太陽が眠るときに左肩と腕に乗っかって来ることはここに何度か書いた。
太陽のせいで僕は毎日睡眠を損なわれているので、どうしたものかと毎日よる眠るときに新しい案を試してみる。
それでもどうすることもできなくて、今は諦めて左腕に載せたまま眠っている。
時々夢の中で何かものすごい重いものが体に被さってきてうなされて起きることがあるけど、それも全部太陽のせい。
こんなにムカつく猫ってこの世界にはいないと思う。
外苑前→熱海→宮古島 年の差ゲイカップルの宮古島生活。
太陽が眠るときに左肩と腕に乗っかって来ることはここに何度か書いた。
太陽のせいで僕は毎日睡眠を損なわれているので、どうしたものかと毎日よる眠るときに新しい案を試してみる。
それでもどうすることもできなくて、今は諦めて左腕に載せたまま眠っている。
時々夢の中で何かものすごい重いものが体に被さってきてうなされて起きることがあるけど、それも全部太陽のせい。
こんなにムカつく猫ってこの世界にはいないと思う。
空は関西空港に迎えに行った時からとても恥ずかしがり屋で臆病な犬だった。
でも家にやってきて次第に海や太陽に慣れてくると、本来持っている天然なじゃじゃ馬が表に出てきて暴れ回っている。
素直で愛情深く、直感だけで突っ走ってしまう行動力はこちらが注意していないと、いつか事故に巻き込まれてしまうんじゃないかと心配になることもある。
そんな空には、海の時のように社会化の訓練ができていない。
海が天性の人好き犬好きだったので特に気にすることもなかったのだけど、空は臆病でシャイなので、それが外に出た時に他の人や犬に対して恐怖が先に出てしまうことがわかってきた。
最近は人間にはだんだんと防御を緩めてきて吠えることもなくなったけど、犬には未だに吠えてしまう。
空が吠え出すと海も反応してしまい、僕が1人で散歩をしていると2人を手懐けるのがとても難しく、僕も慌ててしまうし空に対して「吠えちゃダメ!」と声を出してしまう。
これはじっくりと空だけで他のワンちゃんに慣れるように訓練が必要だよなあ・・・と改めて思っているところ。
今日で小さな宿「AZZURRA」は1周年を迎えることができた。
宿泊施設なんてKも僕もやったことがなく、わからないことばかりだったけど、1年経って思うことはとても楽しい1年だったということ。
まだまだ安定した予約は入らないのだけど、なんとか1年たったことを心からうれしく思ったのだ。
Kは今日から大分の実家に帰り1週間僕たちは離れ離れで暮らすことになる。
一緒に1周年を祝うことができないけど、Kもきっとこの1年を色々思いねぐらせているに違いない。
1周年、ありがとうございました!
なんと驚いたことに、あれからトラックの運転手さんは3連チャンでお弁当を買いに来てくださった。
朝の10時半頃に電話が鳴るのだけど、「今日は豚丼はある?」「今日は焼き鳥丼ある?」と言った感じ。
運転手さんはご自分のお名前を言うことはないけど、最初に聞いてから電話番号に登録したのだ。
いつもお店に来るときは少し恥ずかしそうで、「今日は卵とチーズサービスしました!」
と言うと、子どものように笑って喜んだ。
「明日からしばらくお休みなのですが、またよろしくお願いします!」
そう言ってトラックを見送ったのだけど、休み明けにまたきてくれるだろうか?
