成功している人。

早朝で横浜で撮影があった。

テレビにも出るような活躍されているクライアントの社長がとてもポジティブな方で、人が年齢を重ねていくことを肯定していて、その熱量が周りにも伝わるようなエネルギーの持ち主。

成功している人は、常に目の前の出来事を更に好転させようと、確認し合うかのように自分がついているというようなことを言うものだ。

天気が晴れそうだと、「私、もってるから」

今回のチームは、そんな「あたしもってるから。あたし晴れ女なの。」という思い込みの強い女の集まりで、僕もどちらかというとそっちのタイプなのだけど、みんなで「もってる」などと言っていると、変な宗教団体のようだと思い、一人冷静沈着な側にいようと決めている。

一陽来復。

昨夜、真夜中1150分に目覚ましをかけておいて、12時ちょうどに吉方位である西南西に向けてお札を貼った。

お札は、このところ毎年もらってきている『穴八幡宮』の『一陽来復』のお札で、いつもは12月21日に行くと長蛇の列なのだけど、今年は22日の朝にもらいに行ったら、全然並んでいなくてあっさりともらうことができた。

今年こそ、お金周りのいい年になりますように。

ポジティブな人の考え方。

テレビにも出演していたやり手の女社長とお会いする機会があった。

とてもポジティブで、何事かが目の前に起こっても、「私ってやっぱり持ってるわ」と、自分がついていると信じているような感じの人。

なかなか僕たちはそうは思えなくて、「私なんて・・・」などと人前では卑下したりするもの。

その人を見ていると、心のありようによって、年齢をきれいに重ねていっているなあ・・・と感心させられた。

成功していく人って、自己肯定感が強いんでしょうね。

クリスマスローズが咲きはじめた。

ベランダのクリスマスローズの蕾が開きはじめた。

クリスマスローズと言うのは通称で、クリスマスに咲くのは温室で早咲きにしているのだろう。

どういうわけだかヒヨドリもネズミも、このクリスマスローズだけは襲わずにいてくれる。

まだ寒さの続く冬の日に、毎年忘れずにうつむきながら咲いている姿にほっとさせられるのだ。

今年のヒヤシンス。

今年も我が家では、15個のヒヤシンスの水栽培をしている。

そのうちの2個は、友人が元旦に家に遊びに来た時に、もらわれていった。

毎日ぐんぐん伸びていくヒヤシンスを見ながら、ちょっと元気のない時には元気をもらい、春が少しずつ近づいてくるのを感じている。

観光客の日本での透析。

シンガポールの友人カップルが、親戚一同を連れて日本に旧正月に遊びに来るので、いくつかお願いをされていたのだ。

一つは、六本木のミシュラン星付きのお寿司屋さんを14人で貸し切りにしたいということ。そしてもう一つが、義理の弟さんの透析をどこかの病院でよやくしてくれないかということ。

透析というものがいったいどういうものなのか、実は今回友人のご家族の件があるまでよく知らずにいたのだが、透析を必要としている人は、腎臓の代わりに血液を濾過する必要があるらしく、旅行中でも欠かすごとができないらしい。

海外旅行ともなると、受け入れ先がきちんとあるのか、言葉のコミュニケーションは大丈夫か、それによっては旅行自体ができないこともあるようだ。

今回、この東京でさえ、英語を話せて透析もしてもらえる病院なりクリニックを探すことは、意外に難しかった。

結局、一番最初の朝8時に病院の前で待ち合わせをして、僕が病院側とのつなぎのコミュニケーションをやったのだった。

透析にかかる時間はおよそ4時間。終わった頃にまた親族に迎えにきてもらうことで無事に受付が終わった。

ねずみを巡る戦い。その3

僕の家のベランダに、夜の間にネズミが出没して鉢の中の土を掘っていることは前にここに書いた。
ネズミは、僕が植えた球根を食べるために土を掘っているのか、単純に穴を掘って遊んでいるのか、はたまた穴の中で眠っているのかわからないのだけど、朝起きると穴が空いているのだ。
毒餌を撒くのも嫌だし、ネットやネズミ取りを仕掛けるのも気味が悪いので、ネズミが嫌うという超音波を使ってしばらくは来なくなっていたのだけど、ネズミはどうやら超音波に慣れるようで、僕が中国に行っていた間に、また荒らされるようになってしまった。
そこで今度はまた凝りもせず、太陽光で充電できて、動くものに反応して光るライトを購入した。超音波も一緒に着いているらしい。
これで効き目があるかわからないけど、せっかく植えた花々をみすみすネズミの餌にするわけにはいかないと、Kとふたり、長期戦でも負けない心構えでいるところ。

