台風?

台風は時速10キロくらいの速度で宮古島の北から東よりに進路を変えて上がってきているようだ。

僕たちは昨日、雨戸を全て閉めて風に飛ばされそうなコンテナは倉庫に入れて、台風に備えて準備万端にした。

風は強まって来たけどこんなものかな?と思いながら晩御飯を食べる。

一番強い風は今日の明け方から朝にかけてのようで、うるさくて眠れないかもしれない。

それでも今の所、宮古島では台風が来るという感じの風は吹いていない。

どちらかというと、強い風の日といった感じだろうか。

それにしても周りの農家はビニールアウスのビニールを全て取り除いたり、収穫前の農作物を早めに収穫したら、その被害たるもの相当なものだ。

このまま何事もなく、停電もせずに朝を迎えられますように・・・。

5月30日は「ごみゼロの日」。

今日、5月30日は宮古島で「ごみゼロの日」出そうで、島全体でゴミ拾いをする運動が繰り広げられた。

あいにく台風が近づいていて怪しい天気だったのだけど、僕たちも風が吹く中、海の散歩も兼ねていつも歩いている「上野ドイツ文化村」を散歩をしつつごみを拾いながら歩いた。

宮古島の海は青く本当に美しいのだけど、海からごみが運ばれ岸に打ちあがっていて所々に中国や韓国のペットボトルや缶などが落ちている。

それらを一つ一つ拾い上げてとりあえず大きなビニール袋に入れる。

集めたごみは家に持ち帰り、後ほど仕分けして家庭ごみとして捨てる。

その後、ゴミ拾いをしている写真をとってSNSでシェアする。

僕たちのできることなんて大きな海からしたら取るに足らないようなゴミ拾いでしかない。

それでも、この島で起こっているイベントに家族で参加できたことを楽しんだのだった。

こんなことはじめて。

今日、ランチの後にベッドの横でKとふたりのんびりと過ごしていた。

Kはうとうと昼寝をしていて、僕はスマホでネットバンキングをしたついでに何気なく口座を眺めていた。

積立NISAはイマイチ貯まらないなあ・・・などと思いながら、ふともう一つの口座を見てみたのだ。

僕はみずほ銀行に2つの口座を持っている。

一つは退社した会社の給料が入るメイン口座。もう一つは以前友人がお店を立ち上げる時にhelpした口座で、その後はその口座にお金は返金され全て別の要件で使っていた・・・

そして声をあげてびっくりしたのだ。その口座にお金が入っていたから。

誰かが間違って振り込んだのか、天からお金が突然降ってきたのか。

心配になり入出金の明細を見ると、ずいぶん前に株を売った時の残りの残金のようだった。

それにしても、もう何年ものぞいていなかったゼロとしか思っていない口座にお金が残っていたのには腰を抜かすほど驚いたのだ。

昼寝から目覚めたKに、「お金が銀行になぜだか入っていたよ」と告げると、「やったー!」と両手をあげて喜んでいた。

僕はいつまで経っても神様の粋な計らいだとしか思えなくて、いまだに納得がいかないままだ。

思いもしないお金が転がり込んできたような出来事は僕の人生で初めての経験だ。

早速神棚にお礼を言ったのは言うまでもない。

デイゴ

デイゴの花が咲き、風を呼び嵐が来た・・・

有名な島唄の出だしの歌詞に出てくるデイゴは、沖縄県の県花だ。

宮古島にも時々大木で咲いているのを遠くから見ることはあったのだけど、今日散歩していたら低い場所に花が咲いていたので写真を撮ることができた。

木の上の方に群れて咲いている姿はよく目にしていたけど、こうしてちかくで見るとなんとも不思議な形をした花だ。

宇宙の創造主が作ったと思わせる多様で完璧な色と形。

見ていると吸い込まれそうな美しさ。

友人が泊まりに来てくれた。

新宿2丁目のBridgeで会っていた友人のTがわざわざ宮古島まで宿泊に来てくれた。

今は石垣島に短期間住んでいるようで、ずっと僕のことなんて忘れていたらしいのだけど、昨年12月の頭の裁判でテレビに写っていた僕を見たらしい。

Tはひとりで来ていたので僕たちの母屋で晩御飯を一緒に食べた。

かれこれ10年以上会っていなかったようで、その間にどんなことをしていたのかなど話は尽きることがなく、真夜中まで楽しい時間が続いた。

宮古島に引っ越してきて、もう友人たちにもなかなか会えなくなってしまったように思うこともあったけど、こうして時々友人たちがひょっこりと顔をのぞかせてくれることはとても嬉しいことだと思った。

