「結婚の自由をすべての人に」訴訟いよいよ判決へ。

当初、11月29日(火)に僕とKは、太陽の去勢手術の予約をしており、太陽を連れて午前中に病院に入院、その後に海を2泊預かってもらうトリミングサロンに運び、夕方の便で夜の20時くらいに羽田空港到着のフライトを予約していたのだ。

でも、判決前夜祭をやることが決まり、東京の原告がなかなか出席出来ない状態になってしまったため、Kと話し合った末に僕だけ少し早めのフライトに変更し前夜祭に出席することにした。

3年9ヶ月かけて争って来た裁判の判決が迫った今、心残りのないようにできる限りのことをしておきたい。

もちろん、判決は既に決まっているのだと思う。

でも、今まで応援し続けてくださった方々に感謝の気持ちをお伝えしたいのと、判決を前に今の心境を真っ直ぐに伝えたいと思う。

判決当日、僕たちがどんな酷い球に打たれ倒れたとしても、また起き上がることが出来ますように。

どうか、遠くからでも見守っていてください。

◯東京一次訴訟:第一審判決期日と期日報告会などのお知らせ
https://www.marriageforall.jp/blog/20221123/

怒りをおさえること。

僕たちの暮らす上野地区はサトウキビ畑が広がるのどかな田舎なのだけど、その中にポツポツと民家があって、農家のおじいやおばあがのんびりと軽自動車を走らせたりしている。

でも近くにシギラグループのホテル群があったりするためにレンタカーが通ることも多く、客を送り迎えするタクシーも通る。

このタクシーとレンタカーが決まってもの凄いスピードを上げて走り回るので時々その音に驚かされる。

僕たちが許せないのは、そのスピード運転の危なさだ。40キロという表示の県道を80キロで走り抜ける車もいる。

Kはこういった愚行がどうしても許せない性分で、後ろのタクシーなんかがもの凄いスピードで追い抜こうとすると怒りで震えるほどになる。

僕は、そんなタクシーにかまって欲しくはないと言うのだけど、Kは正義感が強いせいかそのタクシーと並走したりしてとても危ないことがある。

今日も海の散歩の帰りにいつものように50キロで走っていたところ、後ろからタクシーがもの凄い速さで追い抜かそうとした。

Kはまた怒りしばらくタクシーと並走したものの、反対車線の車も来たので途中でやり過ごし、そのまま我が家の前だったのでバックで車庫に入ろうとした。

僕は電動シャッターを開け始めてはいたけどまだ完全に開いていない状態でKは車庫に車を突っ込んでしまい、車の上部がシャッターに当たった音で冷静に戻った。

Kが悪いわけではない。でも、低俗なタクシーの運転手に踊らされて、結局危ない思いをしているのは僕たちの方だ。

僕はこんな時冷静でいられるけど、いつもいつもKを守ってあげられるとは限らない。

余計な抗争や暴力沙汰に巻き込まれないように、Kのカッとなる気質をコントロールしなくてはと思う。

幸い車はアンテナが当たっただけだったので無事だったが、今回の事故は僕たちに冷水を浴びせかけてくれたようだ。

ありがたい。

朝焼け

朝、外を見たらアフリカのような朝焼けだった。

アフリカには行ったことはないけど。

ちなみに写真は色の修正も何もしていない。

宮古島での暮らしは、毎日のように新しい発見がある。

11/30(水)いよいよ判決。

3年9ヶ月かけて戦ってきた東京地裁における裁判「結婚の自由をすべての人に」訴訟が、いよいよ11月30日に判決を言い渡される。

それに向けて新聞社の取材やテレビ局の取材を少ししているのだけど、弁護士やマリッジフォーオールジャパンとの会議も行われている。

今回の判決では、前日に集まって意気込みを語ったり、インフルエンサーや著名人なども加わって自由に意見交換もされる予定。

ただ、僕たちは随分前にフライトをおさえてしまった都合上、前日29日18時から20時のライブ配信には出演することが出来ない予定だったが、チケットを取り直し僕だけ前夜祭に参加することに決めた。

11/30判決当日は夜までベッタリと出ずっぱりになると思われる。

勝とうが負けようが、きっと泣いてしまうのだろうな…と思っている。

たとえ不当な判決が出てしまったとしても、僕たちは絶対に負けることはない。

高裁に控訴し、その次は最高裁に控訴する。

たとえそこでまた不当な判決が出たとしても、きっと僕たちの後を誰かが引き継いでくれるに違いないからだ。

この国で、いつか絶対に結婚の平等を実現させるのだ。

◯東京地裁判決前夜祭・判決報告会について

https://twitter.com/marriage4all_/status/1594263238727716865?s=46&t=nNkwM8jGc7ElcwtH3gnmJA

