LIZA・MINNELLI

ライザ・ミネリが好きだ。

映画「キャバレー」からして本当に最高なのだけど、僕はこのラジオシティに出演していた頃にニューヨークによく行っていたので、彼女のステージを一度でも見ていればよかったと何度も後悔している。

「そんなに踊ったら、もう心も体もボロボロになって死んじゃうよ!」と心配になるくらい踊り続ける彼女のステージは、まさに彼女の生命をかけた芸術だったと思う。

自分が行きたいと思うアーティストのライブは、いつか行けたらいいな・・・などと考えずに、行ける時に無理をしてでも行っておいた方がよいと思う。いつか歳をとってできなくなったり、亡くなってしまうから。

Tiffany

87年に世界的にヒットした曲に「I Think We’re Alone Now」という曲があって、その当時大大大好きだった。

Tiffanyという若くてかわいい女性シンガーなのだけど、白人なのにその声はソウルフルで力強かった。

それが、最近のTiffanyが同じ曲を歌っているビデオを見て圧倒されたのだ。

若い頃の面影は全くないと言っていいくらいに年老いたおばさんが、

同じ曲をキーを落として歌っている様は圧巻で、目が釘付けになってしまった。

人はみんな年をとる。僕も。あなたも。

でも、こうやって元気に自ら昔の自分のビデを歌うなんて最高ではないか。

今後の彼女の活躍に期待したいと思う。

往年のTiffany

4年前のTiffany

Rush Rush

90年代はじめに活躍した女性シンガーにポーラ・アブドゥルがいる。

僕は彼女の声が大好きで、特に「Rush Rush」という曲が好きだった。

先日久しぶりにYouTubeで見た彼女のビデオが懐かしく、Kも好きになったみたいで何度も繰り返し見ている。

その当時は気づかなかったけど、ビデオにはキアヌ・リーヴスも出ているのに気づいた。

ポーラ・アブドゥルはジャネットジャクソンの振り付けをしていたのでダンスもキレキレ。

身体はとても小さいのによく動くそのダンスに目が釘付けになってしまう。

80年代から90年代のミュージックビデオは心に残る曲ばかりで、曲を聴きながら2丁目で遊んでいた懐かしい仲間たちの顔を思い出すのだ。

てぃんさぐぬ花

沖縄の歌で僕の一番好きな歌は、「てぃんさぐぬ花」だ。

これは、親の教えの大切さを歌詞に込めた曲なのだけど、独特の琉球音階と沖縄の言葉が奇跡のように美しい曲。

今日沖縄は、本土復帰50年を迎え、天皇皇后両陛下も東京から中継で式典に参加されていた。

那覇高校の合唱部がこの「てぃんさぐぬ花」を歌い、改めて美しい曲だと思ったのだ。

沖縄戦では県民の4人に1人が戦争で亡くなった。そして今でも日本の国土の0.6%しかない沖縄に、およそ7割の米軍基地が存在している。

我々は、沖縄の大きな犠牲を心に刻み続ける必要があると思うのだ。

⭐️てぃんさぐぬ花https://youtu.be/hQbi7SewXOQ

アンマー

沖縄県民の一番愛する歌をいつかラジオで特集していた。

一番はどんな曲になるのだろう?と思いながら、僕は、Beginの「島人の宝」かTHE BOOMの「島唄」かなと思っていたのだけど、結局一番は、かりゆし58の曲「アンマー」だった。

このアンマー。僕は今までそんなにきちんと聞いたことはなかったのだけど、改めて聞くとじんわりと泣けてくるような素晴らしい曲だった。

普遍的な母親像がしっかりと焼き付けられている。

 

https://youtu.be/4_OKI91h3tw

You will be found

Dear Evan Hansenというミュージカルの曲で、「you will be found」というがあって、ミュージカルは見ていないのにいい曲だなあ・・・と思い、ミュージカルもいつか見たいなあと思っている。

最後にミュージカルを見たのは、数年前にKと一緒にニューヨークに行った時だろうか?

ワクチンが普及すれば、今年の秋以降くらいからは、海外旅行にもいけるようになるのかもしれない。

また行きたいな。そしてあの劇場のはじまる前の興奮を味わいたい。

Welsh of the West End

コロナ禍の中、You Tubeで様々な人たちが動画を立ち上げている。

昨年から時々チェックしている動画は、ロンドンのWest Endのキャストによる動画。

⭐️One Day More [Les Misérables]

歌を歌っているだけなのに、聴いているとミュージカルのシーンが浮かんで来る。

それぞれに個性があって、どの曲も聞きごたえがある。

⭐️Seasons of Love [Rent]

一般人の歌とは全く違う、プロの力。

ホイットニー・ヒューストンへのオマージュ。

時々youtubeで、往年のホイットニー・ヒューストンの歌唱を探して聞いてみる。

あまりも若かった彼女の死が、今も残念でならないのだ。

レズビアンでありながら、ボビーブラウンと結婚をし、彼女の名声に嫉妬したボビーブラウンによって暴力を振るわれ、薬漬けになっていったホイットニーの生き方はとても悲惨にも思えるけど、彼女の遺したものはあまりに大きかったと思う。

ジェニファーハドソンが生前にホイットニーに向けて歌った素晴らしいパフォーマンスを見ると、彼女が晩年のホイットニーをいかに心配していたか、そして尊敬していたのかがわかる。

ホイットニーの追悼したアレサフランクリンのピアノと歌も、シンプルで力強く、いつまでも心に残っている。

ブラジルの水彩画

『ブラジルの水彩画』という曲のことを、以前も一度ここに書いた。http://jingumae.petit.cc/banana/1697603
以前ここに書いた『ブラジルの水彩画』は、ジョアン・ジルベルト、カエターノ・ヴェローソ、ジルベルト・ジルの3人による豪華なかけあわせ。https://youtu.be/-ID-7RyRAHQ
ここにあげるバージョンは、大好きなエリス・レジーナによるもので、『ブラジルの水彩画』と40年代のサンバである『nega do Cabelo Duro 硬い髪の黒人女性』のミックス。⭐️Aquarela do Brazil-Nega do Cabelo Durohttps://youtu.be/V-S1hbRrHmg
暑くなってくると、なぜかボサノヴァが聴きたくなる。ポルトガル語の美しさもさることながら、エリス・レジーナのこの余裕というか、天性の間は、他の誰にも作り出せないものだなあと思う。