テイクアウトランチの試作をつくる。

僕たちの宿は宿泊業なのだけど、同時に飲食業の許可も取ってあって、朝食や夜食を提供している。

お客様が比較的少ない時期にランチのテイクアウトは出来ないものかと、色々と手配を進めている中で、いよいよ試作品をいくつか作りはじめた。

メニューや価格帯はどうするのかが一番悩むところで、観光客相手にする値段と、地元の人に買って欲しい値段が自ずと違ってくるのをどうしたものかと悩んでもいる。

宮古島の地元の人は、お昼ご飯はだいたい1コインで食べられる価格帯のものがほとんどで、スーパーのお惣菜を見ても弁当屋を見ても500円がボーダーラインに見える。

それでも600円くらいのものもあるのだけど、500円以下で美味しくて量のあるものを出すのはなかなか難しいのが現状だ。

飲食業は、原価がだいたい3割と言われていて、500円のお弁当だったら150円でお弁当の中身を用意しなければならない。

この金額で質の良い食材で美味しいお米でとなると、何かを諦めなければならない。

大きなスーパーなどは大量に作るので無駄も少なく、低価格で食材を仕入れ調理し、お弁当を用意することができるのだけど、うちのように小さなところだと食材の無駄も出せないしかなり絞ってやらないと利益が生まれてこない結果になってしまう。

今の所、スパーシーカレーを中心に考えているのだけど、地元の人用に豚丼を600円以内で用意できるのか、色々試行錯誤をしているところ。

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