緑溢れる小諸へ。

懐古園

布引観音

あぐりの湯こもろ

ゴールデンウィーク前半はKが大分に帰っていたため、後半は旅行に出たいと思っていたものの、東京レインボープライドでの写真撮影の話が決まり、旅行をキャンセルした。
そうはいっても、晴天続きのゴールデンウィーク、旅行好き人間としてはじっとしていることが出来ず、唯一予定を入れていなかった4日に、日帰りで小諸に向かった。
小諸は、小諸城の跡があり、古くからの家もそのまま使われていて趣のある町。なんとか一台だけ残っていたレンタカーを佐久平駅でゲットしておそばを食べて、先ずは懐古園へ。
懐古園は、小諸城の跡にある公園で、この時期、新緑がまぶしいほど輝いていた。桜の時期は相当綺麗に違いないし、もみじもあるので紅葉も素晴らしいだろう。
次に目指したのは、『布引観音』。その昔、強欲なばあさんがいて、そのばあさんを懲らしめるために牛に化けた観音様がばあさんの布をかっさらって逃げてばあさんは牛を追いかけ、挙げ句の果てにたどり着いた断崖絶壁の山。ばあさんはその山で改心し、やがて布とともに岩肌になったというようなマンガ日本昔話のようなお話の寺。
資料で見る限り、そんな山あるのかな?くらいに思っていたら、登れど登れどお寺は見えてこなくて、行きを切らせながら岩肌が見えるような断崖絶壁がやっと見えて来たかと思うと、あり得ないほど急な岩肌の上に、小さなお寺が出現した。
まるで日本とは思えない景色に圧倒させられる、小諸に行くならば絶対に行くべきスポット。
『布引観音』から車で5分くらいのところに、『あぐりの湯こもろ』という露天風呂のある温泉施設がある。ちょっとお風呂でも入って行こうか・・・くらいの気持ちで入ったら、思いがけず雄大な浅間山の見える絶景風呂だったのだ。
小諸は、新幹線を使わなくても、新宿のバスタから高速バスで行ける。高速バスの利点としては、値段が安いこと。デメリットは道の混雑に影響されること。ゴールデンウィークで1時間くらい遅れたものの、これだけ小諸を堪能できて片道2500円ならば大満足だと思って帰路についた。
⭐️懐古園http://www.kanko.komoro.org/midokoro/kaikoen.html
小諸城は、豊臣秀吉天下統一のとき小諸城主となった仙石秀久により完成された城。城下町より低い位置に城を築いた「穴城」は全国でも珍しい城で「日本百名城」でもある。仙石秀久が築いた「大手門」や野面石積みの石垣は400年前のまま当時の姿で残されている。
⭐️布引観音http://www.kanko.komoro.org/midokoro/nunobiki.html
「牛にひかれて善光寺」の伝説の舞台となった寺。小諸駅の西よりにある行基創建という天台宗の名刹。断崖絶壁にかかる観音堂(重文)に安置されているのが、牛に化身して、強欲な婆さまを善光寺に連れていき改悛させたという布引観音様。
⭐️あぐりの湯こもろhttp://www.komoron.com/agrinoyu/浅間山が一望出来る絶景露天風呂。
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