おせち料理

おせち料理を作るのは、時間がかかるし費用もかかるしとても面倒なことだと思う。

和食は下ごしらえがとても重要で、出汁を大量に引かないといけないし、その上煮込み料理など時間がかかる料理がいくつもある。

それでも面倒だなどと嘆きながらも作ったおせち料理が冷蔵庫に並び始めると、少しずつやる気が出てくるものだ。

そしてズラーっと保存容器が並び終えた冷蔵庫内を見ると、一仕事終えた勇者のような気分になる。

お正月三が日はこれで過ごすことができるけど、おせち料理ばかり食べ続けるのは飽きてしまうので、朝は雑煮をメインにしてお昼は別のものを作り、夜はゆっくりとおせち料理を食べる。

その際に、毎日一品何か簡単な料理を作ると気分が変わるものだ。

我が家の今年で言えば、ジャガイモの明太子和えやひじきとピーマンのニンニク炒めなど、和食にはない味が加わることで、おせち料理もまた美味しく感じられる。

令和6年能登半島地震 企業・団体からの民間支援事務局

元日の夕方に海や空を連れた散歩から帰ると、Kが言った。

「能登で津波警報が出てる」

親しい友人のGが金沢に里帰りしていたので少し考えた後にLINEで連絡すると、ご家族ともども無事でホッとした。

本当はこんな時、敢えて連絡しない方が被災者のためなのかもと思いつつ連絡してしまった。

はじめは被害の全貌はわからなかったけど時間を追うごとに大きくなっていく。

この寒い冬の時期に避難所で過ごさなければならない人々が沢山いることを知りなんともつらくやりきれない気持ちになる。

こんな時には国のリーダーや自治体のリーダーが誰なのかによって救える命も救えなくなってしまうのだと思う。

一人でも多くの生命が救われることを祈るばかりだ。

写真は、Gから回ってきたサポートのお知らせ。個人からの支援はこちらでは受け付けていないのでご注意ください。

おせち料理をつくる

このところおせち料理を作るのは、年末最後の三日間になって来ている。

2日でやろうとした年もあったけど、2日間だと他のことは何も出来ずにおせち料理作りだけの時間になってしまう。

初日の今日は前日からぬるま湯に浸しておいた黒豆を8時間煮はじめる。

数の子を薄い塩水につけて塩抜きをする。

大きな鍋に水を入れて出汁を取るための昆布を浸ける。

栗きんとんをつくる。

田作りをつくる。

紅白なますをつくる。

たたきごぼうをつくる。

あまり無理をせずこれくらいでやめておくのも重要。

面倒な気持ちになると美味しい料理は出来なくなるからだ。

幽霊

先日シンガポールから友人のゲイカップルが宮古島に遊びに来ていたのだけど、晩ご飯の時に急に彼らが聞くのだ。

「ただし、今までに幽霊見たことある?幽霊を信じる?」と。

「見たことないけど、幽霊は普通にいると思う」

そうして彼らは幽霊を見た日のことを話し始めた。

場所は彼らのセカンドハウスがあるペナンのゲイバーで僕とKも遊びに行ったことのあるお洒落なお店。

そこでふたりで飲んでいた彼らは、友人たちと話していた時に急に外から中国の着物を着た年配の男が入って来たという。

その年配の男は脚が見えなくて、すごい速さで様々な客の前や後ろに飛ぶように動いてはあっという間に店の外に消えていったそうだ。

ふたりは同時に見ていたのでお互いが見たことを確認し、念のため店のオーナーにも聞いたところオーナーもその幽霊のことは知っていた。

でも不思議と怖いとか嫌な感じはなく、その場所を楽しんでいるような感じだったとのこと。

普段幽霊のことなんて全く話さない2人が真剣に話すので、きっと幽霊はいるのだと思う。

僕もそんな幽霊なら見てみたいな…

友人の入院

宮古島にも泊まりに来てくれた友人が難病を患い、入院していたことを突然SNSで知った。

100万人に3・4人しかかからないような難病で、手術を終えて今は順調に回復してきているのを知り安堵した。

健康診断で頭痛が気になるとお医者さんに告げたところ、お医者さんの判断からMRI検査したことで判明したようだ。

検査で見つかって本当によかったと思う。

もしそこでお医者さんに頭痛のことを相談していなかったら、MRIを取っていなかったら、病気の発見はもっと遅れたかもしれない。

彼の詳しい病気の内容や経過を読んでいると、こうして自分たちが今日も呼吸をして身体中を血液が回り、食事をして普通に生活していられること自体が奇跡のように思えてくる。

