夏休みの宿題は、いつも最終日の8月31日にやっていた。
図画工作も。読書感想文も。理科の実験も。絵日記も。何もかも全て。
大人になった今、また同じように夏休みの宿題を仕上げている気分。
溜まりに溜まったこのブログが、1ヶ月半くらい書き損ねていたのだ。
タイトルと書くことは箇条書きにしてあるので、苦ではないのだけど、なんでこんなになるまで放っておいたのだろうか?
これから9月分のブログを書いていきます・・・汗
外苑前→熱海→宮古島 年の差ゲイカップルの宮古島生活。
夏休みの宿題は、いつも最終日の8月31日にやっていた。
図画工作も。読書感想文も。理科の実験も。絵日記も。何もかも全て。
大人になった今、また同じように夏休みの宿題を仕上げている気分。
溜まりに溜まったこのブログが、1ヶ月半くらい書き損ねていたのだ。
タイトルと書くことは箇条書きにしてあるので、苦ではないのだけど、なんでこんなになるまで放っておいたのだろうか?
これから9月分のブログを書いていきます・・・汗
ご無沙汰しています。
宿がバタバタで投稿が今までになく随分遅れていますが、家族みんな元気で暮らしています。
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空を迎えるにあたって、太陽が受け入れてくれるのかどうか、それは海以上に心配していたことだった。
太陽は1年くらい前に庭に捨てられていた猫で、今ではすっかり家の家族になったのだけど、猫は結構気が強い生き物なので、後から仲間入りする動物を受け入れることができるのかわからなかったからだ。
2ヶ月半とはいえ、空は体格的に太陽よりも二回りくらい大きい。空はまだ完全にパピーだけど、太陽からしたら大きな獣にしか見えないだろう。
最初のうちは毛を逆立てて「シャーーーー!」と威嚇していたものの、次第に慣れてきたのか、空が子犬だと分かったのか、どんなに空に追い回されても本気で怒るようなことは無くなってきた。
どちらかというと、テーブルなどの高い場所に登って、太陽は上から空を遊んでやっている感じ。
まだまだ一緒に眠るとかではないのだけど、確実に太陽も空を受け入れてきていることがわかってとてもうれしい。
全然違う動物なのに、本当に不思議なものだ。
若いカップルのお客様が意外と多いと言うことはここに書いた。
これは僕たちの予想を越えていて、いまだになんでなのかわからない。
夏の間は圧倒的に家族連れが多かったのだけど、ここへ来てカップルのご旅行が増えてきた。
若いお客さんはとても好奇心旺盛な方が多い気がする。
一番で食べたことのない果物を買ってきたり、野菜を買ってきたり。
お部屋で料理をしたいので調味料や調理器具を貸してくださいと言われるのも若いお客様が多い。
わざわざ外食をしてお金を使わなくても、旅の醍醐味は味わえるとお考えなのだろう。
そんな旅行の仕方を見ていると、清々しささえ感じる。
お部屋も綺麗に使っていただけるし、貸したシュノーケリングセットも綺麗に洗って返却してくださる。
つくづく、うちは素敵なお客さんに恵まれていると感謝している。
友人のSカップルが来てくれて、思いの外楽しい時間が訪れた。
夜は外食をした後に我々の住む母屋に来て夜中までワインを飲みながら色々な話をした。
亡くなったゲイの友人のこと。宮古島での生活のこと。東京での同性婚裁判のこと。長野や山梨の自然について。
友人とはいえ、きちんとお金をいただいて宿泊していただくので、美味しいものを召し上がっていただきたいし妥協は許されない。
洋食も朝食も美味しそうに召し上がったのでホッと胸を撫で下ろした。
こんな風に時々友人が訪れてくれることのなんと楽しいことか。
宿をはじめて本当によかったと思える時間だった。
空を迎えるにあたり、一番危惧してしていたことは海と太陽との相性だった。
海はやさしい性格だけど、家に自分以外の犬がくることを受け入れてくれるだろうか?
