石垣島の町中で。

島そば一番地の三枚肉そば

和居津のオリジナルブレンド

満月のブタ玉

大晦日は、ダイビングの後の疲れが残っているため(5回も海の中に潜ったため、身体の中に窒素が多少残留している)、のんびり過ごそうと、石垣島の町中にいた。
JAのやっているゆらてぃく市場やマックスバリュという地元のスーパーに行き、食材を少し買い、『島そば一番地』でそばを食べる。『島そば一番地』は、スッキリとしたスープに独特のコシのある麺が美味しいそばやさん。お店の大将がそばを作っているそうだ。
沖縄の年越しそばは、蕎麦ではなくて、沖縄のそばを食べる家庭が多いようで、スーパーなどでは沖縄そばが沢山並んでいた。
おそばを食べたら、沖縄民家を改造した居心地のいい喫茶店『和居津』へ。
畳のあるゆったりとした平屋には、既にお客さんもいて、東京の友人カップルまで来て見る見るうちにお仲間でいっぱいになってしまった。
美味しいコーヒーを飲みながらマスターと話す時間はほっこりと寛げる時間だ。
夜は前にも行った鉄板焼き『満月』へ。ストレートのカップルがやっている鉄板焼き屋さんは、沖縄料理が続いた後に食べるとほっとする美味しさだった。
その後、ゲイバー 『Another Seaアナシー』に流れて、あっという間に2018年も終わりを告げた。
⭐️島そば一番地
050-5590-2653
沖縄県石垣市字石垣1-1
https://tabelog.com/okinawa/A4705/A470501/47005319/
⭐️和居津
0980-87-0842
沖縄県石垣市石垣62
https://tabelog.com/okinawa/A4705/A470501/47016669/
⭐️鉄板居酒屋 満月
0980-87-6338
沖縄県石垣市大川17-2
https://tabelog.com/okinawa/A4705/A470501/47017095/
⭐️Another Seahttp://a.shima.tv/

ダイビングという挑戦。

分厚い教科書

荒れていても海の中は26度

実は今回の石垣島行きは、ダイビングのライセンスを取得するということがひとつの僕たちの大きな目的だった。
PADIオープンウォーターライセンスという初級のライセンスは、世界で最もポピュラーであり、厳格だとされているライセンスで、ライセンス取得後は水深18メートルまでの深さの海に潜ることが出来るようになる。
通常1ヶ月をかけて勉強する本を、12月という慌ただしい次期だったため石垣島行きまでの最後の三日間と行きの飛行機の中で問題を解いていたのだった。(学生時代に戻ったように珍しく勉強した)
ダイビングの教則本の中の文書は、たとえばこんな感じ。[以下、PADIオープンウォーター教科書より抜粋]
コントロールが取れていない(パニックしている)ダイバーは、理由のない不安感に襲われているため、意図的で落ち着いた行動を取ることができなくなり、衝動的で不適切な振る舞いを繰り返します。溺れるという恐怖心から激しくもがき、浮いていようとして、疲れ果てるまで手足をバタつかせて、体力を消耗します。
まるで、ダイビングではなく人生の話をしているように思えませんか?
ダイビングに魅せられたのは、一昨年前の石垣島で、生まれてはじめて体験ダイビングをしたこと。
その時に、「こんなに楽しいことを、何で今まで経験することをしなかったのだろ?」と思ったのだ。
人生の醍醐味のひとつは、『沢山の体験をすること。今まで経験したことのない経験をすること』だと思っている。
40代の終わりにダイビングをして、50歳でダイビングの免許を取得出来た僕は、また新しい世界を体験出来ることにワクワクしている。

島の食べものや南風

島豆腐のにんにく醤油揚げ

海鮮サラダ

アーサの天ぷら

『島の食べものや南風』は、沖縄料理にちょっとお店ならではの工夫を入れた料理を味わえるお店。今年の夏に来た時に美味しかったので、今回も楽しみにしていた。
市内の中心地である大川の繁華街にあり、ゲイバー にも近く便利な立地。相変わらずの人気店で今晩もずっと満席だった。
この店で一番好きなものは、『島豆腐のにんにく醤油揚げ』。台湾の臭豆腐を思い出す厚揚げのようになった豆腐がにんにく醤油をかけられたもの。
『海鮮サラダ』は、刺身が載っているけどとても食べやすく美味しい。
『ゴーヤチャンプルー』は、あまり僕は頼まないのだけど、ここのはホッとする美味しさだった。
『アーサの天ぷら』は、天ぷらというよりもちょっと軽いお好み焼きのようにふっくらしている。
本当は前回大好きになった『イカスミ炒飯』を食べたかったのだけど、満腹でそこまで行かなくて、3人で飲んで食べて一人3000円丁度という値段に驚いた。
東京の2/3くらいの値段だろうか。素晴らしい石垣島。
⭐️島の食べものや南風
0980-82-6027
沖縄県石垣市大川219
https://tabelog.com/okinawa/A4705/A470501/47000308/

