ピンクドット沖縄

代表のふたり(ストレート)

ブロードウェイで活躍しているシンガー

ピンクドット沖縄に、Kとふたりはじめて参加した。
ピンクドットとは、ピンク色のものを身に着けて集まり、「LGBTなど性的マイノリティーを含めた全ての人たちがより生きやすい社会を」との思いを共有するイベント。2009年にシンガポールで始まり、カナダ、香港など各地に広がったイベント。
いつもは国際通りの繁華街にある広場で行われていたようだけど、騒音に対する苦情が出たようで、今年から国際通り沿いではある琉球新報の一階になった。
今回のピンクドット沖縄のテーマは、『同性婚』。
僕とKは、『OUT IN JAPAN』の撮影で訪れていたのだけど、急遽、14時からのトークイベントに登壇することとなった。
僕は、人前で話をする機会が多いのだけど、実は人前に出ることも、人前で話をすることも苦手で、手に汗が出てきて、緊張して心臓がバクバク鳴ることもある。
Kはサングラスをかけて、インタビューには答えないという形で臨んだ。
Marriage for All Japan 代表の寺原弁護士と、沖縄の林弁護士、そして、僕とKでステージに立った。
「原告になった理由」、「提訴後の周りの反応」、「その他、伝えたいこと」など、思いのままにお話させてもらった。
お話が終わり、僕たちはステージを見ていたのだけど、何人かの人が挨拶に来てくださった。
「がんばってください!」
「応援しています!」
ふと呼び止められて振り向くと、エクスペディアの社長が立っていて、「先程お話を聞いて、ぜひ挨拶をと思い来ました。がんばってくださいね」と言われた。
そんな風に声をかけていただいて、僕たちも登壇してよかったんだな…と思えたのだ。
沖縄の熱い日差しが少しやわらいだ夕方、沢山のピンク色の風船が青い空に舞い上がっていった。
LOVE IS LOVE