今まで家の中でたった一人で思う存分愛情を浴びてきた海は、自分以外の対象にその愛情が向かってしまうことを感じ取るに違いないと思ったから。
はじめは海は空のことを無視するような感じで、近づいてきてもささーっと一人で遠くに行ってしまって相手にしない感じだった。
僕たちはそんな姿を見つつも放っておいたのだけど、ここ数日でその態度が変わってきた。
激しく後を追い回し海に飛びつく空を、海は親のように首根っこを掴んだり頭を丸呑みして甘噛みしたり、親が子犬にするように色々と教えるようになっていったのだ。
今はもう無視して逃げ回ると言うことはなく、どちらかというと追っかけっこをして一緒に遊ぶようになった。
「犬同志のことは犬同士に任せておきなさい」ブリーダーさんの教えはその通りだったみたい。
人間がコントロールできることではなかったのだ。
空と海はいい感じの関係を築いていけそうでホッとしているところ。
友人のSカップルがやって来た。
ゆっくりと会うのは本当に何年振りだろう?と言うくらい久しぶりで、夜ご飯を彼らの友人カップルと一緒にさせてもらった。
お店は「あったかや」。宮古島の下地にあって、前々からお店のことは聞いていたけど家庭的でとても美味しいお店だった。
僕がうれしかったのは、Sカップルがわざわざうちに宿泊してくれたこと。
最初泊まりたいと言う知らせが来た時は耳を疑ったというか、え???
いつもの高級ホテルにしたほうがいいんじゃない?と思ったのだ。
Sカップルは僕が知る中でも最も豪華な旅行をしていて美味しい食事も摂っているカップル。
そんな人たちがうちに泊まっても大丈夫なのだろうか?
晩ご飯は盛り上がり、とても楽しい夜だった。
これからの数日、Sカップルに思う存分楽しんでもらえたらいいな。
久しぶりにGと一緒にでいりぐちに行った。
Kは空が来たばかりと言うこともあり家でお留守番をしてくれた。
でいりぐちは喫煙なのが嫌なところだけど、
この時期も宮古島のレスチオランは非常に予約が取りづらく、やっとでいりぐちが取れたのだ。
お料理はどれも美味しく、値段も安くやっぱりいいお店だった。
店員さんのホスピタリティが溢れているところもこのお店の魅力だろう。
久しぶりに娘と水入らずでお話しできて楽しい時間だった。
食事のあとはほんの少しゲイバーのハイブスカスに顔を出した。
アイルランド人のお客さんがいてとても盛り上がった。
Gがとても楽しそうだったので僕もうれしかった。
僕には、学生の時から目をかけている年下のゲイの友人Gがいて、折に触れて会ってきた。
Gが就職する時には相談に乗ったりしてきたからか、いつのまにかGは僕のことをお母さんと呼ぶようになっていた。
そのGが一人で宮古島に泊まりに来たのだ。今回パートナーは別の用事があってくることが出来なかった。
僕は空港に迎えに行き、今日は空を迎えたばかりなので家で食事をすることにした。
Gは屈託がなく、犬も大好きなようでホッとした。
久しぶりで色々な話をしながら、Gが随分立派になったものだと思った。
東京から宮古島に来るには旅費も相当かかるものだ。
忙しい中わざわざ宮古島までやってきてくれて、本当にうれしかった。
2泊しかない旅程だけど、思いっきり楽しんで欲しいと思う。
(写真は家についたばかりの空)
関西空港の出発階で車を下ろされた空に会った。
空はほんの少し恥ずかしがり屋で、僕に会った時に尻尾が完全に股の下に巻かれていた。
しばらくブリーダーさんとお話しした後、ブリーダーさんの車が去っていき、僕と空だけになってしまった。
空港には犬と一緒に入れる場所がなくて、しょうがなく僕たちは外でしばらく待った後、空をカバンの中に仕舞い込んで空港内のベンチに座った。
外はまだあまりにも暑く、小さな犬にはストレスが大きかったから。
それから2時間くらい、ずっとベンチに二人で座っていたのだ。
空は女の子だからか子犬だからか、なんだか甘い匂いがした。
チェックインの終わりの時間ギリギリまで待って、空をカウンターに預けようとすると、4ヶ月いないの子犬は飛行機には乗せられないと言われた。
僕はそんなことどこにも書いてなかったし知らなかったのだけど、咄嗟に5ヶ月くらいになりますと嘘をついた。
チェックインさせてから不安になってブリーダーに聞いたところ、みんな2ヶ月くらいで色々な場所に飛行機で運ばれていると聞いて安心する。
後は宮古島で生きて無事に空が出てくることを祈るのみ。
空港で空は無事に出てきてくれた。
おしっこもうんちもしていなくて、僕を見るとニコニコと微笑んでいた。
駐車場でKと海が出迎えてくれる。
海は興味津々で空の匂いを嗅いでいる。
「海さん、海さんの妹の空だよ」
新しい家族がまた一人加わりました。