舟蔵の里

ドゥル天

グルクンの唐揚げ

イカスミジューシー

3時半に起きて、朝イチの便で石垣島へ。
前回、シュノーケリングをしている時にマンタに出逢い、石垣島にいつか住むことを夢見はじめた僕たちは、旅行から帰るや否や年末年始の石垣島旅行を取った。
「夏の生命の力がみなぎるキラキラした石垣島だけではなくて、冬の曇りか雨の石垣島を見に行こう」
夜は、偶然同じ便で石垣島に飛んで来たゲイの友人と一緒にご飯を。前から行きたかった『舟蔵の里』へ。
『舟蔵の里』は、市内中心部からタクシーで10分ほどの周りが畑で真っ暗な場所にある沖縄料理屋さん。三線と踊りのライブが一日2回ある。
料理はお願いすると驚くほどのスピードで出てくる。フーチャンプルー、島らっきょう、ジーマミー豆腐の揚げだし、どれもとても美味しい。
そして特筆すべきは、『ドゥル天』。那覇にある『うりずん』でも有名料理だけど、中がふっくらしたコロッケのようなやさしい味。
イカスミジューシーを食べたら歯が真っ黒になったけど、これは沖縄に来てあったら毎回注文してしまうほど好きな食べもの。
ソーミンタシヤーは、具材がネギしか入っていないけど、いつまでも食べていられるようなしみじみとした美味しさだった。
⭐️舟蔵の里
0980-82-8108
沖縄県石垣市字新川2468-1
https://tabelog.com/okinawa/A4705/A470501/47000981/

Kのハッピーバースデー。

実は12月がとても慌ただしく、息もつけない毎日を過ごしているうちに、27日になってしまった。
家からすぐのケーキ屋さんにKの誕生日ケーキを頼んであったので、夕方の来客の前に慌てて取りに行った。
4人の来客が帰って、晩ごはんを食べてから、ケーキに火を灯した。
「出会った頃は27歳だったのにね…」
「ただしくんだって43歳でした…」
「ほら、Kちゃん、願いをこめてね」
「ただしくんも誕生日だったんだから願いをこめてあげて」
ちょっと恥ずかしそうに火を消すKの顔を見ながら、子どもの頃のような誕生日ケーキに温かい気持ちになる。
34歳の年も、Kにとって幸福な年になりますように。

『新宿ダイアログ』はじまります。

僕がイラストを描きデザインしました。

先日ここにも書いていた新しいお店が、2019年1月11日にオープンします!
ぜひ遊びにいらしてください!
【カフェ・バー&イベント・スペース『新宿ダイアログ』オープンします!!】
新宿三丁目駅近くの、新宿ビル1号館の2階・3階に、カフェ・バー&イベント・スペース『新宿ダイアログ』が、1月11日(金)にオープンします!
テーマは「世界のみんなと、ごいっしょに」。
国連が定めた持続可能な開発目標「SDGs」について、身近に感じ、知恵をシェアし、気軽なアクションにつなげるための、いろいろな「対話」が生まれる場所になりたいと思っています。
2階は、カフェ・バー。
8:00~17:00のカフェ担当に、元「おやきカンパニー」のノムさん・トモさん。
18:00~24:00のバー担当に、トランスジェンダー・スピーカーとして活動する瞬。
それぞれ、こだわりの美味しいご飯や飲みもの、楽しいお話を提供していきます。
3階は、イベント・スペース。
テーマに共感いただける方々と、まさに、いっしょに創っていく空間。
トークショー、映画上映会、ワークショップなど、いろいろな企画の会場として利用可能となります。新しい出会いや繋がりをひろげて行きましょう。
オープン日の1月11日(金)から1月14日(月・祝)までの4日間、オープニングパーティーを開催します!
【「新宿ダイアログ」オープニングパーティー】
日程:1月11日(金)・1月12日(土)・1月13日(日)・1月14日(月・祝)
時間:15:00~21:00
※お好きな時間にお越し頂き、お帰り頂けます。お気軽にどうぞ。予約は不要です。
会費:2000円(1ドリンク・軽食付き)
場所:新宿ダイアログ
〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目1番32号 新宿ビル1号館 2階・3階(最寄駅:新宿三丁目駅 C4出口 徒歩3分)
「新宿ダイアログ」メンバーでお出迎えさせて頂きますので、新年会も兼ねて、皆様、是非お気軽にご参加下さいませ!皆でダイアログ(対話)しましょう!「新宿ダイアログ」、どうぞ宜しくお願い致します!

