無老鍋 新生店

麻辣鍋

牛肉と鴨肉

仔羊

台湾に来たら、必ず食べて帰りたいと思うくらい大好きな麻辣鍋。今回は、麻辣鍋で有名な『鼎王麻辣』という店の姉妹店『無老鍋』へ。
店内は、麻辣鍋屋さんとは思えないくらいとてもモダンな作りで、店員さんの衣装もどこの国ともわからない不思議なアジアンテイストをしている。
メニューは、を頼んで、具材をチョイスしてお願いする。台湾の人たちは、肉も魚も野菜も練り物も、一気に頼んですべてごった煮にして食べることが多いのだけど、僕たちは、肉と野菜に絞り、はじめは牛肉と鴨を。次に仔羊を頼んだ。
スープの辛さは調節できるので、店員さんは日本人用に辛さを抑えたものをすすめるが、僕たちは辛いものが食べたかったので、後ほど辛味を足してもらった。
朝鮮人参まで入った薬膳は、豊かで味わい深い。お肉はどれも美しく、牛肉も様々な部位が揃っている。
野菜も、ミックスなどを頼まずに、青梗菜とキノコなど、自分の好きな野菜を絞って頼むことが出来るのがうれしい。
様々な麻辣鍋を食べに行ったけど、この店はとてもきちんとしていて、スープも食材も素晴らしい。
また来たいな。
★無老鍋http://www.taipeinavi.com/food/870/
(中山にも支店がある)

台湾プライド

TOKYO RAINBOW PRIDEのフロート

日本からGOGOたちも参加

朝から降水確率は50パーセント以上と言われていたこの日、12:30に会場に着く頃には既に弱い小雨がちらついていた。
みんなで風船を膨らませたり、フロートに横断幕を固定させる。レインボーの風船の色を、今までは赤からオレンジ、黄色…とグラデーションに並べていたのだけど、今回は敢えてごちゃ混ぜにしてみた。
1時間経った頃、準備が終わり、14:30過ぎにパレードは始まった。今年もルートが2つに分かれ、TRPのフロートは、黄色のチームで南寄りの進路を進むことに。
「自分がわざわざパレードなんか歩かなくたって、全体としてみたら変わらないんじゃない?」
そんな風に言う人がいるけど、僕はそうは思わない。
一人一人の存在は小さくても、それぞれが勇気を出して歩くこと。それが集まってひとつの大きな流れになっていくのだと思う。
アジアではじめて同性婚が認められる国になろうとしている台湾はこの日、およそ83,000人の人が雨の中を歩いた。
沿道の人たちに拍手をされたり、ビルの中から応援してくれる人たちに手を振りながら、僕たちは勇気をもらい、幸福な気持ちで胸がいっぱいになったのだ。

QUEERMOSA

QUEERMOSA AWARDSとは、今年から始まった台湾のLGBTアワードで、台湾のセクシャル・マイノリティに圧倒的人気の「張惠妹(A-mei)」、ボーイズラブ・ドラマ「上癮 Addicted」、父親にカミングアウトする息子を描いた 台湾マクドナルドのCF など、中華圏のLGBT社会で話題になった企業、作品、個人を表彰する会。
台北のWホテルで豪華に行われたのだけど、その会に急に行くことになり、タクシーで8時にWホテルへ。
受付からして着飾った人たちが列をなし、会場の中に入ると、これはゴールデングローブ賞の授賞式みたい…と見紛う華やかさ。円卓には、既に前菜が並び、シャンパンが注がれ、白ワインと赤ワインが注がれる。
ほとんどが中国語だったため、あまり内容はわからなかったのだけど、企業でいうとJP Morganが授賞していたのと、最後にやはり、張惠妹(A-mei)が授賞していた。
この式に出て一番感じたことは、台湾は日本よりも随分先に行ってしまったということ。
同性婚へ大きく舵を切り始めた台湾では、沢山のLGBTとALLYの人たちがうねりをあげながら、大きな流れを作りあげているように見えた。

