クーパーズタウンからの写真

ニューヨークの郊外に住んでいる友人カップルが先日宮古島に遊びに来てくれていたが、その後東京で数日過ごしたのち、無事に帰国した。

その友人たちから今のニューヨーク郊外の写真が送られてきた。

雪の降りしきるクーパーズタウンのお庭。とても綺麗だけど、今の宮古島からは考えられない寒さだろう。

彼らの家に遊びに行った時は6月末で美しい初夏の緑に満ちていた。

庭には小さな野うさぎがいて、「かわいい」と言うと、「全然かわいくない」と彼らは言った。

「庭や畑の植物や作物を全部食べてしまうんです」

広大な敷地には庭や畑を獣から守るために柵を作っていたけど、どうしても隙間から入ってきてしまうみたい。

彼らの暮らしに僕たちは憧れてこの宮古島に移り住んだのだった。

いつか行ってみたいな。雪のクーパーズタウンへ。

ピンクドット沖縄2023

朝一のJTAで僕たちは那覇に向かった。

今日は「ピンクドット沖縄」の日で13時からゲストスピーカーとして登壇することになっていた。

「ピンクドット」というイベントは、シンガポールで2009年から公にLGBTの権利や差別解消に向けた法制化を訴えていくために発足した。シンガポールは、LGBTに対して保守的と言われているが、この運動で若者がLGBTに対して寛容になりつつあるとのこと。

登壇では司会のブルボンヌと裁判に関する話をしてとても楽しい時間だった。寺原弁護士の解説もわかりやすくはじめて裁判のことを知った人でも理解できたと思う。

久しぶりに会う東京の友人たちにも会えて楽しい時間だった。

今回は日帰りだったので、海や空や太陽のために昼間に一度ペットシッターの方に家に来ていただいたのだ。

夕方5時半に家に着くと、海や空や太陽が大喜びで雄叫びを上げながら待っていた。

木を植える

ニューヨークから友人がやってきた時にどこに行きたいかと聞いたら、「植物を売っているような場所に行きたい」と答えたので、二軒園芸店に連れて行った。

すると彼らは大きなプルメリアの苗木と大輪のハイビスカスの苗木を選んで言うのだ。

「これをAZZURRAの庭に植えましょう」

彼らは僕たちの庭に植えるための植物を探そうと思っていたのだった。

滞在中は天気が今ひとつ悪く、最後まで植え付けは出来なかったのだけど、シンガポールからの友人が帰ってからは好天になりやっと苗木を植え付けることができた。

植え付けた後の写真を彼らに送るととても喜んでいるのがわかった。

彼らは81歳と75歳。もう二度と宮古島には来ることはないと思って来島したに違いない。

いつかこの木が大きくなって大きな花を咲かせたら写真を送ってあげたいと思ったのだ。

木を送るとは、成長してゆく時間ややがて開く花々をも送ること。

なんて素敵なことだろうか。

那覇から清文がやってきた

竹内清文君を知ったのは東京でLGBTQ +のイベントでのこと。

その後清文は沖縄本島に移住したのは知っていたけど特に連絡することもなかった。

今回清文は宮古島を訪れて小学校や中学校にで向き、LGBTQ +に関する講演をいくつもするついでに、市民に向けてお話しするということだった。

会場に僕たちが顔を見せると久しぶりの元気そうな清文がそばにやってきた。

講義はとてもわかりやすく、LGBTQ +の基礎知識から現在の問題点、身近にいたらどうしたら良いか、トランスジェンダーの抱える状況など興味深いものだった。

清文のレクチャーは中身がきちんとしているだけでなく、明るくて楽しいのがいいと思った。

僕たちは人前で裁判のことを話すことが多いけど、どうしても内容に引きづらて真面目で暗い話になってしまうことが多い。

僕たちも明るく話すように心がけたいと思ったのだった。

海の車嫌い。

海は僕たちが熱海で暮らしている時に奈良県まで車で迎えに行って家に迎え入れた。

道中長い間親元を離れたショックからか泣き叫んでいたのだけど、しばらくしたら大人しくなったのを覚えている。

その後、熱海で色々な場所に海を車で連れて行った。

それでも小さな時は車に乗ることをさほど怖がることもなかったのだけど、大きくなるに連れて車に乗ることを嫌がるようになった。

声を出して鳴いたり、子どもがお母さんに甘えるような声を出したり、はたまた吠えたり。

その都度なだめたり、怒ったり、場所を変えたり、クレートの中に入れてみたり色々試してはみたのだけど、どうやっても海の車嫌いは克服出来なかった。

幸い宮古島ではそれほど長距離なドライブもないので、少し鳴いていると目的地に着いてしまう。

空は同じように奈良県から飛行機でやってきて直ぐに空港から車に乗ったのだけだ、車を怖がる様子はなく、いつも僕の隣で窓の外を眺めている。

これは何かトラウマになるような出来事があったとかではなく、個体差のようなものなのだと思う。

訓練でもどうにもならないようなことがある。海に関しては車に乗ることがあまり好きではないことがその一つだけど、泣き叫ぶほど嫌がるわけではないので今はあまり気にしすぎずに様子を見ているところ。

