Sent Bene

ミネストローネ

カルボナーラ

僕自身イタリアンに厳しいからか、落胆したくなくて、この頃は都内でもイタリアレストランには、ピザ屋さん以外にはあまりいかなくなってしまった。
我らが外苑前にはイタリアンのお店が沢山あって、リストランテ濱崎、ホンダ、山崎、アカーチェなどの錚々たる老舗はさることながら、僕の好きなよりカジュアルな『エミリア』や『2colori』などもあるから、イタリアンの激戦区といってもいいかもしれない。
そんな中、外苑にし通り沿いに随分前に出来て、知ってはいたけど入ったことのなかった『セント・ベーネ』に、ランチで立ち寄ってみた。
パスタランチは、パスタと小さなスープと食後の飲み物がついて1000円。外苑前とは思えないいい感じの値段ではないか。
カルボナーラが有名で、本場のローマのカルボナーラをうたっているようだけど、僕が知っているローマのカルボナーラは、こんなに汁っけがないものなのだが、卵の味がしっかりとして、程よく日本人向けにクリーミーで美味しかった。
このカジュアルな感じもイタリアンとしては大切なことだと思う。今度は夜に行ってみよう。
⭐️

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WEEKEND

東京レズビアン&ゲイ映画祭でその昔に上映されたようだけど、どうやら僕は見逃していたようで、『WEEKEND』というゲイ映画を観に行ったのだけど、これがちょっと、ぶちのめされるくらい素晴らしい映画だったのだ。
イギリスのロンドンのちょっと外れだろうか。週末の友人たちの家での集まりに顔を出すも、そのまま帰る気になれずに、ゲイクラブに顔を出してみる。
そこで、グレンというタイプの男を見つけ、家に連れ帰り、そこからふたりの密接な週末がはじまる・・・。
説明やセリフの少ない構成のため、観ている観客が想像力を働かせる。それもこれも、類い稀な美しいカメラワークがあるからだろう。
ゲイの僕たちから観たらあまりにもリアルなゲイの一夜限りの出会いが描かれている。
欲望のままに惹かれ合い出会ったふたりは、週末を親密に過ごすことによって、その関係性を変化させてゆく。
緻密な脚本と、素晴らしい演技に、ここ数年で見たゲイ映画の中でも間違いなくトップクラスの素晴らしい映画だと感心した。
『これこそ、映画!』
⭐️WEEKENDhttp://www.finefilms.co.jp/weekend/

松庵

松茸と椎茸

北海道のブリ

鴨と子持ち昆布と蒲鉾

香港から友人が来たので、同性婚訴訟の打ち合わせの後、Gも誘って4人で晩ご飯をいただいた。
四谷三丁目にある『松庵』は、はじめて入ったのだけど、お蕎麦に向かって少しずつ酒の肴を出してくれるような酒飲みにはたまらないお店。
九谷焼だったり、漆だったり、お料理と器との相性も楽しいし、最後のお蕎麦に至るまで、気持ちよくお酒が楽しめた。
四谷三丁目って、リーズナブルで美味しいお店の宝庫ですね。
⭐️

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ひがんばな。

町を歩いていると、我が家の周りにも彼岸花があちこち咲いている。
彼岸花が咲くと、「ああ、お彼岸なんだな・・・」と決まって思うほど、その花の時期と秋の彼岸の時期が、示し合わせたかのようにぴったりと重なっているものだ。
1年に一度、この彼岸前後の10日間ほどだろうか。
思い出したかのようにこの時期に、花火を上げるように真っ赤なシンメトリーの花を咲かせては、1年のうちの残りの殆どの期間はみんなから忘れられてしまう。
友達になると面倒臭そうな、ちょっといっちゃってる天才肌の人のようだ。

