ロゴができました。

CUCINA AZZURRAのロゴが完成した。

イタリア語で「キッチン青」ということだけど、CUCINAとつけたからには「イタリアンだよな・・・」と思うお客様もいるに違いないのだけど、イタリアンのランチの持ち帰りって色々試行錯誤を重ねたところ結構難しいことに気づいた。

パニーニはできるけど、あまり受けるとは思えないしあまり作るたい気がしていない。パスタ類は総じて冷めれば冷めるだけ不味くなる。メインは宮古島の海南下で食べるにはちょっと重たすぎる気がする・・・

それはともかく、1品はイタリアンを用意しておいて、お店のコンセプトとしては僕たちが美味しいと感じた世界のランチをお届けすること。

それと、宮古島という高温な場所で食べておいしいと感じるもの。

世界のおいしいランチを少しずつ取り上げて行きたいと思っている。

ウミガメ

いつものように海と空を連れてドイツ村まで散歩をする。

ドイツ村には遊歩道があって海へと続いている。

波が穏やかで運が良ければウミガメが見られる。

いつもウミガメはいるのだけど、空気を吸いに浮かんでくるタイミングを見つけることや、空気をすっても3回くらいでまたすぐに海野中に潜り込んでしまうので一瞬のタイミングしかないのだ。

今日は久しぶりにラッキーなことにウミガメを2匹も同時に見ることができた。

つがいのウミガメかもしれないけど、ウミガメを見るとその日はとてもラッキーに思える。

55歳になりました。

朝起きたら宮古島も寒く、気温は14度だった。

14度でも沖縄では強い北風が吹くと体感温度としてはとても寒く感じるものだ。

寒いのでのんびりと過ごしていたら母からいつものようにお祝いの電話が入る。

毎朝の日課となっているお散歩に海と空を連れて行き、帰ってから先日食べたキャベツとジャガイモのスープと「ヤンソンさんの誘惑」を厚切りの食パンに載せて朝ごはんを食べる。

