メリーポピンズ(ミュージカル)

僕がこの映画を観たのは今から7年前くらいだろうか。いつものようにBridgeのMと一緒にロンドンに行くことになり、ミュージカルの『メリーポピンズ』を観ることになって、その予習のために慌てて映画を観たのだった。
映画ももちろん最高なのだけど、ロンドンで観たミュージカルは本当に素晴らしく、最後にメリーポピンズが帰ってしまうところでは、胸がジーンとしてその演出も含めて完全にノックアウトさせられたのだった。
そして先日、Mから連絡があり、「いま日本でやってるミュージカルのメリーポピンズが素晴らしいよ!ロンドンと同じで、欠点を探すのが難しいくらいよくできてる!」と言うのだ。
調べると、渋谷のシアターオーブで5月7日までとあり、慌てて3日のチケットを手に入れ、メリーポピンズなんて知らないであろうKを引き連れて観に行った。
メリーポピンズは、バンクス家で働くことになった乳母なのだけど、彼女の子ども達への接し方や教育方針が独特で、何度見ても笑ってしまう。今まで教わってきた既成概念やこうであるという思い込みは木っ端微塵に吹っ飛び、常識や枠を超えていく自由な生き方を教えてくれる。
調べてみると、映画のメリーポピンズは1964年に制作されたそうだ。映画のジュリー・アンドリュースのチャーミングで不思議なキャラクターは、50年経った今も全く色あせることなく斬新であるし、きっとこれから50年経ったって、ミュージカルを上演されたりしているんじゃないかな・・・と思わせてくれる素晴らしい作品だった。
カテゴリーart

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です