コロナ禍の中、You Tubeで様々な人たちが動画を立ち上げている。
昨年から時々チェックしている動画は、ロンドンのWest Endのキャストによる動画。
⭐️One Day More [Les Misérables]
歌を歌っているだけなのに、聴いているとミュージカルのシーンが浮かんで来る。
それぞれに個性があって、どの曲も聞きごたえがある。
⭐️Seasons of Love [Rent]
一般人の歌とは全く違う、プロの力。
外苑前→熱海→宮古島 年の差ゲイカップルの宮古島生活。
コロナ禍の中、You Tubeで様々な人たちが動画を立ち上げている。
昨年から時々チェックしている動画は、ロンドンのWest Endのキャストによる動画。
⭐️One Day More [Les Misérables]
歌を歌っているだけなのに、聴いているとミュージカルのシーンが浮かんで来る。
それぞれに個性があって、どの曲も聞きごたえがある。
⭐️Seasons of Love [Rent]
一般人の歌とは全く違う、プロの力。
奄美大島の「大島紬」は、イランのペルシャ絨毯・フランスのゴブラン織りと並ぶ世界三大織物だというをご存知だろうか?
大島紬とは、約1,300年の歴史を誇る日本の伝統的工芸品で、奄美大島を本場生産地(発祥の地)とする絹織物。
僕たちは今回、「大島紬村」というところでその大島紬が作られる工程を見学したのだけど、泥で何十回も染め絞りを入れた絹を、複雑な模様をデザインして決めてから丁寧に織っていく工程をつぶさに見ていると、一反が安くても30万円するというのも頷ける。
黒のように漆黒ではなく、泥を使った微妙な色調は、繊細で奥行きがある。本当は、お揃いの着物を仕立てたいと思うけど、それほどのお金は持っていないので、今回は記念にコースターだけ買って帰った。
こんな小さなコースターでも、使いながらあの奄美大島の大島紬の工程を思い出すのだ。
⭐️大島紬村http://www.tumugi.co.jp/index.html
奄美大島で僕の知っていることといえば、日本画家の「田中一村」のことくらいだった。
田中一村は、僕がまだ美術学校の学生だった頃、NHKの特集で知った画家。東京芸術大学に入学するも2ヶ月あまりで中退、その後、添付の白い花で一度青龍展に入選するも、その後は一度も中央画壇に入線することはなかった。50歳で奄美大島に移住し、紬工場で染色工として働きながら絵を描き、貧しくも自分の描きたい島の植物や動物を描き続けた孤高の画家。
田中一村との不思議な再会は、実は今年の夏に訪れた宮古島で、田中一村の絵がレストランの表に飾られていたのだ。その絵につられて入ったレストランはとても美味しく、大将は一村の絵に憧れて奄美大島など各地を巡り、宮古島に辿りついたということだった。
奄美大島には、「田中一村田中一村記念美術館」があり、「田中一村の終の住処」も名瀬に移築されて展示されている。
田中一村の作品を纏って見られるのは、おそらくこの記念美術館だけだろう。奄美大島の湿度の高い気候の中で取り入れた高床式の建築物は美しく、水の上に浮かんでいる。
学生時代の作品から、南画、世間から忘れられて貧しい暮らしの中で描き続けた作品は、50歳を過ぎて奄美大島に移住したことで、新しい展開を見せ始める。
最後まで独身を貫いたのは、どうしてだったのだろう?ゲイだったのだろうか?などと夢想しながら、充実した時間を味わった。奄美大島に行くことがあったら、接待に訪れて欲しい素晴らしい美術館。
⭐️田中一村記念美術館http://amamipark.com/isson/