怒りをおさえること。

僕たちの暮らす上野地区はサトウキビ畑が広がるのどかな田舎なのだけど、その中にポツポツと民家があって、農家のおじいやおばあがのんびりと軽自動車を走らせたりしている。

でも近くにシギラグループのホテル群があったりするためにレンタカーが通ることも多く、客を送り迎えするタクシーも通る。

このタクシーとレンタカーが決まってもの凄いスピードを上げて走り回るので時々その音に驚かされる。

僕たちが許せないのは、そのスピード運転の危なさだ。40キロという表示の県道を80キロで走り抜ける車もいる。

Kはこういった愚行がどうしても許せない性分で、後ろのタクシーなんかがもの凄いスピードで追い抜こうとすると怒りで震えるほどになる。

僕は、そんなタクシーにかまって欲しくはないと言うのだけど、Kは正義感が強いせいかそのタクシーと並走したりしてとても危ないことがある。

今日も海の散歩の帰りにいつものように50キロで走っていたところ、後ろからタクシーがもの凄い速さで追い抜かそうとした。

Kはまた怒りしばらくタクシーと並走したものの、反対車線の車も来たので途中でやり過ごし、そのまま我が家の前だったのでバックで車庫に入ろうとした。

僕は電動シャッターを開け始めてはいたけどまだ完全に開いていない状態でKは車庫に車を突っ込んでしまい、車の上部がシャッターに当たった音で冷静に戻った。

Kが悪いわけではない。でも、低俗なタクシーの運転手に踊らされて、結局危ない思いをしているのは僕たちの方だ。

僕はこんな時冷静でいられるけど、いつもいつもKを守ってあげられるとは限らない。

余計な抗争や暴力沙汰に巻き込まれないように、Kのカッとなる気質をコントロールしなくてはと思う。

幸い車はアンテナが当たっただけだったので無事だったが、今回の事故は僕たちに冷水を浴びせかけてくれたようだ。

ありがたい。

カテゴリーgay

“怒りをおさえること。” への2件の返信

  1. 丁度、斎藤一人さんのお弟子さんの遠藤忠夫さんの書かれた「天才の謎」という本を読んでいました。
    遠藤さんも正義感が強くて、イライラすることが多かったそうです。そんな時に斎藤一人さんから、白黒ハッキリさせるよりもグレーゾーンが多い方が楽しく生きられるよと言われたそうです。これからは、まぁいいかを口癖にしてごらんと言われたそうです。
    今日、レターパックで本を送りますね。お楽しみに😊

    1. 何首烏さん。
      本当にありがとうございました。まだ読めていませんが、これから疲れが取れたらゆっくり読ませてください。ありがとうございました!

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