休養を十分にとって、少しずつ回復していくことをKとふたりで心から願っている。

回復したら東京で美味しいものを一緒に食べてたくさん笑って美味しいお酒を飲みたいな。

ワイン

宮古島でワインを買おうと思うと、Cote D’or というワインショップがある。

でも日常的に飲むワインは1,000円くらいで抑えたいと思うので、サンエーに入っている成城石井コーナーにある3本3,000円ちょいのワインを買っている。

週に1回買い物をするのだけど3本なんてすぐに飲んでしまうので、ああ、今日もハウスワインがない・・・などと思いながら焼酎や泡盛を飲む日も時々あるものだ。

先日宮古島に泊まりに来てくれた東京に住む友人からワインが届いた。

中を開けるとカリフォルニアワインが12本も入っていた。

ワインの好きなKは、「これでしばらくワイン買わなくていいからうれしいね」と言って喜んだ。

年末年始とお酒を飲む機会の増える我が家では、こんなワインの贈り物は本当にありがたい。

自動車の名義変更

3年前に買った自動車のローンが終わったようで、ローン会社から名義変更が出来るという知らせが来て手続きに行った。

軽い気持ちで出かけたら、沖縄県の宮古島運輸事務所での手続きがこれが本当に面倒だった。

前にナンバープレートを沖縄ナンバーに変えた時も2つの建物を行ったり来たりだったのだけど、今回も同じで2つの建物を行ったり来たり、最後にはローン会社に電話して暗証番号を聞いてやっと終わった。

その間、同じ車体ナンバーや個体番号、名前や住所を何度も何度も記入させられた。

自動車の管理は国外などに渡らぬようにとても厳重なのだろうけど、この手続きこそデジタル化して欲しいと心底思ったのだ。

でもこれでようやく、晴れて僕たちの車になったのだ。

クーパーズタウンからの写真

ニューヨークの郊外に住んでいる友人カップルが先日宮古島に遊びに来てくれていたが、その後東京で数日過ごしたのち、無事に帰国した。

その友人たちから今のニューヨーク郊外の写真が送られてきた。

雪の降りしきるクーパーズタウンのお庭。とても綺麗だけど、今の宮古島からは考えられない寒さだろう。

彼らの家に遊びに行った時は6月末で美しい初夏の緑に満ちていた。

庭には小さな野うさぎがいて、「かわいい」と言うと、「全然かわいくない」と彼らは言った。

「庭や畑の植物や作物を全部食べてしまうんです」

広大な敷地には庭や畑を獣から守るために柵を作っていたけど、どうしても隙間から入ってきてしまうみたい。

彼らの暮らしに僕たちは憧れてこの宮古島に移り住んだのだった。

いつか行ってみたいな。雪のクーパーズタウンへ。

外国人ゲストのレストラン予約

シンガポールの友人カップルに頼まれてレストランを予約することが時々ある。

今回も家族が遅れて来日するので新宿の焼き鳥屋さんを予約してくれないかと頼まれて、いつも行っている焼き鳥屋ではない行ったことのない店を予約した。

彼らは6人だけど小さな子どもが2人いるので座席だけ予約して欲しいと言われたのだけど、どの店もコースでしか予約を受け付けないと言われ、子どもが食べないにせよ6人のコースをしようがなく頼んだ。

予約当日15分過ぎにレストランから電話があり、「まだ来ない」と怒られた。

僕がすぐに連絡すると店の前にいてこれから入店するとのこと。

お店に電話すると、「あなたは電話で代行だと言わなかった。なんで外国人が来るのか!」と怒られた。しまいには「あなたの予約は今後いっさい受け付けない!」と怒鳴られて電話を切った。

店員がとても対応が悪く、もしかしたらサービスも酷いかもしれないと不安になったが新宿に飛んだゆくこともできなかった。

電話をした時に予約は外国人の家族だと言った方が良かったのかもしれないが、店の対応に僕もとても嫌な気持ちになったのだ。

他のレストランを予約する時は彼らがシンガポール人であることや日本慣れしていることを伝えることもあるけど、慌ただしく無礼な電話対応の中では僕の名前と人数だけ言って予約をしたのだった。

あの時、外国人家族だと告げていたらもしかしたら予約出来なかったかもしれないとも思う。

今後外国人ゲストのお店の予約には細心の気を遣おうと思ったのだった。

鼻腔に白いできもの。

先日風邪を引いた時からなのだけど、鼻の中の鼻腔に白いものが出来ていた。

そのうち治るだろうと思い放っておいたのだけど、ここ数日押すと痛みを感じるくらいになり、病院に行くことにした。

耳鼻科で診てもらったところ、抵抗力が落ちているようですとのこと、抗生物質が出された。

風邪の時も細菌性の風邪で抵抗力が落ちていると言われ、また抵抗力。

54歳ともなると身体が弱ってくると免疫力や抵抗力が低下するものかとちょっと寂しくなったのだった。

来年はジムを再開しようかなと考えているところ。