第4回期日。

今日は、第4回期日で裁判所に行った。

僕たちは、どのタイミングでどの原告が口火を切るか、裁判長の意表をつくか、予行演習までして裁判に臨んだのだ。

前回、意見陳述そのものに消極的だった裁判長に、いったい何が起こったのかわからないけど、急に別人になり変わったかのように今日は温和な態度になっていた。

弁護士が、意見陳述をさせていただきたいということを申し上げたら、次回はいいでしょうと、予想と違う態度の変わりように、僕もなんだか肩透かしをくらったようになった。

それでも、小野春さんと西川さんが意見陳述をさせてほしいと、直接裁判長に訴えた。

東京の裁判の判決が悪く、全国に先駆けて結果が出てしまったら、ほかの地方の裁判にも悪い影響を与えることになると、弁護士には聞いていた。

なんとしてもそれだけは避けたいのだ。

高等裁判所は、すぐに判決が出るようなので、ここは慎重に。慎重に。

ナイブズ・アウト

映画『ナイブズ・アウト』は、アガサ・クリスティーの作品を思わせる極上のサスペンス。

大富豪の小説家の死から始まり、10人の身内の中の誰が殺人犯人なのか?という推理を観客を巻き込みながら推測する素晴らしい脚本と、遺産相続を巡る醜悪な人間の欲望が生々しく描かれている。

犯人を探すというよりも、物語の先行きが全然読めない作りが本当に素晴らしい。サスペンスって映画のジャンルとしては得意ではないけど、これほど上出来だと見ている間のジリジリとくる時間と、見終わった後の爽快感が凄まじい。

⭐️ ナイブズ・アウトhttps://longride.jp/knivesout-movie/

原告会。

原告会が行われた。

2月3日は第4回期日で、裁判所に行く日なのだ。

今回、東京地裁の裁判長がどうやらこの裁判の結審に向けて収束しはじめているように感じており、焦った僕たちはなんらかの手立てはないかと知恵を出し合っている。

その中のひとつに、裁判長がもう原告の意見陳述など必要ないと感じているということがあり、我々の声に耳を傾けていただけないかと、原告自ら裁判所で声をあげようと言い出した。

第1回目の期日の後で、裁判長は小野春さんといくさんの意見陳述を、『狭雑物』と言い放ったのだった。

今回の裁判は、憲法の問題なので、ひとりひとりの意見陳述は必要ないというようなことを言ったのだ。

僕は第3回目の期日で意見陳述をしたわけだけれども、原告ひとりひとりの生きざまに、どうか耳を傾けていただきたいものだ。

ポジティブな人の考え方。

テレビにも出演していたやり手の女社長とお会いする機会があった。

とてもポジティブで、何事かが目の前に起こっても、「私ってやっぱり持ってるわ」と、自分がついていると信じているような感じの人。

なかなか僕たちはそうは思えなくて、「私なんて・・・」などと人前では卑下したりするもの。

その人を見ていると、心のありようによって、年齢をきれいに重ねていっているなあ・・・と感心させられた。

成功していく人って、自己肯定感が強いんでしょうね。

クリスマスローズが咲きはじめた。

ベランダのクリスマスローズの蕾が開きはじめた。

クリスマスローズと言うのは通称で、クリスマスに咲くのは温室で早咲きにしているのだろう。

どういうわけだかヒヨドリもネズミも、このクリスマスローズだけは襲わずにいてくれる。

まだ寒さの続く冬の日に、毎年忘れずにうつむきながら咲いている姿にほっとさせられるのだ。

今年のヒヤシンス。

今年も我が家では、15個のヒヤシンスの水栽培をしている。

そのうちの2個は、友人が元旦に家に遊びに来た時に、もらわれていった。

毎日ぐんぐん伸びていくヒヤシンスを見ながら、ちょっと元気のない時には元気をもらい、春が少しずつ近づいてくるのを感じている。

眠れない夜に。

この1ヶ月、珍しく仕事が集中していて、正月も4日から仕事だったし週末も全て働いていた。

それが今日の会議でひと段落ついたようで、緊張していた糸がぷっつりと切れたような開放感を味わっている。

途中、仕事のことを考えて夜も眠れない日々があったのだけど、こんな風に仕事で私生活が支配されてしまうくらい背負い込むのも久しぶりだった。

忙しく、夜も眠れず余裕のない日々でも、Kは相変わらずのんびりとしていて、そんな姿を見るとなんとか頑張ることができた。

どんなに忙しくても、家族がいる家があることが何よりも心の支えなのだ。

観光客の日本での透析。

シンガポールの友人カップルが、親戚一同を連れて日本に旧正月に遊びに来るので、いくつかお願いをされていたのだ。

一つは、六本木のミシュラン星付きのお寿司屋さんを14人で貸し切りにしたいということ。そしてもう一つが、義理の弟さんの透析をどこかの病院でよやくしてくれないかということ。

透析というものがいったいどういうものなのか、実は今回友人のご家族の件があるまでよく知らずにいたのだが、透析を必要としている人は、腎臓の代わりに血液を濾過する必要があるらしく、旅行中でも欠かすごとができないらしい。

海外旅行ともなると、受け入れ先がきちんとあるのか、言葉のコミュニケーションは大丈夫か、それによっては旅行自体ができないこともあるようだ。

今回、この東京でさえ、英語を話せて透析もしてもらえる病院なりクリニックを探すことは、意外に難しかった。

結局、一番最初の朝8時に病院の前で待ち合わせをして、僕が病院側とのつなぎのコミュニケーションをやったのだった。

透析にかかる時間はおよそ4時間。終わった頃にまた親族に迎えにきてもらうことで無事に受付が終わった。