でも、本当にうれしかったな。
今日は暇だなあ・・・と思っていたところ、車が駐車場に止まって見覚えのあるお客さんが出てきた。
先日ぼうずになりそうな日に駆け込みで買ってくださった近所で働いている男性。
「こないだのケイジャンチキン、本当においしかったので今日は違うものを頂こうかな・・・」
「じゃあ、ペンネにします」
ペンネを渡しながら近所の話をする。
この人も移住者で、今は宮古島の土地の開発をやっているらしい。
「この辺はいいところですね・・・海も見えるんですね・・・」
「ええ、遠いんですけど気に入っています。津波がきても50mあるので大丈夫かなと」
「また来ますね!」
お客さんが美味しいと言ってくださると、それだけで心の底からうれしくなる。
数日前に店の向かいに大きなトラックが止まって、チラシをくれと言われて手渡した。
「土曜日もやってるの?何時から?」と聞かれて、「やってます。11時からです」と答えた。
今日、その運転手さんからお電話があって、「12時頃に行くから弁当ひとつ頼む」と言われた。
電話口では名前は言われなかったのだけど、すぐにあの運転手さんだってわかったのだった。
12時を少し回る頃、でっかいトラックが店の前に止まり、運転手さんがゆっくりと降りてきた。
運転手さんは実際に会うと目を合わせることもなく、寡黙な人だった。
お弁当とお釣りを渡して「ありがとうございました!」と大声で見送った。
こんな風に地元で働く人たちが買いに来てくれるお弁当もきちんと用意しておきたいねとKと話し合ってはじめたお弁当。
こんな風に通りすがりに買っていただいてとてもうれしかったのでした。
3月14日は、「結婚の自由をすべての人に」訴訟の東京地裁二次訴訟の判決と、札幌高裁の判決が下される日。なんと偶然だろうがW判決なのだ。
社会の関心を集めたいのとこの日の傍聴席を盛り上げたいために、マリフォーが応援動画を公開し始めた。
僕とKと海と空もこの応援ビデオに出ているので、ぜひご覧になってください。https://www.instagram.com/reel/C3iOiNPvQ0N/?igsh=ZGFsdzNnN2xsemx1
3月14日、日本社会が動く判決が出ることを信じています。
僕は多摩美術大学を出た後、28年間くらい広告代理店にアートディレクターとして勤めていた。
料理は好きなのでずっと料理をしてきたけど、いつか自分の店を持ちたいなどとは思ったことはなく、お店を持ったとしても料理は他の人でサービスする方かな・・・くらいに思っていた。
55歳になって、まさか自分がお持ち帰りランチのお店を始めるなんて考えたこともなかったのだ。
僕自身料理学校に通ったわけではないし、有名レストランで働いたわけではないし、宮古島には美味しいお店もいくつもあるし、他と比べる気持ちはさらさらない。
でも、ひとつだけ自信があることがある。
それは、何がおいしいか。自分なりにはっきりとわかっていること。
それは、ミシュラン的な物差しがあると言っている訳ではなく、「美味しいな。これは」と、きちんと自分の本能でわかるということ。
それは、世界の色々な国の有名レストランから東京、京都をはじめかなり沢山の有名店で食べ歩いてきた。でも、たとえ星を取っていようと他で評価されていようと、美味しくないお店もたくさんあった。(美味しくないから良くないというのではなく、あくまでも僕の基準です)
おいしいものと美味しくないものをはっきりと味わい分けるのは、実はとても難しいことだと思うのだ。
うちのお店は、僕がKと一緒に食べておいしいと思ったものをこれからも作っていこうと思う。
久しぶりのお休みだったので、今日は海と空を連れて近くのサニツ浜に行ってみた。
サニツ浜は与那覇湾の内海に面した浜だけど、外海へもつながっていて、今日はその外海につながる岬を探索した。
サニツ浜は湾に面しているため波がほとんどなく穏やかな湖のよう。遠浅なので下の土の色が透けて見えるため、宮古ブルーといった澄んだ青色の海ではない。
この岬をどれくらい歩いただろうか?7キロか8キロくらいあったんじゃないだろうか?突端に向かって歩いてぐるっと回って帰ってきたのだけど、本当にいつになったら帰ってこられるんだろうか?と暑い夏を思わせる気候の中歩き続けた。
海も空もはあはあ言っていたので途中で何度かお水を飲ませながら歩いた。
宮古島らしい原生林の残るワイルドな岬だった。
海は子どもの頃から脱走犯だった。
ブリーダーから譲り受ける時に言われて、我が家にやって来てからもどうやって脱走したのか、ケージに入れて買い物から戻ってくると窓から見ていたり、何度も何度も脱走されたものだ。
それはでも海がずいぶん子どもだった頃。今では3年4ヶ月も経って大人になったのだ・・・
そう思っていたこの頃、CUCINAで窓が空いていてKがふと窓から中庭を眺めていたら、海が庭をトボトボと歩いてきて門から外に出ようとしているのを見つけた。
「海!出ちゃだめ!おいで!」
僕はKの絶叫で何か恐ろしいことが起きたのではないかとびっくりして外にでた。
すると、門のそばで海が立っていたので慌てて海を座らせて捕まえた。
空と太陽を探すと、空は家の中からこっちを見ていて、太陽は外に出てひっくり返って日光浴をしていた。
どうやら開けていた網戸を空が腕で押し破って壊して通り抜けたみたい。
なぜ空の仕業かというと、空はすぐに手がでるタイプで先日手でドアを押しているのを何度か見かけたから。
でも臆病者の空は家に残って様子を伺っていたのだろう。
好奇心旺盛な海はちょっくら外に出て散歩でもしてこようかな・・・と外に出たのだと思う。
僕たちがたまたま中庭の窓をいつもよりも大きく開けて見ていたから見つけられたけど、もしかしたら車に轢かれて死んでいたかもしれないと思うと恐ろしくなった。
お外を見るのが何よりも好きな3人だけど、もうこれからは網戸も開けられないことになってしまった・・・。