太陽のお腹の中の虫。

捨て猫の太陽が家にやって来て、病院に連れて行ったらお腹の中に虫がいて一度退治したのだけど、もう一つ別の種類がいてある日お尻から紐状になって出て来たことはここに書いた。

その虫が注射を打っても一度では退治できず、もう一度注射を打ったのだった。それから2週間、もう一度病院に便を持って行き検査をしてもらう。
病院から電話がかかって来て検査結果は虫がいなくなっていたとのこと。

動物病院は保険に入ってなかったらすべて自腹になってしまうし結構高い。たとえば、一回の注射で6000円とかかかってしまうのだけど、病気の時はきちんと診療を受けて、去勢手術も受けさせるつもり。

家に来た時は1.6キロだった体重が、なんと3キロになっていた。

少しずつ成長して大人になっていくようでうれしい。

カヌレ

カヌレをご存じだろうか?

フランスのお菓子でラム酒が入って少ししっとりしている。

ピカールのミニカヌレを冷凍庫に入れておくと、ほんの少しお茶のお供にすぐにカヌレが食べられる。

宮古島に来てかなりピカールのお世話になっている。ピカール様様だな。

ボジョレー・ヌーヴォー2022

宮古島でもボジョレー・ヌーヴォーを飲むことができるのだらうか?

毎年楽しみにしているその年のブドウから作られるボジョレーヌーヴォー。宮古島のスーパーで売っているのかわからなかったが、サンエーというスーパーでは3つの銘柄が並んでいた。

ロシアとウクライナの戦争によって航空便が上がり、おまけに円安のために倍以上高くなっているなどと聞いていたが、3000円台で買うことができた。

去年と比べてどうなのこはわからない。いつも同じワイナリーのボジョレーを飲んでいるわけでもないし。

今年も無事にKとふたり、ボジョレーを飲みながらチーズを食べられることを祝うのだ。

健康で、何事もないだけで十分に幸福なことだと。

パーム・リーディング

今日はじめてパーム・リーディングなるものをKとふたりでしてもらった。

「Aterier和毛」というお店で予約して、四国の徳島に暮らすクロサワジュンコさんがパームリーディングをしてくれたのだ。

パーム・リーディングは手相と同じなのか違うのかよくわからないけれども、クロサワそんは僕達の手をほんの少し見ただけでペラペラと話しはじめた。

「ただしさんは美的センスやアイデアの人だから、この人がビジョンを描いて、Kさんが思いもよらない方法でどんどん形にしていく人」

「ただしさんはやんちゃで子どもだから、Kさんが宇宙のように広い器で支えてあげること」

「ただしさんは疲れてしまうと能力を発揮できないから、いつも4割くらいの力で働くように」

「ケンカにならないようにいつも話し合いをすること」

「ふたりはびっくりするくらい全く違う人間だから、とてもいい組み合わせだと思う」

当たっているような気もするが、なんだかふたりとも元気をもらってお店を後にしたのだった。

斑入りのカンナ

斑入りのカンナ「ベンガルタイガー」を植えてみた。

カンナは湿気に強く宮古島でもよく育っているのを見かけていたのでどうかなと思って。

このカンナ、最初は一本しか生えてなかったのにあっという間に次から次へと芽が出てきてあっという間に生い茂ってきた。

それと同時に光りを受けて輝く葉の美しさに魅せられて、「なんて美しい葉なのだろう…」とうっとりとしてしまう。

「花よりも美しい葉」というのはこんな植物のことだ。

毎日新聞の取材

いよいよ我々が3年9ヶ月かけて争ってきた裁判「結婚の自由をすべての人に」訴訟の判決が今月11月30日に迫ってきた。

判決にあたり、いくつか新聞社やテレビ局こら取材の依頼があり、今日は毎日新聞な記者さんとお話しした。

事前に僕の3回分の意見陳述は送り、それに加えて幼少期から思春期、学生時代、社会人、Kとの出会い、引っ越し、カミングアウト、親との関係など長々とインタビューは続いた。

今回の裁判ではこんな風に、本当だったら他人にはいう必要などないプライベートなことまでさらけ出してきた。

裁判所の本人尋問では、とても口にしたくないようなことも話したのを覚えている。

僕たちはそれだけ本気でこの裁判に向き合って来たという自負がある。

裁判官にはどうか逃げずに、国会に丸投げせずに真摯に応えていただきたいと思うのだ。