もつ酒場 黄金

外苑前の、熊野神社の斜め前に、「もつ酒場 黄金」という店があって、前を通ることはあっても入ったことはなく月日が過ぎていた。

先日前を通りかかった時に、中をふと見ると、偶然近所に住んでいるエステティシャンの女性の友人が、まだ早い夕方からカウンターで一人、お酒を飲んでいた。

その姿を見て、オヤジのようでちょっと笑ってしまったのだけど、それがきっかけで先日「黄金」に行ってみた。

じゃこのサラダ

お料理は、全体的に安く、お酒も外苑前と思えない安さ。もつ鍋は2人前で1800円と書いてあるけど、もつもしっかり入っているし野菜もたくさん。
唐揚げ
白牛すじ煮込み
もつ鍋

牛すじ煮込みって、一般的にはこんにゃくが入っていて変に甘いものが多いけど、僕はあれが苦手で、この店でこんにゃくは入っていないのを確認して、「白牛すじ煮込み」を頼んだら、これが塩味であっさりとしてめちゃくちゃ美味しかった。
ちゃんぽん麺

シメのちゃんぽん麺に至るまで、どれを頼んでも美味しく、このコスパはなかなかないな。また食べにきたいと思える良店だった。

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犬と一緒に暮らしたい。

熱海への引越しを考えた時に、真っ先に浮かんだことは、犬と一緒に暮らすこと。

車で海に行き、犬と一緒に海辺を散歩。時には山に行き、川で遊ぶ。

そんな田舎暮らしを考えた時に、昔から飼いたいと思っていた大型犬のスタンダードプードルにするか、ゴールデンレトリバーにするか、いつまでも迷っていたが、今の所、スタンダードプードルの子どもが家に来る日を楽しみにしている。

Kは自分の家で犬を飼ったことがなかったようで、僕以上に犬を飼うことを楽しみにしているのがわかる。

犬の飼い方やしつけの本を今から読み込んでいて、夜は食事が終わった後に、犬のyoutube を追いかけていて、二人でプードルのyoutubeを見たり、犬のしつけ方のyoutubeを見ている。

そんな姿を見ていると、まるで赤ちゃんを持つことを楽しみにしている母親のようで、とてもかわいい。

車の運転。

先週末に松本に行った時に、車の運転は僕がした。

今までは大分でずっと運転していたKが運転してくれていたのだけど、先日財布を落としてしまい、その中に免許証も入っていて、もしかしたらまだ戻ってくるかもしれないと思って再発行の手続きをしていなかったのだ。

僕は、10代から20代終わりまでは、たくさん車に乗っていた。車で遠出して伊豆に行くこともあったし、横浜や茅ヶ崎の友人を車で送って帰ることもあった。

20代の終わりに一人暮らしをするようになり、その時に駐車場は持てなかったので車は諦めた。それから思えば30年以上、まともに車を運転してこなかったのだ。

どこか旅行先でほんの少しレンタカーを運転することはあっても、ほぼ運転していないので、今ではハンドルを握ると緊張するし、車幅がわからなくて、車庫入れに苦労する。

それを見ているKは横で大笑いで、僕はますます緊張するのだ。

その昔父がよく言っていた。「車の運転は自転車や水泳と同じで、一度覚えたらしばらく運転していなくてもすぐにできるものだ」

でも、ちょっと違う気がする。30年ぶりの運転は、慣れるにはまだまだ時間がかかりそう。

小籠包マニア 原宿店

原宿駅の竹下口近くに、「COMACHI」という小さなレストランが集まった商業施設がオープンした。

その中に、「小籠包マニア」というお店があって、ランチに訪れてみると、あっという間に店の外にも並ぶほど人が集まった。

ランチだったので1200円くらいだったのだけど、魯肉飯も入って食べ応えもあった。

小籠包が、台湾の小籠包のように小さくて美味しい。今度は夜に訪れて、お腹いっぱい小籠包だけ食べたいと思ったのだ。

⭐️

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L’ATELIER DES SENS

安曇野で、「L’ATELIER DES SENS」というフレンチを訪れた。

フランスの公邸料理人を務めていたシェフの作るお料理は、安曇野の野菜と信州の食材を使った優しいお料理。

ラムの煮込み

野菜が力強く、シンプルな味付けだからこそ、より一層美味しく感じられる。

安曇野は、広々とした田畑と、遠くに山々が連なる美しい風景の町。松本からは車で30分くらい。

お蕎麦も美味しいけど、フレンチやイタリアンも美味しいのは、きっとここの空気とお水が美味しいからだろうな。

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栞日 shioribi

松本に、素敵なカフェ兼本屋さんがある。

その名も、「栞日」しおりび。


先日、朝早く起きた松本で、ホテルからてくてく歩いて行くと、「栞日」にはすでにお客さんがいて、思い思いにコーヒーを飲んだり、本を眺めている。

本のセレクトも独特で、僕が持っている類の料理に関する本もあるけど、「こんな本、一体何部くらい作られているんだろう?」と思わずにはいられないような変わった自費出版のような本まで並んでいる。

