紅大根とサラダかぼちゃ

宮古島にいると、普段あまり買うことのなかった野菜に出会うことがある。

サラダかぼちゃというものを僕は知らなかったのだけど、小さなかぼちゃで生で食べられるかぼちゃ。

スライサーで薄くスライスしたところ、サクサクした食感に加えほんのりとした甘味がありとても美味しい食材だった。

紅大根は時々見かけていたけど、自分で好んで買うことはなかった。

先日買い求めてみたところ、辛味が適度にありサラダにしてみたらとても美味しかった。

宮古島に来て、片っ端から珍しい野菜を買ってみて色々試して食べている。

まだ出会ったことのない野菜や果物に出会うことはとても面白い体験になる。

3個目のシュトーレン

「宮古島では美味しいシュトーレンが買えない」というようなことを先日ここに書いたのだけど、そもそもシュトーレンなんて町中で見かけることもないと思っていた。

それが、今日サンエーという沖縄一のスーパーに行ったら、普通にシュトーレンが売っていて驚いたのだ。

切ってみると意外とちゃんとしたシュトーレンで、今年食べた3本の中では2番目に美味しかった。

こちらで食べるシュトーレンはどれもとても小さいサイズなので、3回くらいで食べてしまうのが困るところ。

クリスマス前にもう1本どこかでシュトーレンを買いたいところ。

我が家の羊さん

うちには羊さんがいる。

今日は初めての空の美容室。

どんなカットにしようか迷ったのだけど、たった一回しかしないであろう羊さんカットにしてもらった。

宮古島は暖かいのでまた3月ごろからサマーカットになるのを見越して、今は長めの羊さんカットにしてみた。

美容室から出てきた空をみて僕たちは大笑いしてしまったのだけど、当の本人は「なんで笑ってるの?」と言った感じで喜んでいた。

バリカンを当てた手足が鶏ガラみたいで怖いけど、全体としてはかわいいからよしとしよう。

おもちゃのタイヤが口にはまった空。

夜にのんびりとお酒を飲んでいたら、いつものように海と空がじゃれ合っていて、急に空が変な声を上げはじめた。

どうしたのかと見ると、空がお気に入りの黒い小さなタイヤのおもちゃを口に咥えたまま、どうやら口から取れなくしまったみたい。

その顔が面白くて僕もKも大笑いしたのだけど、本人はいたって真面目にタイヤを咥えたまま海と追いかけっこをしているのだ。

前にも同じようにおもちゃを咥えて歯に刺さったまま抜けなくなってしまい最後には泣き出したことがあったのだけど、その時も僕たちは大笑いしたのだった。

動物と一緒に暮らす毎日は、こんな突然の出来事に腹を抱えて笑う瞬間に溢れている。

素直で純粋な愛すべき僕たちの家族。

未だに芽が出ないブーゲンビレア。

10月25日頃に近所のユートピアファームの会長から譲り受けたブーゲンビレアの苗木が、2本は順調に芽が出てきたのだけど、もうすぐ2ヶ月経とうとしているのに1本は未だに芽を出す気配が感じられない。

その苗木はハウスの中から掘り上げる時に、植っていた鉢から根っこが抜けてしまいあまりひげ根がついていなかった苗木だ。

そのうち芽を出すだろうと思いながら毎日毎日色々な部位を見つめているのだけど、一向に新芽の動きが見られない。

もうダメかもしれないと思いながら枝のいくつかを切ってみる。

枝を切ってみるともう枯れてしまっているのか、それともまだ生きているのかがわかるから。

何ヶ所か枝を切ってみたら、まだ枯れてはいなくて緑色をしているのがわかった。

春まで待って芽が出てこなかったら諦めるしかないかな・・・。

祈るような気持ちで僕もKも毎日その苗木を見つめているのだ。

ワイン

宮古島でワインを買おうと思うと、Cote D’or というワインショップがある。

でも日常的に飲むワインは1,000円くらいで抑えたいと思うので、サンエーに入っている成城石井コーナーにある3本3,000円ちょいのワインを買っている。

週に1回買い物をするのだけど3本なんてすぐに飲んでしまうので、ああ、今日もハウスワインがない・・・などと思いながら焼酎や泡盛を飲む日も時々あるものだ。

先日宮古島に泊まりに来てくれた東京に住む友人からワインが届いた。

中を開けるとカリフォルニアワインが12本も入っていた。

ワインの好きなKは、「これでしばらくワイン買わなくていいからうれしいね」と言って喜んだ。

年末年始とお酒を飲む機会の増える我が家では、こんなワインの贈り物は本当にありがたい。

シュトーレンを探して

シュトーレンが好きで、この時期毎年シュトーレンを買ってはKと2人ちょびっとずつ食べてクリスマスを迎えていた。

でも、宮古島に来たらシュトーレンらしきものは町では見かけなくて、昨年はネットで買って配送したのだけど、送料を考えるとバカらしく思えた。

今年は10日に那覇に行ったので、国際通りのそばのパン屋さんで美味しそうなシュトーレンを手に入れた。

でもそのシュトーレンは思いの外小さくて、3回で食べてしまった。

その後、宮古島でシュトーレンを検索したら一軒ケーキ屋さんで作っているとあったので電話をして買いに行った。

家に帰って晩御飯の後に開けると、これまた小さく、おまけに粉砂糖が硬くなって殻のように引っ付いているし、中身はしっとりしていなくてクッキーのようにカチカチだった。

「これは自分で作った方がいいかもね」

そんな話をしながら固いシュトーレンをいただいたのだ。

お正月のキャンセル

数ヶ月前から、大晦日から2日まで予約が入っていたのだけど、ここへ来て急にキャンセルになった。

少し拍子抜けしたのだけど、お客様用におせち料理を作らなければと気負っていたのがふと楽になった。

「もしかしてこれは大晦日正月とゆっくりしろってこと?」

Kと2人ほんの少し喜んだのだけど、キャンセルになるとお金が入って来ないのでそうそう喜んではいられないねと言い合った。

今頃キャンセルされてもこれからお客さんは入らないだろうな。

このままのんびりとした年明けかな…

自動車の名義変更

3年前に買った自動車のローンが終わったようで、ローン会社から名義変更が出来るという知らせが来て手続きに行った。

軽い気持ちで出かけたら、沖縄県の宮古島運輸事務所での手続きがこれが本当に面倒だった。

前にナンバープレートを沖縄ナンバーに変えた時も2つの建物を行ったり来たりだったのだけど、今回も同じで2つの建物を行ったり来たり、最後にはローン会社に電話して暗証番号を聞いてやっと終わった。

その間、同じ車体ナンバーや個体番号、名前や住所を何度も何度も記入させられた。

自動車の管理は国外などに渡らぬようにとても厳重なのだろうけど、この手続きこそデジタル化して欲しいと心底思ったのだ。

でもこれでようやく、晴れて僕たちの車になったのだ。

皆愛屋

皆愛屋という「宮古そば」のお店があるのはずっと前から知っていた。

来間島に行く途中に必ず目にするお店は、昔は掘建小屋のような屋外だったのだけど、最近リフォームして屋内になり窓もついていたのできっと儲かっているんだろうな?と思っていた。

いつも行こうと思いながら行けなかったのは、このお店、土日がお休みなのだ。

今日、お昼を外食出来そうな時間に外にいたので、意を決して皆愛屋へ。

ゆし豆腐が身体の奥に染み渡るようなとても美味しいやさしい味わいのおそばだった。

そば自体もスープとの一体感があってとても美味しかった。

また二日酔いの時なんかに行きたいな。皆愛屋。