大島紬。

奄美大島の「大島紬」は、イランのペルシャ絨毯・フランスのゴブラン織りと並ぶ世界三大織物だというをご存知だろうか?

大島紬とは、約1,300年の歴史を誇る日本の伝統的工芸品で、奄美大島を本場生産地(発祥の地)とする絹織物。

僕たちは今回、「大島紬村」というところでその大島紬が作られる工程を見学したのだけど、泥で何十回も染め絞りを入れた絹を、複雑な模様をデザインして決めてから丁寧に織っていく工程をつぶさに見ていると、一反が安くても30万円するというのも頷ける。

何十回とシャリンバイで染める。

シャリンバイから色を煮出す。
ルリカケスも見られる工房の庭
織物のデザインを決めてから、どこにどの色を染めるかを決める。
仕上がりを想定して色を入れる。
龍郷柄

黒のように漆黒ではなく、泥を使った微妙な色調は、繊細で奥行きがある。本当は、お揃いの着物を仕立てたいと思うけど、それほどのお金は持っていないので、今回は記念にコースターだけ買って帰った。

こんな小さなコースターでも、使いながらあの奄美大島の大島紬の工程を思い出すのだ。

⭐️大島紬村http://www.tumugi.co.jp/index.html

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