生命が、縮こまってしまった時に。

朝起きたら、なんだかとても寒く、胸のあたりにある自分の『生命』が、小さく縮こまってしまっているのを感じた。
僕が、『生命』と感じるものは、僕の胸のあたりにいつもあって、テニスボールより少し小さな球体のもの。僕の小さな分身のようなもので、核のように感じるもの。
このところ、急激に秋も深まって来ていて、気温も下がってきたからだろうか?開けた窓から入る風も寒く感じる。
どうしてこんなに寒気がするのだろう…と思っていると、胸の奥に『小さな不安』があった。『小さな不安』は、漠然としていて得体が知れないものなのだけど、すぐには消えてなくならない感じだった。
こんな時は、どうしたらいいだろう?
1.おへその下9センチのところにある丹田と呼ばれる位置を、ゆっくり自分の方に引き寄せるように、鼻から息をゆっくり吐いてみる。そして自然に鼻から息が入るにまかせ、またゆっくり息を吐きながら丹田を意識する…その呼吸をゆっくりと繰り返すこと。(大抵そんな状態の時は、呼吸が浅く早くなっている)
2.首元の鎖骨の下あたりを、手や温かい蒸しタオルで温める。時間があれば、お風呂に浸かって温める。誰かに温めてもらってもいい。
3.熱いシャワーを、後ろ向きになって、うなじの下の首筋に当てて、しばらくその温かい熱を感じる。
大切なことは、身体を温めること。身体を温めると、自分が本来持っている生命力がゆっくりと起き上がってくる。
これからの季節、身体をなるべく冷やさないように。足元も、胸元も、首元(うなじの下)も、きちんと温めてあげよう。
身体が温まってきたら、また少しずつ、生命は膨らみはじめる。

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