母からの宅急便。

先日、母に電話した際に、これから送ると言っていたダンボールが届いた。
中を開けると、リンゴと、沢山の不揃いなみかんと、ほのぼのとした柿が出て来た。そう、みかんと柿は、およそスーパーでは並んでいないような出で立ちなのだ。
荷物が届いたことを母に知らせようと電話をしたところ、
「あら、荷物届いたの?
りんごはふじではないけど、この時期では美味しいりんごを取り寄せたから。
みかんは畑でなってたやつ。見てくれは悪いけど、もう甘くなって来てたから。
あんた、りんごの皮を剥くのは面倒だろうけど、みかんはよく食べてたからね。
柿は、いつものうちの庭でなった柿だから。甘いのよ」
早速オリーブの木のボウルにみかんと柿を入れてみた。
不恰好な柿は、熟れているものとまだ早いものが混在しているし、みかんは、どれを取ってもいびつな形をしている。
それでも、こんなに沢山の果物を、一人暮らしと思っている息子に送る母親の気持ちを思うと、なんだか泣けてくる。
机の上の沢山の果物たちを眺めながら、まっすぐで不器用な母の温かさを感じたのだった。

台湾プライドのためのTシャツ。

先日ここにも書いた、TAIWAN PRIDEのために、僕がデザインしたTシャツが出来上がって来た。
今回、Tシャツはお金がかかるから、東京レインボープライドとして製作するのはやめようと決まっていたところ、ビームスがサポートしてくださることになり、急遽作ることの出来た奇跡のようなTシャツ。
台湾と日本が、多様なレインボーカラーでガッチリと繋がっているデザインは、そのまま台湾プライドと繋がり、一緒に盛り上げたいと願う我々東京レインボープライドの気持ちを込めている。
台湾では、アジアの国の中でどの国よりも早く、同性婚が認められるかもしれないと言われている今年、台湾プライドは、おそらく例年にない盛り上がりを見せるに違いない。
一年ぶりの台湾旅行、懐かしい友人たちに会いに行くような、ワクワクした気持ちでいる。

母に電話を。

「そういえば、母としばらく話してないなあ・・・」
そう思い、母に電話をかけるとすぐに、
「リンゴと柿が届いたから、今から送りにいこうと思ってたところなの」
そんな返事が返ってきた。
僕が母を思うよりもきっと、母は、僕のことを毎日考えながら暮らしているのだろう。
今年75歳になった母と会える時間は、計算するとほんの少しの限られた時間しかないだろう。
「これからは、毎月母と会って食事をしよう」
今年のはじめに心に決めていたのに、いつも自分の用事ばかり優先して、結局2ヶ月に1回くらいしか会うことが出来ずにいた。
電話の声を聞きながら、いつも親不孝な自分を恥ずかしく感じた。

生命が、縮こまってしまった時に。

朝起きたら、なんだかとても寒く、胸のあたりにある自分の『生命』が、小さく縮こまってしまっているのを感じた。
僕が、『生命』と感じるものは、僕の胸のあたりにいつもあって、テニスボールより少し小さな球体のもの。僕の小さな分身のようなもので、核のように感じるもの。
このところ、急激に秋も深まって来ていて、気温も下がってきたからだろうか?開けた窓から入る風も寒く感じる。
どうしてこんなに寒気がするのだろう…と思っていると、胸の奥に『小さな不安』があった。『小さな不安』は、漠然としていて得体が知れないものなのだけど、すぐには消えてなくならない感じだった。
こんな時は、どうしたらいいだろう?
1.おへその下9センチのところにある丹田と呼ばれる位置を、ゆっくり自分の方に引き寄せるように、鼻から息をゆっくり吐いてみる。そして自然に鼻から息が入るにまかせ、またゆっくり息を吐きながら丹田を意識する…その呼吸をゆっくりと繰り返すこと。(大抵そんな状態の時は、呼吸が浅く早くなっている)
2.首元の鎖骨の下あたりを、手や温かい蒸しタオルで温める。時間があれば、お風呂に浸かって温める。誰かに温めてもらってもいい。
3.熱いシャワーを、後ろ向きになって、うなじの下の首筋に当てて、しばらくその温かい熱を感じる。
大切なことは、身体を温めること。身体を温めると、自分が本来持っている生命力がゆっくりと起き上がってくる。
これからの季節、身体をなるべく冷やさないように。足元も、胸元も、首元(うなじの下)も、きちんと温めてあげよう。
身体が温まってきたら、また少しずつ、生命は膨らみはじめる。

