東京にしばらく滞在しながら、バリ島に旅行に出かけ、その後京都にも旅行に出かけた二人は、いよいよ宮古島にやってくる日になった。
14時には東京から彼らの友人で日本人のTさんが下地空港に到着して、彼をピックアップした僕はそのまま宮古空港に向かい二人をピックアップしてAZZURRAまで運んで来た。
その間Kは宿の部屋を整えたり家を掃除したりして待っていてくれた。
宿につくと少し疲れたのかみんなは部屋でゆっくりとして、やがて我が家で夕食会に。
海・空・太陽の歓待を受けてみんなとても嬉しそうに見える。
廊下には僕とKの友人たちの写真が貼ってあって、その中にはニューヨーク郊外を訪れた時に写真があって、懐かしく眺めていた。
僕たちは知り合ってから30年くらい経つので、共通の友人たちの話や2丁目の話、ぺんぺん草のお客さんの話など。
僕たちがニューヨークを訪れた時の話やサンフランシスコの話など、話題は次から次へ尽きることがない。
旧友とのこうした時間はなんて宝物のようなものだろうと思う。
たくさんお酒も飲んで色々な話をして、海や空や太陽がみんなを和ませてくれてとてもやさしく幸せな時間だった。