料理人ではないけど自信があること。

僕は多摩美術大学を出た後、28年間くらい広告代理店にアートディレクターとして勤めていた。

料理は好きなのでずっと料理をしてきたけど、いつか自分の店を持ちたいなどとは思ったことはなく、お店を持ったとしても料理は他の人でサービスする方かな・・・くらいに思っていた。

55歳になって、まさか自分がお持ち帰りランチのお店を始めるなんて考えたこともなかったのだ。

僕自身料理学校に通ったわけではないし、有名レストランで働いたわけではないし、宮古島には美味しいお店もいくつもあるし、他と比べる気持ちはさらさらない。

でも、ひとつだけ自信があることがある。

それは、何がおいしいか。自分なりにはっきりとわかっていること。

それは、ミシュラン的な物差しがあると言っている訳ではなく、「美味しいな。これは」と、きちんと自分の本能でわかるということ。

それは、世界の色々な国の有名レストランから東京、京都をはじめかなり沢山の有名店で食べ歩いてきた。でも、たとえ星を取っていようと他で評価されていようと、美味しくないお店もたくさんあった。(美味しくないから良くないというのではなく、あくまでも僕の基準です)

おいしいものと美味しくないものをはっきりと味わい分けるのは、実はとても難しいことだと思うのだ。

うちのお店は、僕がKと一緒に食べておいしいと思ったものをこれからも作っていこうと思う。

“料理人ではないけど自信があること。” への1件の返信

  1. こんにちは❗テレビの料理番組で活躍している人で、平野レミさんと栗原はるみさんが僕は好きなのですが、二人とも料理学校とかは出ていません。平野レミさんは料理愛好家です😁ニンニクはガラスボールの底で叩いていて、びっくりしました。でも先日、落合シェフも番組内で同じようにしていて世の中変わったなと思いました。どうぞ、自分を信じて突き進んで下さい。売れない時は冷静になって、何かが間違っているのかなと考えて改善して下さいね😊

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