細菌性の風邪。

風邪は思ったようによくならずに、熱はずっと38度後半のまま。

これは普通の風邪ではないのではないか?と思い、もう一度病院に予約をして向かう。

また同じように車の中で検査をしたら、新型コロナもインフルも陰性だった。

今度は診察室に入り、聴診器を胸に当てられながら先生が言った。

「肺がおかしいので、これはウイルス性ではなくて細菌性の風邪ですね・・・抗生物質を出すので最後まで飲んでください」

家に帰りベッドに横になると、先日宿泊した友人からLINEがあった。

僕が「風邪のこと言おうか・・・?」とKに言うと、Kは僕のスマホを取り返信を打ちはじめた。

内容は風には一切触れず、ご宿泊のお礼だけだった。

彼以外に他の人にはあっていなかったので、ほぼ間違いなく彼からの感染だと思うけど、それを彼に言ったところで、その後のやり取りが大変ではないか。

僕が打っていたら風邪にかかったことを書いていたと思うのだけど、Kの方が随分と大人であることがわかったのだった。

39.3度の熱。

友人を空港に送り届けたのだけど、僕の身体が重く、喉が痛く、心なしか熱っぽいので病院に行った。

車の中でお医者さんを待ち、綿棒のようなものを鼻に突っ込まれて粘膜を取られ、15分後には先生がまたやってきて言った。

「新型コロナもインフルも陰性でした。これは風邪なのでお薬を出しましょう」

家に帰って夜になると熱が上がってきて、とうとう39.3度になった。

こんな高熱なんて子どもの時以来かもしれない。

Kにうつらなければいいなあ・・・と思いながら、熱にうなされ続けたのだった。

風邪?

友人が空港から降りて車に乗った時から、ずっと咳をしているのが気になっていた。

「いつもの鼻炎だから心配いらないから・・・」

そう言われても、車の中で咳き込まれたら風邪か新型コロナかインフルエンザではないかと気になるものだ。

今日は午後まで一緒にドライブをしてランチのお店で下ろしたのだけど、友人は今日は鼻を何度もかんでいた。

その後友人から電話があり「熱っぽいから病院に来たら38.5°も熱があったからこれから薬をもらうところ」とのこと。

心なしか僕の喉も痛苦なってきているようで、身体もだるい気がする。

「アレルギー鼻炎を拗らせているだけだから心配いらないから・・・コロナもインフルもワクチンを2週間前に打ったから・・・」

そう言われても、この症状は間違いなく風邪の前兆のようだ。

僕の症状はほぼ間違いなく風邪だと思うのだけど、最後まで「アレルギーなの」と言い張る友人に何も返す言葉もなかった。

宮古島で、レインボーフラッグ見つけた。

友人と一緒に食事をして、西里通りを歩いていたらレインボーフラッグがあった。

入ったことのないちょっと怪しいお店だけど、どうやらカフェかレストランみたい。

きっとレイボーフラッグの意味もきちんとわかって掲げているのだろうと思うと、すぐにでも中に入ってお話がしたいと思ったが、食事の後だったこともあり家に帰ってきた。

今度時間ができたらKと二人で尋ねてみたいと思う。

そうそう、うちにもレインボーフラッグを掲げないとな・・・。

旗を掲げるポールを買わないとと思いつつまだ手に入れられていないのだ。

海と太陽

スタンダードプードルの海と茶トラ猫の太陽は、最初の頃は太陽が3か月くらいで捨てられていたこともあり、家に招き入れた時は太陽の方が海のことを怖かったのか、「シャー!」と毛を逆立てていたのだけど、本当にびっくりするくらいすぐに打ち解けて一緒に遊ぶようになった。

その後海と同じスタンプーの空が家族に加わり、今では空と毎日追っかけっこをしているのだけど、海と太陽はずっと前から家族であるかのような落ち着いた関係で結ばれているように見える。