晩ご飯はお寿司屋さんで持ち帰りのお寿司を買って帰り家でゆっくりと日本酒を飲みながらお寿司をいただいた。

Kは無印良品のガトーショコラを作ってくれてとても美味しくいただいた。

海と空と太陽とKがみんな健康でいてくれるだけで、僕は本当に幸せなのだとしみじみと思う1日だった。

海と空

空が奈良県から我が家にやってきて2か月が過ぎた。

空が家に来たばかりの頃は、海は空のことをあまり気にかけず、

どちらかというと距離を置いて眺めていた。

空がそばにくると自分からささーっと他の場所へ逃げてしまうといった感じ。

でも、日が経つにつれ海は空のことを気にかけるようになっていった。

その姿はまるで妹に社会のルールを教えるお兄ちゃんのよう。

空は空で海のことをいつも追いかけていて、なんでも真似するようになっていった。

外に誰か他の人の気配がして海が吠えると、空も慌てて一緒になって吠える感じ。

また、散歩に行く前に玄関でおすわりをさせると、

海のおすわりを見て空も座るようになり、

海から空は色々無ことを学んでいるのがわかる。

二人で一緒に散歩に行くと、並んで歩いているだけで本当に喜んでいるのがわかる。

大型犬の一頭目を迎える苦労に比べたら、

2頭目を迎えることはなんとハードルが低いことかと思う。

わんちゃん同士の相性もあるのかもしれないけど、

海と空は兄妹のように仲良く過ごしているのはラッキーなことなのかもしれない。

台風は、海を整理し、人間にも自分や身の周りを整理する時だと教えている。

そんなことを宮古島出身の人が呟いていた。

夜の3時ごろだっただろうか、冷房が止まり停電に入った。

停電は宮古島では7000軒くらいに広がり、結局14時間くらい経った後夕方に電気が回復した。

昨年の台風でも12時間の停電があったので、僕たちは停電することも視野に入れながら過ごしていた。

冷凍庫はパンパンにしていたし、冷蔵庫にも魚などの腐りそうなものは先に食べてあった。

停電になったら冷蔵庫も冷凍庫も一度たりとも開けないようにした。

こうすることによって庫内の温度が上がりにくく、12時間程度なら冷凍庫内のものも溶けずにほぼそのままの状態でキープできるのだ。

調べたところによると、54時間くらいは大丈夫と書いてあったけど、そこまでの停電はちょっと難しいかもしれないとも思う。

幸い宮古島はそれほど暑くなくて、28度くらいだったので湿気はあるものの平気で過ごすことができた。

台風を一つ一つ経験するたびに、自然の驚異的への備えや対処の仕方を学んでいく。

時間があるので、自分の中の整理することも考えてみることにしよう。

暮らすように旅はしない。

時々宿のコピーで見かけるのが、「暮らすように旅をする」という言葉。

でも僕は旅をする時に、「旅行で暮らしを味わいたい」とは思わないようだ。

旅行はあくまでも旅行であって、日常の暮らしや生活からはかけ離れていて欲しいと思う。

AZZURRAの部屋をデザインする時に、いろいろなところで選択を迫られた。

例えば、洗濯機と乾燥機を部屋ごとに設置するか。キッチンのコンロはどうするか。

色々悩んだ挙句、洗濯機と乾燥機は共用スペースに1台取り付けて使いたい人月変えればいいかということにした。

キッチンもミニマムにして、1口のIHにした。本格的に料理をしたいという人がいないわけではないだろうけど、2口のガスコンロをつける気にはならなかったのだ。

結局そうしたことで今のところよかったと思っている。

僕は暮らすように旅はしない。

旅は非日常であって欲しい。

サガリバナ

サガリバナのことはここに何回か書いた。

夜に咲くサガリバナは、宮古島ではライトアップ燃しているところもあって、地元の人も旅行者もたくさん訪れている。

僕たちの家の向かいに先日サガリバナが植樹されていてライトアップはされていないのだけど、いつも海を連れて自由に走り回らせている公園なので朝早く行ってみることにした。

朝早い時間帯のサガリバナは、まだ花が全ては落ちていなくて、咲いている花もあれば下に儚くも散ってしまった花びらが落ちていて、それはそれでとても綺麗な光景だった。


一年の中でも今の時期だけしか咲かないサガリバナを、来年も楽しみに待っていようと思う。

お米・お肉・容器。

今日はお米屋さん、お肉屋さん、容器屋さんを見に行き、どこで材料を仕入れるか、どんな容器を使うかを考え始めることにした。

テイクアウトのランチ営業を始めるにあたって、自分たちなりのオリジナリティーのあるメニューにするのはもちろんのこと、持ち帰る容器も環境に配慮したものにしたいと思うからだ。

宮古島の海は信じられないくらい美しいのだけど、時々海外から流れてきたゴミが岩場に落ちていたりするのを見かけることがある。

僕たちの提供する容器がゴミとなって海に捨てられないように、もう一工夫できないものかと考えているところ。

坂本龍一さん。

広告代理店で長いこと働いていたのだけど、仕事をする中で様々な著名人にお会いする機会があった。

坂本龍一さんとはニューヨークで撮影をする機会があり、撮影の後に一緒に日本料理屋さんでご飯を食べてお酒を飲む機会があった。

撮影自体はとても緊張されているようだったのだけど、撮影が終わったら開放感からか、とても気さくな雰囲気で誰にでも分け隔てなく接するやさしい人だということがわかった。

食事の席では、チャクラの話や食べた方がいい野菜、食べると太ってしまう食材などに話が及んだ。

その頃の坂本さんはガンとの闘病生活の中にあり、食材にもとても気を遣っていらっしゃったのだと思う。

外苑前の樹木伐採に反対する声明を出されたばかりだったのに、急な訃報を聞き心がざわざわした。

日本や世界の平和を願い、戦争をことごとく非難した坂本龍一さんの遺志を忘れずに、これからも僕たちは沈黙することなく行動していきたい。

レモンが咲きはじめた。

庭でなんだかいい匂いがするなあ・・・とあたりを見回したら、庭のレモンの花が咲いていた。

東京では5月ごろに咲き始めるようだけど、宮古島では気温が高いからもう初夏だと思っているのかもしれない。

このまま花を咲かせて実をつけさせていいものか悩んでいるところ。

結局昨年なったレモンは100個は行かなかったけどかなりの数で、ツイ最近まで冷蔵庫に食べきれないくらいレモンが置いてあった。

果実が家で収穫できるというのはそれだけで本当にありがたいものだ。

田舎ではこんな事は当たり前なのだろうけど東京育ちの僕にとっては、自然の中で生きている感覚がとても新鮮に感じられる。