サニツ浜

久しぶりのお休みだったので、今日は海と空を連れて近くのサニツ浜に行ってみた。

サニツ浜は与那覇湾の内海に面した浜だけど、外海へもつながっていて、今日はその外海につながる岬を探索した。

サニツ浜は湾に面しているため波がほとんどなく穏やかな湖のよう。遠浅なので下の土の色が透けて見えるため、宮古ブルーといった澄んだ青色の海ではない。

この岬をどれくらい歩いただろうか?7キロか8キロくらいあったんじゃないだろうか?突端に向かって歩いてぐるっと回って帰ってきたのだけど、本当にいつになったら帰ってこられるんだろうか?と暑い夏を思わせる気候の中歩き続けた。

海も空もはあはあ言っていたので途中で何度かお水を飲ませながら歩いた。

宮古島らしい原生林の残るワイルドな岬だった。

海の脱走。

海は子どもの頃から脱走犯だった。

ブリーダーから譲り受ける時に言われて、我が家にやって来てからもどうやって脱走したのか、ケージに入れて買い物から戻ってくると窓から見ていたり、何度も何度も脱走されたものだ。

それはでも海がずいぶん子どもだった頃。今では3年4ヶ月も経って大人になったのだ・・・

そう思っていたこの頃、CUCINAで窓が空いていてKがふと窓から中庭を眺めていたら、海が庭をトボトボと歩いてきて門から外に出ようとしているのを見つけた。

「海!出ちゃだめ!おいで!」

僕はKの絶叫で何か恐ろしいことが起きたのではないかとびっくりして外にでた。

すると、門のそばで海が立っていたので慌てて海を座らせて捕まえた。

空と太陽を探すと、空は家の中からこっちを見ていて、太陽は外に出てひっくり返って日光浴をしていた。

どうやら開けていた網戸を空が腕で押し破って壊して通り抜けたみたい。

なぜ空の仕業かというと、空はすぐに手がでるタイプで先日手でドアを押しているのを何度か見かけたから。

でも臆病者の空は家に残って様子を伺っていたのだろう。

好奇心旺盛な海はちょっくら外に出て散歩でもしてこようかな・・・と外に出たのだと思う。

僕たちがたまたま中庭の窓をいつもよりも大きく開けて見ていたから見つけられたけど、もしかしたら車に轢かれて死んでいたかもしれないと思うと恐ろしくなった。

お外を見るのが何よりも好きな3人だけど、もうこれからは網戸も開けられないことになってしまった・・・。

イムギャーマリンガーデンへ

4日間ランチ営業をしたら本当に疲れてしまって、今日はゆっくりと海と空を連れて散歩をしようということになった。

僕たちの家のそばにイムギャーマリンガーデンという美しい海岸があって、久しぶりに海といくことにした。海はここでいつも夏になると泳ぐのだ。

今回はアラマンダコーラルビレッジの方から車を止めてイムギャーに入って行くことに。これは最近知った特別のルートで、イムギャーの駐車場が狭いのでこちらから行けるのを知ったのだ。

高低差のある岬に向かって海と空を連れて歩いて行く。宮古島は平坦な島なのでこうやって段差があるのは2人にとってもとてもいい訓練になる。

時々真っ青な海と綺麗な珊瑚礁が見える。この辺りも珊瑚が豊富なので魚もたくさんの種類が見れるに違いない。

ほんの小一時間の散歩だったけど、家族みんなでとても楽しい時間だった。

北海道展

昨年も行ったのだけど、宮古島に北海道展がやってきたので行ってきた。

この「北海道展」というのは、よく伊勢丹の上なんかでやっている「北海道展」の規模が1/5くらいになったもの。

それでも北海道の味噌ラーメンを食べたり、いくらや筋子、海鮮丼なんかを眺めたり、宮古島にいたらなかなか味わえない食材もいくつも来ていた。

そんな中で僕たちは結局餃子と小籠包を買って帰ってきた。

北海道のものではないけど、ま、いっか。

Aさんの家の食事会

先週末に数少ない宮古島の友人夫婦を呼んで食事をしたことをここに書いた。その時に、1週間後に食事にきませんか?とお二人にご招待を受けたのだ。

本当はお店のオープンを2月28日に予定していたのだけど、僕たちはそれならばとオープンを延期することに決めた。

Aさんのお家にはAさんの幼馴染がいて一緒に食事をすることになった。

その幼馴染は元々留学したり東京で働いたりされていたようだけど、ここ4年前くらいに宮古島に引っ越してきたとのこと。

手巻き寿司を作りながらのんびりとした晩御飯は、6時から始まったのに気づいたら夜の11時になっていた。

5時間も何を話していたのかは覚えていないのだけど、ゆるゆると話せる友人たちとの食事は楽しいものだ。

Aさん家には保護犬や保護猫もいて、そんな動物たちとの時間も楽しい。

また一緒にわいわい美味しいもの食べたいな。

1DAYセミナー

今日は1DAYセミナーに参加した。と言っても午前中だけだったのだけど。

それは脳の使い方を変えようというセミナー。

ざっくりとここに書くと、脳の思考回路には2通りあって、

1. 苦痛系回路

2. 報酬系回路

「思考回路によって分泌されるホルモンが異なり、それによって、体に及ぼす影響が違ってくる」ということ。

1.苦痛系は、「〜しなきゃ」という義務感で聖スィン的な苦痛を伴う思考パターン。

2.報酬系は、自分にとってメリットを感じる思考パターン。それをやるメリットは何かを考えることで、脳を「快」の状態に保つ。

例えば、同じ「寒い朝に犬の散歩にいく」ということも、「散歩にいかなきゃ・・・」と思うのと、「散歩に行ったらうちのわんこの喜ぶ顔が見られるし、彼らが喜んで朝ごはん食べてくれるし、僕も何気に体を動かせてkいもちいいもんな」と思うのとでは自ずと脳が捉える状況は違ってくる。

