竹富島へ。

水牛車と昔からの町並み

コンドイビーチ

石垣島から高速船で、10分くらいで竹富島に着く。
竹富島は珊瑚礁が盛り上がって出来たため、ほぼ平坦な地形をなし、山のようなものはない。
朝早めに船に乗り、あらかじめ水牛車を予約しておいたので、バスに乗り町中の観光業者へ。水牛は、アジア系とヨーロッパ系がいて、観光客を乗せて古い民家の残る竹富島独特の町中を歩く。
一度乗ってみようと思って水牛車に乗ったのだけど、何人もの観光客を乗せて町中を歩く水牛を見ていたら、あまりにも重いだろうと思い、かわいそうになってしまった。もう二度と水牛車には乗らなくていいや。
竹富島は、高級な『星のや竹富島』もあるくらい、リゾートとしても有名な島。白い砂浜でどこまで行っても遠浅、抜群の透明度をはかるコンドイビーチも美しい。
のんびりとコンドイビーチで海に浮かびながら、つい考えてしまうのは、
「この島にどれくらいのゲイが住んでいるのだろう・・・」ということ。
全人口に対して8%のLGBTが存在するとすると、住民362人の島には、およそ29人のセクシュアルマイノリティがいて、半分くらいが男性の身体を持っているとして14人。少しトランスもいるとしても、おそらく10人以上はゲイがいることになるのだ。その人たちは、いったいどんな風に暮らしているのだろうか・・・?
お洒落なTシャツ屋さんもあるし、アクセサリー屋さんやカフェもあるのだけど、コンビニもなければ、美味しいレストランもないし、映画館もない竹富島。ここで暮らすことをしばらく想像してみた。
今度は一泊くらいで、夕陽を見たり夜空を眺めたりしながらのんびり過ごしたいものだ。