ジョジョ・ラビット

第二次世界大戦中のドイツのある村に、10歳のジョジョはお母さんと二人で暮らしていた。
お父さんはイタリアに戦争に行ったまま脱走の疑いがかけられ帰って来ず、ジョジョはヒットラーに忠誠心を誓うことで毎日を過ごしていた。
ある日、ひょんなきっかけで、自分の家にユダヤ人の娘が暮らしていることを知り、自分が信じていたナチスの思想が揺らぎはじめる。
スカヨハが、今作でアカデミー助演女優賞の候補になっているので観に行ったら、こんな新しい戦争映画に出会って驚いた作品。
戦争の悲惨さや残酷さを、明るくコミカルに描くことによって、また別の想像力か働くということを思い知らされた。
⭐️ジョジョ・ラビットhttp://www.foxmovies-jp.com/jojorabbit/sp/

Atelier和毛

ピッチャーとグラス

手前が和毛

『和毛』と書いて、「にこげ」。産毛などの柔らかい毛を意味する言葉。
宮古島の町中に、とても素敵な雑貨屋さん『Atelier和毛』はある。ちなみにその隣は『モジャ』という有名なパン屋さん。
はじめにお店に入ったら、店長の村田さんとなんとなく話が弾んでしまった。
「あ、このTシャツかわいいですね…」
「このガラスの器、沖縄のものですよね?」
女性の店長だけど、旦那さんなのかパートナーにのか、かわいい感じの男性もお店のお手伝いをしている感じ。
広いお店は、どこに何があるのかわからないので、何度か歩きながら面白いものを探してみる。
雑貨のセレクトも独特で、沖縄のガラスから、愛知のイラストレーターの方のTシャツなど、店長が気に入った作家さんのものを集めている感じ。
ガラスのピッチャーとグラスを買ってその日は帰ったのだけど、宮古島から明日帰るという日に、やっぱり気になってもう一度寄ってしまった。すると店長とお店の男性が言うのだ。
「あ!今朝、丸吉食堂にいらっしゃいましたよね!駐車場が隣だったんですよ!」と声をかけられた。
僕は気づかなかったようだけど、向こうは覚えていたみたい。
おっとりとしていてどんな話でもニコニコと笑いながら話せるおおらかさがこのお店にはある。
宮古島に行ったら、必ず立ち寄りたい雑貨屋さん。
⭐︎Atelier 和毛https://m.facebook.com/pages/category/Art-Gallery/Atelier-和毛-nicogeアトリエにこげ-862552267147348/?locale2=ja_JP

和歌山へお墓参りに。

満開の桜

朝7時の電車で和歌山へ。
毎年決まって桜の咲くこの時期に和歌山に来るのは、僕が昔10年間つきあっていたNのお墓参りがあるから。
彼が亡くなってもう5年も過ぎたのかと思うと、未だに信じられないのだけど、僕が29歳から39歳まで、人生を共にした人との思い出は今でも薄れることはなく、紀ノ川を渡る時には決まって彼と車の中で過ごした時間を思い出すのだ。
お墓があるのは和歌山駅よりも更に南に降りていったのどかな駅なのだけど、そこに向かう電車が30分に一本しかなくて、途中、湯浅という駅に着いて30分次の電車を待つ羽目になった。
鄙びた町は、昔彼と一緒に来た時を思い出させ、お墓のある寺に着くと、
「N、会いに来たよ」
と声をかけた。
東京では桜が満開をすでに過ぎていたけど、和歌山は今まさに桜が見頃を迎えようとしていて、桜が大好きだったNが、敢えてこの時期に亡くなったのだろうと思わせてくれる。
ふたりでお酒を飲んで、ゆっくりと話をする。もちろん一方的な僕の話しかける言葉だけだけども、どこかでNが聞いてくれていたらと思うのだ。
金曜日の朝、大阪に行く僕に向かって、Kはいつものように言った。
「Nさんによろしく」
いつかKも仕事がなければ、一緒に和歌山に来たいと思う。
亡くなった人なんて、お墓になんかもういないのかもしれないとも思う。
たとえそうであったとしても、こうして毎年命日にめがけて僕が来るのは、一緒に人生を連れ添った人を亡くした人ならば、きっとわかると思う。
生命や身体は、もう消えてなくなってしまったのかもしれないけど、Nはまだ、僕と一緒にずーっと生きているのだ。
お墓詣りの日は、Nと過ごした日々のことを色々と思い出す。
たとえ周りから色々なことを言われようとも、僕とNは、ある時期において確かに世界一幸福だったのだ。