もうすぐ空がやってくるので、空の写真や映像がブリーダーさんから送られてくる。


大型犬の成長はあっという間で、外に出すと怪獣のようだと情報をもらったところ。

飛行機では無事にいられるだろうか?運ばれている待ち時間に暑さで疲弊しないだろうか?

子犬の飛行機輸送は初めてなので、今から航空会社に電話をして抜かりのないようにと思う。

本当は9月初旬に引き取ろうと思っていたのだけど、こと夏の暑さを考えて下旬にしてもらったのだ。

最大のケアをしながら無事に宮古島まで運びたいと思っている。

カママ嶺の海さん

宮古島には、平良(ひらら)という町の中心部に小高い丘があって、「カママ嶺公園」という名の公園がある。

町に出かけた時に時々海さんと散歩に行くのだけど、見晴らしが良くてパイナガマビーチや平良港まで見える。

その公園にはなぜか大きなシーサーの遊具があって、時々子どもたちが遊ぶ姿が見える。

今日は海さんをシーサーを対峙させようと何度か試みたのだけど、海さんはカメラ目線を崩すことはなかった・・・。

海と太陽。

犬の海と猫の太陽は、最初に太陽が外に捨てられていた日に家に招き入れると、

太陽が海を怖がって毛を逆立てることがあった。

海はやさしいので太陽に尻尾を振っていたが、太陽は必死で自分の身を守ろうとしていたのだ。

でも、時間が経つ中で二人はどんどん近づいていった。

時々太陽にいうことを聞かせようと首根っこから頭をがっぽりと海が口の中に入れてしまったり、本気で追っかけっこをすることはあるものの、二人はすっかり家族のように見える。

動物同志のやりとりはわからないのだけど、見ている限り一度たりとも本気でお互いを傷つけようとしている場面を見たことがない。

そして今では二人で一緒にいる場面もよく目にするようになった。

犬と猫の間にはきっと言葉なんて存在しない。

それでもこうやって家族のように親しくなれるのかと思うと、無闇に殺し合いをしている人間の方が下等な生物であると思わざるをえない。

うちの看板犬「海さん」

楽天トラベルに「宿の看板犬」なるものの投票があるようで、海さんも応募することにした。

日本全国の宿が対象のようで、なかなかエントリーすることさえ難関なのだそう。

うちのやさしい海さんがどうか無事にエントリーできますように。

静かなワンちゃん。

久しぶりにワンちゃんが泊まりに来た。

ボーダーコリーだけど、鳴き声がまったく聞こえないくらい吠えないワンちゃんだった。

海は犬の気配を感じていちいち吠えそうになるのだけど、そのワンちゃんは躾が行き届いているようでとても静かだ。

ご家族はワンちゃんも家族として一緒に暮らしていらっしゃるようで、明日はサップをワンちゃんも一緒にやるとのことだった。

これだけお利口なワンちゃんなら、海での遊びも楽しいだろうなあ。

うちの海はサップなんか乗せたら狂ったように吠えるに違いない。

空の成長。

空が生まれてから25日が経過した。

その間、ブリーダーさんからは何度も何度も空の映像や写真が送られてきていた。

「空が来ても、海を最優先にしないとね」

「太陽が攻撃しなければいいけど・・・」

「ケージの置き場所はどうしようか?」

空が実際にやってくる日に向けて、僕たちも本腰を入れて準備をしないといけない。

それに、海がやってきて3ヶ月4ヶ月の頃は、僕たちも育児ノイローゼのようになっていたことがあったのだ。

今となってはずいぶん昔で、あの頃の大変さもすっかり忘れてしまっているけど、きっと同じようにあの甘噛み攻撃やおしっこ、夜泣きなど、たくさんの問題が待っているのだと思う。

どうか健康で育ってくれますように。

空を迎えに行くために。

9月21日に空を迎えに関西空港に行くことにした。

行きはJALで乗り継ぎ便を手配して、帰りはANAde直行便で空を預けて帰ってくることに。

奈良県に住むブリーダーさんには関西空港まで空を連れて来てもらい、チェックインするつもり。

犬は貨物と一緒に預けられるので、時々飛行機の中に入れられるまでに外に出された状態が続くことがあるようだ。

夏場は高温になるため、数時間かけて飛行機から出てきた時に暑さにやられて死んでしまうケースも過去にはいくつも発生している。

そのため、今回も暑い盛夏を避けて、秋の彼岸近くに飛行機に載せるように計画したのだった。

クレーとには保冷剤を書いてくれるサービスもあるのだけど、そんな保冷剤なんて30分くらいで溶けてしまうのではないだろうか?

とにかく、無事に宮古島まで小さな空がたどり着けるように、最新の注意を払おうと思っている。

眠り姫。

空が生まれて2週間以上経ったようだ。

時々ブリーダーさんから空の映像が送られてきて、そのあどけない姿を見ながら空の成長具合を確かめている。

このところ立て続けに送られてくる空の映像は、なぜか眠ってばかり。

「空ちゃんは本当によく眠るんですよ・・・眠り姫ですね」

のんびりとしてよく眠る空を、映像をみながら「かわいいなあ・・・」とKと二人で眺めているのだ。

空が生まれて3日たち、また空の映像が送られてきた。

まだ目が開いていなくてグニョグニョ動き回っている空は、本当にかわいくてできれば飛行機で飛んで抱っこしたいと思う。

ブリーダーさんはとても気さくな女性で、「空と母親のワンコを連れて10月に宮古島に行こうかと思っているの・・・」と言いはじめた。

僕たちが迎えに行くか、航空便で送ってもらうこともできるようだけど、空を一緒に連れてきてくださるのは思っても見ないアイデアだった。

いずれにせよ、空が健やかに大きくなっていく2・3ヶ月間、くれぐれもどうぞよろしくお願いいたします。
(水色の首輪が空)

空が生まれました。

奈良のブリーダーから連絡があり、無事に子どもが9頭生まれたとのこと。

早速小さな赤ちゃんたちの映像が送られてきた。

その中から「空」はどれかと選ぶことになり、少し経路の濃いめの子を「空」と名付けた。

これから穏やかに健康に育って、2ヶ月後か3ヶ月後に僕たちの家で会える日が今から楽しみ。