしまうといった感じ。

でも、日が経つにつれ海は空のことを気にかけるようになっていった。

その姿はまるで妹に社会のルールを教えるお兄ちゃんのよう。

空は空で海のことをいつも追いかけていて、なんでも真似するようになっていった。

外に誰か他の人の気配がして海が吠えると、空も慌てて一緒になって吠える感じ。

また、散歩に行く前に玄関でおすわりをさせると、

海のおすわりを見て空も座るようになり、

海から空は色々無ことを学んでいるのがわかる。

二人で一緒に散歩に行くと、並んで歩いているだけで本当に喜んでいるのがわかる。

大型犬の一頭目を迎える苦労に比べたら、

2頭目を迎えることはなんとハードルが低いことかと思う。

わんちゃん同士の相性もあるのかもしれないけど、

海と空は兄妹のように仲良く過ごしているのはラッキーなことなのかもしれない。