ソファーで寝ている太陽の隣でくっついて海が寝たり、その逆もよく見かける。

犬と猫は全く言葉も通じないだろうし、感情表現やサインも全く異なると思うのだけど、彼らのコミュニケーションを見ていると感心してしまうことが多い。

追いかけっこやじゃれあいをしていると思っても、喧嘩にはならないし、その後すぐに一緒に寄り添っていたりする。

動物は誰に教わったわけでもないのだけど、やさしく共存する方法をはじめから知っているのだ。

商工会議所似てにて講義を受ける。

個人事業主になって事業を立ち上げたので、商工会議所に行って創業に関する講義を受けてきた。

朝の10時から午後の15時30分まで。

間に1時間半の休憩があったので4時間という長丁場だった。

お金の出入りのことや税金のこと、サラリーマン時代には無頓着だったことがたくさん書いてあり学ぶことも多かった。

僕は54歳なのに若者に混じって講義やチームワークを楽しんだのだった。

人生がもう一度はじまったみたい。

友人が東京から泊まりに来た。

友人が沖縄本島で会社の社員旅行があるついでに宮古島まで足を伸ばしてくれるとのことで、3泊泊まりに来てくれた。

友人は部屋にこもってワーケーションをするとのことだったのだけど、車が運転できないので空港まで迎えに行ったついでにほんの少し回り道をして海を見に行った。

友人と言っても、今まで二人だけで話す機会もなかったので、同性婚のことやパートナーシップ条例のこと、ご家族のことなど色々な話をすることができた。

友人は頭脳明晰でどちらかというといつも自分の意見をしっかりと通すようなところがあり、ほんの少し苦手に思っていたのだけど、ゆっくりと話してみると彼の生い立ちや学校などでの過ごし方から彼の立ち居振る舞いが来ていることがわかってよかったと思う。

宿をはじめたことの良かったことの一つは、こんな風に宿に訪れてくれる友人とのまた違った時間を持てることだ。

庭木の剪定

午前中は庭の手入れを二人でやっていることが多い。

雑草の始末から、枯れた枝の剪定、移植や植え替え、肥料をあげたり、庭の仕事はやってもやっても果てしない。

そんな中で、大きな樹木の剪定は力仕事だし骨の折れる作業だ。

僕は先日張り切って7メートルくらいの大木をノコギリで切り倒したのだけど、その数日後ずっと手首が痛かった。

普段使わない筋肉を使うからか筋肉痛も続き、電動のノコギリを買った方がいいかなと考えているところ。

そんなこともあり、力のいる仕事はKが気をつかってやってくれることが多くなってきた。

今日も朝からKは張り切って門の周りの植物の枝や幹を切り倒してくれている。

僕は今日は家の中にいて、海や空と一緒に時々Kの仕事を眺めている。

こんな生活が自分の人生で起こるとは思っても見なかったなと思いながら。

テイクアウトランチの試作をつくる。

僕たちの宿は宿泊業なのだけど、同時に飲食業の許可も取ってあって、朝食や夜食を提供している。

お客様が比較的少ない時期にランチのテイクアウトは出来ないものかと、色々と手配を進めている中で、いよいよ試作品をいくつか作りはじめた。

メニューや価格帯はどうするのかが一番悩むところで、観光客相手にする値段と、地元の人に買って欲しい値段が自ずと違ってくるのをどうしたものかと悩んでもいる。

宮古島の地元の人は、お昼ご飯はだいたい1コインで食べられる価格帯のものがほとんどで、スーパーのお惣菜を見ても弁当屋を見ても500円がボーダーラインに見える。

それでも600円くらいのものもあるのだけど、500円以下で美味しくて量のあるものを出すのはなかなか難しいのが現状だ。

飲食業は、原価がだいたい3割と言われていて、500円のお弁当だったら150円でお弁当の中身を用意しなければならない。

この金額で質の良い食材で美味しいお米でとなると、何かを諦めなければならない。

大きなスーパーなどは大量に作るので無駄も少なく、低価格で食材を仕入れ調理し、お弁当を用意することができるのだけど、うちのように小さなところだと食材の無駄も出せないしかなり絞ってやらないと利益が生まれてこない結果になってしまう。

今の所、スパーシーカレーを中心に考えているのだけど、地元の人用に豚丼を600円以内で用意できるのか、色々試行錯誤をしているところ。

バナナ。その4

実をつけはじめたバナナが少し様子が変なのだ。

最初は順調に実を実らせているように見えたのだけど、

バナナのような実の列が4つくらいできた後、なぜだかその次の花くらいからは実にならずに枯れてぼとりと落ちてしまう。

これは水が足りないのか、栄養が足りないのか、はたまた虫や病気にやられてしまったか・・・。

色々調べてみたところ、最初の花は雌花で、それらにきちんとした実がつき、やがて出てくるのは雄花で、それ以降雄花には実が実らないのだそうだ。

バナナの花が雌花と雄花に列によって分かれているなんて知らなかった。

ということで、もう用のない雄花は切り落として雌花についた実に栄養がいくようにしてあげた。

早く大きくなってバナナを食べたいものだ。