ひまわり畑。

家の斜向かいの畑にひまわりが咲き始めたのを以前ここに書いた。

いつになったら満開になるのだろう?と思っていたら、この所の天気のせいかかなり先揃ってきたように思う。

昼間は観光客がたくさん来ては写真を撮って行くのだけど、僕たちも海さんと記念に写真を撮っておいた。

海さんはひまわりには全く興味はなさそうにしていた。

梅雨の合間に散歩。

宮古島の梅雨は、ずーっと雨が降り続く感じではなくて、どちらかというと時々スコールのように雨が降るということは先日書いた。

海を一日に2回散歩に連れて行くのだけど、雨季の季節では雨のタイミングを見計らうのがとても難しい。

幸い今年は今の所好天が続いているのだけど、散歩をしていたら突然雨が降り始めたというのもよくあるのだ。

天気予報は宮古島に限ってはほとんど当てにならない。

今日は何時くらいに海さんの散歩に行けるだろうか?

空を見ながら自分の勘を頼りに小一時間の散歩時間を決めるのだ。

チビ。

海の散歩をする公園の下の簡易ホテルのゴミ捨て場に、白と茶色の小型犬がいるのを見つけて、僕たちは時々その犬にエサを持って行ってあげていた。

週に3回くらい行くこともあったけど、その後、他の人もエサをあげていたようで、僕たちのエサを残すこともあったので回数を減らして行った。

その後、その犬のことをチビと名付けて時々様子を見に行っていたのだけど、最近は少し離れた集落に住んでいるようで、他の犬と一緒に家の庭にいるのを見かけるようになっていた。

「きっとやさしい人がチビの面倒を見ていうれているんだね」

僕たちはそう話しながら時々その家のそばを通る時にチビは元気かと気にしていたのだ。

でも、この1ヶ月くらい全然チビの姿を見かけなくなってしまい、いったいどこに行っちゃったんだろう?と心配していた矢先、ふと宮古島の保健所のHPを覗いたらチビが捕獲されている写真を見つけた。

以前にも捕獲するための檻を仕掛けられながらも捕まらずにいたので、このままあの家で緩やかにエサをもらいながら暮らしていけるかと思っていたのだけど、そう簡単ではなかったみたい。

宮古島はここ数年犬も猫も殺処分0なので、きっと地元の団体か他の地域の団体が引き出して譲渡先を探してくれる野田と思うけど、僕たちとしては複雑な気持ちがしたのだった。

捨てられている犬や猫を全て僕たちが救ってあげることはできないし、そうかといって何も感じずに生きていくこともできない。

せめて僕たちのできることは、飛行機で東京などに移動する際に、持ち込み荷物として譲渡先に犬や猫を運ぶボランティアをすることくらいだろうか。

この島で暮らす島民や移住者ひとりひとりが犬や猫に対して意識が変わらなければ、捨てられる犬や猫も減ることはないしこのままの状態が続いてしまうのだと思う。

避妊や去勢手術は大切だけど、一番変わらなければならないのは人間の意識なのだ。

梅雨入り

どうやら宮古島も梅雨入りしたようだ。

沖縄本当の梅雨入りが宣言されたのだけど、GW以降宮古島はとても気持ちのいい天気が続いていて爽やかな気候だった。

梅雨入りしたらしいのだけど東京の梅雨とは違っていて、宮古島では雨がずっと降り続くという感じではなく、夜中に雨が降ったりしつつも今のところ昼間は晴れていたりする。

湿度が上がってきて梅雨というよりも雨季といった感じだろうか。

この梅雨の季節もしっかりと楽しんで、これからくる猛暑に備えるのだ。

宮古島の野菜。

宮古島は小さな島だけど、さまざまな野菜が島内で栽培されている。

夏までの間は特に野菜が豊富で、多様な野菜がとても手頃な値段で並んでいる。

家の斜向かいには100円の無人の野菜販売所があるし、裏の農家はアスパラガスや冬瓜を栽培していて時々差し入れで持ってきてくれる。

東京で暮らしていると、旬のアスパラガスを食べるのも躊躇してしまうような値段だったりしたのだけど、宮古島ではこの時期アスパラガスはとても手頃に値段で手に入る。

写真のアスパラガスは細いからか20本くらい入って100円だったのだけど、筋っぽさもなくとても甘くて美味しかった。

ロメインレタス、パプリカ、ピーマン、にんじん、ズッキーニ、プチトマト、水菜、なんでもすぐ近くで栽培している。

小さな島だけど、野菜も魚もとても身近に採れるのでとても豊かだと思うのだ。

グアバ

家の倉庫の壁の裏にグアバの木があるのを知ったのは、昨年実がなっているのを近所のおばさんが気づいて声をかけてくれたから。

「グアバの実は放っておくと虫に食われてしまい汚く飛び散ってしまうので早めに食べた方がいい」と車にいるのったおばさんが声をかけてくれたのだった。

それから僕たちはグアバの実を取っては、朝ごはんのついでに食べるようになった。

はじめはグアバの味に馴染みがなかったので、少し抜けたような味をこんなものかと思っていたのだけど、食べているうちに少しずつ好きになっていったようで、グアバの時期が終わる頃は寂しささえ感じていた。

グアバはものすごく甘いというわけではないけど、ある程度熟すと果実らしい酸味を相待ってとても美味しい。

実をつけた後は肥料もあげることなく適当に放っておいたからか、葉っぱが少し茶色になっていたのだけど、どうやら新しい葉っぱも生えてきたと思ったら、ふと見るとグアバの花が咲いていた。

今年もグアバの実を食べることができそうだ。

ひまわり畑。

家の斜向かいの畑でサトウキビの収穫が終わり、その後何か苗が植えられていたのだけど、最近急に大きくなってひまわりが咲き始めた。

ひまわりは宮古島市から援助してもらったことが札に書かれていた。

このひまわり畑、観光客にも見てもらいたいのだろうけど、実際にはこのひまわりを植えたことでその後の実が畑の栄養になるのだという。

咲き始めたひまわりは力強く美しく、これから来る猛暑の前に涼やかさを演出してくれている。

満開になる日が今から楽しみ。

海さん。

海が時々ソファの肘掛けやベッドに顔を乗せてこちらをじっとみている時がある。

それは、「僕のこと忘れてない?」と言っているようでもあり、「大好きだよ」と語りかけているようでもある。

言葉は喋れないけど、海さんの愛情をひしひしと感じる瞬間。

そのまんまるな目で見つめられると、思わずぎゅっと抱きしめたくなるのだ。

梅雨の前の爽やかさ。

GWは結構晴れた日が多く、中には湿度の高い日もあったのだけど、その前後は宮古島にしては珍しく湿度が低く気持ちのいい天気が広がっている。

昨年はGWの途中に梅雨入りしてしまったのでずっとジメジメしていた記憶しかないのだけど、今年は本当に過ごしやすく冷房も必要のない気持ちのいい毎日だ。

こんな気持ちのいい日に限ってお客さんがいないのが残念なのだけど・・・。

岩の上の海さん。

海さんを岩の上に置いて撮影したらきっと面白い写真になるに違いないと思いながらずっと何度も試していたのだけど、もう少しといったところだろうか。

実際に撮れた写真は、海さんの方が岩よりも濃くて岩に馴染んでいなかった。

次回もう少し岩を選んで座らせてみようと思っている。

海は「何してるの?」ときょとんとしていた。