焼鳥今井

家のすぐそばなのに、なかなかこの店の前の道を最近は通っておらず、思いがけず素敵なお店が出来ていたのを知らずにいた。
我らが神宮前二丁目にある『焼鳥今井』は、カウンターだけがぐるりとコの字に囲まれたスマートで雰囲気のいい焼き鳥屋さん。
その昔長いことナポリタンなんかを置いていた古臭い喫茶店だった場所が、お洒落な焼き鳥屋さんに変身していた。
シンガポールから友人カップルが来たので、クリスマスなので『焼鳥』にしたのだ。
鳥の質もさることながら、やはりきちんと『炭火』でゆっくり丁寧に火を入れることで作り出される焼鳥は、一つ一つ本当に美味しい。
レバーとイチゴの組み合わせは好きではなかったけど、こんな新しい試みをするところも面白いと思う。
他には鹿肉なんかも出てきて、次々に運ばれてくるお皿が楽しみでしょうがなかった。
デートに最適なクールだけど和める焼き鳥屋さん。
⭐️焼鳥今井
03-6447-1710
東京都渋谷区神宮前3-42-11 ローザビアンカ 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1306/A130603/13025995/

筥崎宮

1274年と1281年2度にわたり日本最大の国難と言われる蒙古襲来(元寇)があったというのは、その昔教科書で読んだこと。
1259年に天皇になり、1274年に上皇となっていた亀山上皇は、
「我が身を以て国難に代わらん」
と、異国降伏を祈願したそうだ。
1度目は3万人、2回目の襲来には10数万人の元軍が壱岐対馬を占領し博多湾に押し寄せた時に、2回にわたり大風が吹き荒れ、元軍に大打撃を与え引き返していったというのが今も伝わる『神風』の由来。
そんなお話が今も色濃く残る神社がこの『筥崎宮(はこざきぐう)』。
何十回と福岡に来ているのに、はじめてお参りをすることが出来た。
『筥崎宮』は、京都の『石清水八幡宮』大分の『宇佐神宮』とともに日本の三大八幡宮の1つだそうだ。
穏やかで気持ちのよい空気が流れていて、お参りをしようと本殿の前に立つと、文字が大きく書かれてあった。
『おのが身はかえりみずして人のため
つくすぞ人のつとめなりける』明治天皇御製
この言葉を見るために、ここに来たのだなと、なんだか清々しい気持ちになったのだった。

焼肉すどう

たん・ランプ・はらみ

ステーキ

休ませる

昨夜の『しん進』もまた行きたくなるお店だったけど、これまた素晴らしい焼肉屋さんを見つけてしまった。
『焼肉すどう』は、焼肉屋さんでありながら、店員さんがつきっきりで肉を焼いてくれる割烹料理のような不思議なお店だった。
ユッケから始まり、オイキムチやキュウリが運ばれて、野菜サラダ。
ランプ・はらみ・たんの3種類をさっぱりと塩で焼いていただき、焼いたネギを粉にしたものを胡椒のように載せる。
ステーキは、筋を縦に見ながら上下だけをひっくり返し焼き寝かせて中身の温度を上げてゆく。
炭火で職人が焼いてくれる肉はやはり美味しくて、肉を焼くにも技が必要なのだとわかる。
この店に似ているお店を上げるのは難しいけど、しいて言えば京都の『京洛肉料理いっしん』だろうか?
美味しいお肉をほんの過ごしずつ贅沢に食べたい人にはたまらないお店。
⭐️焼肉すどう 春吉
092-287-8015
福岡県福岡市中央区春吉3-11-19 1F
https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400103/40043061/

しん進。

イイダコ・ナマコ酢・あん肝、手作り蒲鉾

お刺身の盛り合わせ

クジラ

おかげさまで、50歳になりました。
ありがとうございます。
考えてみるとずっとここのところ、誕生日は福岡で過ごしている。
Kとつきあい出してから頻繁に訪れるようになった福岡は、今となっては第二の故郷だと思っている。
福岡の美味しそうなお店はだいたい行っているような気がするけど、まだまだ行こうと思いつつ行けてないお店があり、今年の誕生日は、そんなお店のひとつ『しん進』で晩ご飯をいただいた。
『しん進』は、コースでもアラカルトでも頼める料理屋さんで、大将は30代終わりか40代はじめだろうか。カウンター席の他にお座敷が3つくらいあってこの時期ならではの賑わいを見せていた。
お任せでお願いしていたので、少しずつ料理が運ばれてくる。最初にしめ鯖寿司と車海老寿司が供されて、確かな味に安心する。
車海老寿司
しめ鯖寿司
うに胡麻豆腐
イイダコの煮付け
あん肝
ナマコ酢
手作り蒲鉾
ふぐ刺し
しめ鯖
イカ
赤貝
ヒラマサ

ふぐの皮
クジラ盛り合わせ
平貝
自家製カラスミ
蓮根饅頭
ふぐの白子焼き
ふぐの唐揚げ
アラの蒸し物
車海老の炊き込みご飯
赤出汁
クジラもふぐもアラも食べられて、リーズナブルな値段は、東京では考えられない。
ミシュランの星がつくような小綺麗なお店ではないけど、素材を生かしたお料理で美味しいというのはこういうことだと教えてくれるお店。
蓮根饅頭もきちんと濃いめのお出汁が効いていて、また来たいなと思わせる素晴らしい料理屋さんだった。
⭐️しん進
092-771-9333
福岡県福岡市中央区西中洲5-15 セントラルパークタワー 2F
https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400103/40011666/