台風の前にTは笑顔を残して帰っていった。

またいつでも遊びに来てくださいね。

サガリバナ

サガリバナをご存知だろうか?

宮古島では梅雨の頃から梅雨明けにかけてサガリバナが見頃を迎える。

サガリバナは夜に咲くので、ライトアップされているサガリバナをよるに見に行くことができる。

僕たちの家の向いに原生林が残っているのだけど、そこで先日サガリバナをはじめとした数種類の植物の植樹祭が行われたようだ。

その原生林の一角は実は公園になっていて、湿地を囲んで芝生が植えられている。

人が全然来ないような場所なので、僕たちはよく海を連れて行ってリードを放し駆け回らせているのだ。

今日、公園に行ってみたらサガリバナを初め、マニラヤシなどの樹木の苗がいくつも植えられていた。


いつかサガリバナが咲いたら見に行ってみたいけど、ライトアップされていなかったら蛇がでそうでなかなか見に行く勇気がない。

ひまわり

家の斜向かいのひまわり畑が見頃を迎えている。

学生の頃、7年間くらい表参道で生花を習っていた。

その頃、「秘すれば花。秘さざるは花なるべからず」という言葉をよく教わった。

花というのは秘するものである。

正面向いて、雄蕊も雌蕊もこちらに向かって何もかも見せているような生け方は花ではないと。

その頃、満面の笑顔のようなひまわりが一番嫌いだった。

下品の極みに思えたのだ。

でも今は、夏の暑さに負けずに太陽に向かって咲くひまわりが、

何よりも好きな花になった。

海のある生活。

1日に2回、海を連れて散歩に行く。

だいたい45分くらいかけて歩くのだけど、1日に1回は近くにあるドイツ村に行くことが多い。

ドイツ村には芝生があるのと、石畳なので雨が降った後でも海の足が汚れずに済むから。

でも一番大きな理由は、ドイツ村の中の遊歩道に海の周りを巡る道があるから。

海を連れてこの遊歩道を歩いていると、毎日違う海の色や波の形、光の具合に驚かされる。

引き潮の時の海の景色、満潮を迎える海のエネルギー。

時々ウミガメを探しながら、飽きることなく何度でも海を見つめる。

東京に生まれた僕は海への憧れが強く、ずっと海のそばに住みたいと思いながら生きてきた。

でも気づいたら、今は海がそばにある生活をしている。

お米・お肉・容器。

今日はお米屋さん、お肉屋さん、容器屋さんを見に行き、どこで材料を仕入れるか、どんな容器を使うかを考え始めることにした。

テイクアウトのランチ営業を始めるにあたって、自分たちなりのオリジナリティーのあるメニューにするのはもちろんのこと、持ち帰る容器も環境に配慮したものにしたいと思うからだ。

宮古島の海は信じられないくらい美しいのだけど、時々海外から流れてきたゴミが岩場に落ちていたりするのを見かけることがある。

僕たちの提供する容器がゴミとなって海に捨てられないように、もう一工夫できないものかと考えているところ。

タコライス研究

宿が落ち着いてきたら、テイクアウトのランチの営業をしようと考えていて、お昼に「スナヤマカフェ」に行ってタコライスをテイクアウトしてきた。

僕たちもメニューにタコライスを考えていて、スナヤマカフェ」はタコライスが有名なので一度食べて見たいと思ったのだ。


このタコライスで1200円。ガパオライスで1100円。

結構買う方からしたら量が少ないかもなあ・・・などと、食べながらKと色々話し合う。

僕たちのランチメニューは少しずつ具体化してきた。