二階には、たくさんの本があって、本好きは迷わず2階を目指して、気に入った椅子やソファでくつろぎながら本を読んでいる。

こんなお店、東京でもなかなかないなあ・・・と思うのだ。

一冊の本が導く入り口が、このお店中に無数にあって、様々なお客さんが自由に訪れる。

いいなあ。松本。また春になったら遊びに来たいなあ。

⭐️栞日https://sioribi.jp

国勢調査の回答の仕方 : 同性カップルの場合

僕も最近まで知らなかったのですが、国勢調査では、同性カップルで同居をしている僕たちの実態は、今まで全く反映されていませんでした。ようは、『同性カップルは、想定されていない』ということにそれが当たり前になっていたようです。

そこで、国に対して同性カップルの正確な回答を届けるために、回答の仕方を下に添付しました。

⭐️国勢調査への回答の仕方https://www.marriageforall.jp/blog/20200825/

〈以下、marriage for all japanのHPより抜粋〉

今年は5年に1度の国勢調査の年。

10/1から、最大規模の悉皆調査である国勢調査が行われます。

しかし、現状の国勢調査では、同性カップルの数は公表されていません。それぞれを「世帯主」「世帯主の配偶者」と回答しても、二人が同性だった場合、「誤記」され、他の項目にまとめて集計されてしまっています。

そのため、同性カップルの数を無視せずに、きちんと集計してほしい!という声を、9つのLGBT団体連名で総務省や国会議員に届けました(名付けて、レインボー国勢調査キャンペーン)。

この声が届けば、のちに「同性カップルの数」として集計・公表される可能性があります。

同居している同性カップルの皆さんは、ぜひ、それぞれ「世帯主」「世帯主の配偶者」と回答してください!

同性カップルは”想定外”の存在ではなく、実際に存在しているんだと、国に知らせることができます。

●国勢調査の実施期間:下記の期間にわたって回答できます。
インターネット回答 : 9/14(月)―10/7(水)
調査票(紙)回答 : 10/1(木)―10/7(水)
https://www.kokusei2020.go.jp/index.html

愛するものを失った時に。

松本の器屋さん「陶片木」を訪れた際に、またあの猫に会えるかと思っていたのだけど、猫は残念ながら他界していた。

店員さんに猫に会えなくて残念だと伝えると、店の入り口にありし日の猫の写真があるから見て行ってくださいと言われて眺めた後、店を後にした。

ホテルに着いて、購入した器などを開けると、器とともに手紙が添えられていた。

『死はいつか必ず訪れる。
だから、誰かを愛することは、
耐えがたい悲しみを育むことでもある。』

誰か、何かを愛することがなければ、それを失うというとてつもない喪失感を味わわずに済むのだろう。

それはわかっていても、誰かを愛し、それを失った時に途方に暮れるのだ。

昔、犬を飼っていて老衰で亡くした時に、心が砕けてしまうかと思ったのを覚えている。

今回また、僕とKで犬を飼おうと話しているのだけど、その悲しみがいつかやってくることはわかっていながら、それでも犬と一緒に暮らし、愛する日々を選択しようと思っているのだ。

たとえ大切な家族を失ってしまったとしても、彼らを愛した日々は、決して失われるものではないのだから。

陶片木

松本に来るたびに訪れる器屋さん「陶片木」は、もうかれこれ30年くらいの付き合いだろうか。

胡麻すり鉢やざる、小さな豆皿まで、この店で購入した器や生活用品は数知れない。

先日、白い小さな豆皿を僕の手違いで割ってしまい、縁が割れたまま使っていたのだけど、松本行きを決めて同じ器があれば買おうと意気込んで来たのだ。

やはり、豆皿は同じ場所に変わらずにあって、無事に購入することができた。

ついでに違う形の豆皿と、手で作られた調理用のスプーンを手に入れた。

この店の生活雑貨は、料理を本当にする人にはわかる考えられた用の美を持っていて、買って家で使ってみてはじめてその価値がわかるようなものたちが並んでいる。

この調理用スプーンも、きっとその便利さに驚かされる日が来るだろう。

⭐️陶片木http://nakamachi-street.com/shop/touhenboku/

三城

元々、この連休は石垣島を予約していたのだけど、仕事の都合で休めなくなり、やむなくキャンセル。急遽最後の2日間を使って松本に来た。

松本は、大抵ゴールデンウィーク頃に来ることが多いのだけど、秋のはじめの松本もとても清々しい空気だった。

ランチに目指したのは、松本で一番好きなお蕎麦屋さん「三城」。

この店は基本的に予約が必須なのだけど、今回の旅行も突然決めたこともあり、まずはお店に行ってみることに。

案の定予約でいっぱいの店内だったけど、女将さんが気を遣ってくださり、なんとか大きなテーブルに座ることができた。

日本酒をいただき、舞茸を味わう。

蕎麦はしっかりと量があり、蕎麦つゆも前回同様甘過ぎず好みの味だ。

この店で蕎麦を食べるためだけに松本に来てもいいくらい、この「武士」のような女将さんが営む蕎麦屋さんが僕は好きだ。

⭐️三城
0263-35-0234
長野県松本市大手3-3-5
https://tabelog.com/nagano/A2002/A200201/20000629/