1日のなかで人は60.000回脳内で思考をしている。その脳の思考回路をポジティブな方に持っていけたら、自分の身体や目の前の現実が変わってくるに違いない。

Aさん夫妻が家に来た

宮古島にはそもそも友人や知り合いなどいない状況で移住してきた。

知り合いといえば、裏の農家さんのご家族と出入りの業者さん、それと、宿をやるにあたり色々と教えていただいたaruflatという宿のご夫婦、その知り合いの建築家のYさんくらい。

どの人もみんな親切でいい人たちだけど、友人と呼べる仲には慣れていない。

友人が3人だけできたのだと思う。1人は牧場のE3という女性で74歳。馬に乗って映画に出てきそうな姿は颯爽としていてかっこいい。そして、奥さんは雑貨屋さんを経営しているAさんご夫婦。

昨年もAさんご夫婦が家に遊びにきて7時間くらい滞在しただろうか。ワインもたくさん開けて楽しい夜だった。

今回久しぶりにAさんご夫妻が家に遊びに来ることになって、前回はイタリアンだったので和食にしてみた。

和食を飲みながら笑って食べてお昼の12時から気づいたら夕方6時を過ぎていた。

海や空はすっかり2人に懐いていたし、2人は途中眠たくなってソファで横になったりしていた。

友人というのは、作ろうと思って作れるものではなく、ある日気づいたらあの人が近くに感じられるなあ・・・といった感じで自然になるのではないかと思う。

僕もKもあまり友達が多くはない方だけど、親しくしてくれる友人がほんの少しいるだけでなんて幸せなことだろうと思うのだ。

台湾人の老夫婦

珍しく平良の町中でランチをしていたところ、隣の席に外国人の老夫婦が座った。
メニューの注文の仕方がわからない感じだったので僕が代わりにウエイターを呼んで注文を手伝ってあげた。
すると、おばあさんの方が英語で僕に話しかけてきた。
「そこの焼肉屋さんにいくつもりでホテルからタクシーで乗りつけたのだけど、焼肉屋さんは空いてなかったんです・・・ここまでタクシー代金が3000円もかかったのに空いてないなんて・・・」
「それに、町中で英語で話しかけても本当にだれも英語なんてわからないから・・・ガイドブックには英語はすこしは通じると書いてあったし、ホテルでも通じると書いてあったのに、全然ホテルでさえ通じないの・・・どうなってるの?」
僕は宮古島ではなかなか英語は通じないことや、焼肉屋さんは大抵夜だけの営業であることなんかを伝えた。
僕が、他に観光はしないのか?と聞くと、「英語が通じないからもうホテルに帰りたい」とのこと。
「ホテルに変えるにはどうやって帰ったらいいですか?」と聞くので、来たようにタクシーで帰るか、空港までバスで行ってからタクシーを捕まえるか・・・僕たちが送りましょうか?と聞いてみた。
おじいさんとおばあさんは酷く恐縮して僕たちの食事代を払おうとしたっけど、結局払わせずに僕たちが車で送ってあげることにした。
ホテルは毎日海や空と散歩している場所だからそれほど苦にもならない。
2人は台北から旅行に来たのだけど、宮古島がガイドブックに書いてあるような島ではなかったと少しがっかりしているようだった。
僕たちはなんとか宮古島を楽しんでほしいと思い、いろいろ無情報をお話しした。
後ほどLINEが送られてきて、とても感謝しているということだった。
自分たちも旅行でハプニングは色々あることを知っているし、旅先で親切に遭うとその国が好きになるように、この老夫婦にも宮古島を少しでも気に入ってもらえたらいいなあ・・・と思ったのだった。

ヤシガニ

海と空を連れて散歩に出かけたら、海が突然びっくりして構えているので何かいるのかな…と思ってよくよく見ると、ヤシガニがいた。

ヤシガニはカニというよりもエビに近い形でザリガニにも似ている。

沖縄ではこのヤシガニは高級食材でお店で食べるとびっくりするような値段で出てくる。

姿がグロテスクなのであまり食べたいとは思わないが、いつか食べてみたいと思っている。

きっと甘いんだろうな。

うちの子どもたち。

4日からボーダーコリーを連れたお客様が宿泊していて海や空は興味津々。

海も空もワンちゃんと一緒に遊びたいみたいだけど、ボーダーちゃんはちょっと警戒心が強く今回は一緒に駆け回ったりできない感じ。

猫の太陽は初めて見るワンちゃんを遠目に眺めている。

今年も海・空・太陽と、うちの子どもたちをよろしくお願いします。