野田琺瑯の12センチソースパン

琺瑯のバットやボウルや保存容器が好きで、野田琺瑯のもので揃えている。
琺瑯の優れた点は沢山あるのだけど、直火にかけられることや、臭い写りがしないこと、熱伝導率が高いことなどだろうか。
ガラス質なのに不思議と温かい食感も好きで、ステンレスのバットやボウルはもう使わなくなってしまった。
写真は12センチのソースパン。
この小ささが使い勝手が良くて、朝の味噌汁用に使ったり、ミルクやカフェオレを温めたり、日常的にとても使い勝手のいい鍋だと思う。
持ち手が木で出来ていて温かみがあり、そのまま持てるところも気に入っている。

ブログを読んだ方からのメール。

時々、この地味なブログを読まれた方から、直接メールをいただくことがある。
宇宙に向かって書いているようなブログなので、突然メールをもらうと、「あ!読んでいる人がいたんだ!」と、叫びたくなるほどうれしい。
ただ、思いついた日常を書いているだけなのに、会ったことのない誰かがたまたま見つけて、何気なく送ってくれるメールなんて、20年くらい前ではなかなか考えられなかったのではないだろうか。
僕自身、このところ公私ともにあまりにも忙しく、きちんとした返事が遅くなってしまうことも多いのですが、必ず返信いたします。
今日はこの場を借りて、
ありがとうございます!

またたびや

窓からの景色

朝食

宮古島では、泊まる場所を選ぶのも楽しいものだ。
リゾートが好きな人は、高級なリゾートホテルが町から離れたところにいくらでもあるし、町中の便利さを求める人は、ビジネスホテルに毛が生えたようなホテルもある。
町からそう遠くはなくて、でも、適度にプライベート感があって、それでいてホスピタリティに溢れる素敵な宿は、前回ここでご紹介した『aruflat』に勝る宿はなかなかないかもしれない。
今回、『aruflat』と同じ住所の下地川満にある『またたびや』という宿に泊まったのだけど、ここも移住したご夫婦がやっているお洒落な宿だった。
奥さんはシャイだけど、話し出すとどんどん打ち解けるような人。ご主人はちょっとやんちゃな感じの残るお酒好きな人。
宮古島で暮らす時の注意点なんかをうかがいながら、自分が移住する日を夢に見たのだった。
⭐️またたびやhttps://matatabi-ya.com/

島食材&宮古牛 炭火わとわ

3種盛り合わせ

赤身

宮古牛寿司

宮古島のレストランは、めぼしいところは大体行ったようなので、最後の日は宮古牛を食べることにした。
『炭火わとわ』は、神戸にもお店があるようで、スタッフはみんな本州から来ているようだ。
目の前で炭火で焼かれて出てくる牛肉は柔らかく食べ応えがあり、パフォーマンスとしても楽しい。
お肉好きのKは、このお店がとても気に入ったようで、赤身を食べながらうれしそうにしてた。
⭐️

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新城海岸へ。

台風はどうやら北上をして、朝は晴れ間が広がった。
もともと台風が直撃する予報だったので諦めていた海も、見ての通り晴れ渡り、海の中も濁りはそんなになく美しい魚たちに会えたのだった。
宮古島など沖縄では、台風一過のようなピーカンはまずないということだけど、この日はなぜか晴れ渡った空が広がっていた。
新城海岸は、風の強い日でも東側を向いているせいか、リーフに守られいつも穏やかな波の海岸。宮古島に行って風の強い日は、新城海岸がおすすめだ。

食菜 かま田

冷やし梅おろし

せいろ

夏野菜の天ぷら

心配していた台風は、結局僕たちが着いた日の夜に宮古島にやってきて、夜のうちに宮古島を荒らし、朝起きると北に進路を変えて上がって行ってしまった。
風は強く雲が多いながら、朝には所々日差しが差し込み、海には行けないけど平良の町でのんびりとすることに決めた。
お昼は、歩いてお蕎麦屋さん『食菜かま田』へ。
関西から移住してきた母子がやっているお蕎麦やさんで、お二人だけでやっているためか少しお店の外で待たされたが、宮古島でも宮古島特産の蕎麦がこうして食べられることを知り楽しんだのだ。
沖縄料理ばかりで疲れたら、利用するのにいい店だと思う。
⭐️

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