タンドリーチキン

たこ焼き

広島焼き

久しぶりに、外苑西通りに面している広島お好み焼き『東』へ。
ここは、タレントの東ちずるさんが経営している広島お好み焼きとネパール料理のお店。オープン以来、時々顔を出すのだけど、カジュアルで気軽に入れるし、ほとんど予約もいらないで入れるのでありがたい。
広島出身のゴンさんが作るつまみは、甘いものはなく塩を効かせた味が僕の好みなのだろう。
タンドリーチキンをはじめカレーなどのネパール料理も、お好み焼きと組み合わせるとなんだか粉物だけの罪悪感から解放されていい感じなのだ。
お酒を飲みながら、ぼんちりをつまみ、焼き野菜をいただく。たこ焼きは、あっつあつで中はとろっとろ。粉の少ない焼きそば入りお好み焼きを食べると、いい感じにお腹もふくらんだ。
外苑前で、ふと気軽に入りたいお店と思った時に格好の店。
★東
03-3408-7207
東京都港区南青山3-2-3 ダイアンクレストビル 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1306/A130603/13191527/

隣の大型犬。

二丁目の店のカウンターで、親しい弟のような友人と楽しく飲んでいたのだけど…
ハッと思ったらかなり酔っ払っていて身体の身動きがつかず、自分の荷物もなくなっていて立つこともままならず、友人もいなくて、あれ?どうしちゃったんだろう…あれ…?
そんなところで急に夢から目が覚めた。
気がつくと、僕は左手をぎゅっとKの右手に握られていて、僕の身体の上にKの両脚がどっかり乗っかったままだった…
その脚の重いことと言ったら…。
それでも、悪夢でうなされて起きた時に、隣で大型犬のようにぴったりと寄り添ったまま、ゴーゴー鼾をかいて寝ている人がいるということは、幸せなことだ。
「あああ、俺もこんな風に眠りたい」と、寝顔を見ながらいつも思うのだ。

じとっこ組合

じとっこ炭火焼

きびなご

チキン南蛮ハーフサイズ

Kが大分出身ということもあり、九州の料理を時々食べたくなる。今回は、前から気になっていた宮崎料理の店『じとっこ組合』に飛び込みで入ってみた。
『じとっこ(地頭鶏)』という鳥を僕は知らなかったのだけど、宮崎県および鹿児島県の霧島山麓において古くから飼育されていた在来種だそうだ。
店内はカジュアルで、喫煙者も多く、鶏肉メインで焼いていることもあり、煙が立ち込めている。どこも楽しそうに会話をしながら食事をしていて、店内は賑やかな声で溢れている。
メニューには鶏肉料理がずらりと並び、宮崎料理で有名な冷や汁などもある。普通の居酒屋は、枝豆や唐揚げやポテトサラダなど、どこにでもある料理を幅広く揃えているけど、ここは『じとっこ』を中心とした鶏肉料理と、宮崎料理、それから派生した料理に絞られているのがいいところ。
おまけに、ふたりでしっかり飲んで食べても、8000円くらいなんて、帰る時にもう一度うれしくなる。※分煙だったらもっといいのだけど…
★じとっこ組合 新宿三丁目店
03-5925-8636
東京都新宿区新宿3-7-3 丸中ビル3F
https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13132481/