外国人ゲストのレストラン予約

シンガポールの友人カップルに頼まれてレストランを予約することが時々ある。

今回も家族が遅れて来日するので新宿の焼き鳥屋さんを予約してくれないかと頼まれて、いつも行っている焼き鳥屋ではない行ったことのない店を予約した。

彼らは6人だけど小さな子どもが2人いるので座席だけ予約して欲しいと言われたのだけど、どの店もコースでしか予約を受け付けないと言われ、子どもが食べないにせよ6人のコースをしようがなく頼んだ。

予約当日15分過ぎにレストランから電話があり、「まだ来ない」と怒られた。

僕がすぐに連絡すると店の前にいてこれから入店するとのこと。

お店に電話すると、「あなたは電話で代行だと言わなかった。なんで外国人が来るのか!」と怒られた。しまいには「あなたの予約は今後いっさい受け付けない!」と怒鳴られて電話を切った。

店員がとても対応が悪く、もしかしたらサービスも酷いかもしれないと不安になったが新宿に飛んだゆくこともできなかった。

電話をした時に予約は外国人の家族だと言った方が良かったのかもしれないが、店の対応に僕もとても嫌な気持ちになったのだ。

他のレストランを予約する時は彼らがシンガポール人であることや日本慣れしていることを伝えることもあるけど、慌ただしく無礼な電話対応の中では僕の名前と人数だけ言って予約をしたのだった。

あの時、外国人家族だと告げていたらもしかしたら予約出来なかったかもしれないとも思う。

今後外国人ゲストのお店の予約には細心の気を遣おうと思ったのだった。

ゆさらび

最後の夜は、前々から行きたいと思っていたフレンチレストラン「ゆさらび」へ。

「ゆさらび」とは、宮古島の言葉で「夕暮れ時」の意味だそう。

場所がとてもわかりづらいのだけど、インギャーマリンガーデンのそばの坂道沿いにある。

大阪で一星レストランをやっていたシェフが宮古島で宮古島食材にこだわって開いたレストラン。


美味しいワインと一品一品宮古島のさまざまな食材を丁寧に料理したお皿はとても食べ応えがあった。

志堅原

宮古島に友人がやって来た時、予約をほぼ必ず取るレストランは「志堅原」。

宮古島にはいくつも有名な居酒屋があるけど、その中でも魚料理に関しては特に志堅原は一番美味しいと思っている。

今回、ニューヨークからの友人もシンガポールからの友人も連れて行ったのだけど、みんなマース煮を美味しいと言ったり、宮古牛やイカスミソーメンを気に入ってくれる。


シンガポールからの友人は来る前から「ゴーヤーチャンプルーが食べたい」と言っていたのだけど、今日の昼の店でゴーヤーチャンプルーを食べたのに、志堅原でまた2皿もゴーヤーチャンプルーを頼んで美味しそうに食べていた。

シンガポールから友人カップルがやって来た。

古くからの友人であるゲイカップルがシンガポールからやって来てくれた。

ニューヨークからの友人が昨日帰ったばかりで立て続けの来客になる。

僕たちはこの立て続けの友人のためにもう一度夕ご飯の歓迎会をセッティングしていたのでもう一度夕食の準備に追われた。

今回も和食を中心にしてたこ焼きもすることに。

◯たこ焼き

◯生野菜と茹で野菜のスティックサラダ(玉ねぎソース・ゴルゴンゾーラソース)
アスパラガス・セロリ・パプリカ・大根・人参・モロッコインゲン・四角豆・プチトマト

◯大根の梅和え

◯明太子こんにゃく

◯ゆし豆腐か島豆腐

◯マグロのオリーブ醤油

◯手羽中焼き

◯宮古牛しゃぶしゃぶ

◯肉吸い

◯タルトタタン

食事の準備は大変だったけど、とても喜んでもらえたのでうれしかった。

鼻腔に白いできもの。

先日風邪を引いた時からなのだけど、鼻の中の鼻腔に白いものが出来ていた。

そのうち治るだろうと思い放っておいたのだけど、ここ数日押すと痛みを感じるくらいになり、病院に行くことにした。

耳鼻科で診てもらったところ、抵抗力が落ちているようですとのこと、抗生物質が出された。

風邪の時も細菌性の風邪で抵抗力が落ちていると言われ、また抵抗力。

54歳ともなると身体が弱ってくると免疫力や抵抗力が低下するものかとちょっと寂しくなったのだった。

来年はジムを再開しようかなと考えているところ。