リピーター

ありがたいことに、初めてリピーターのお客様がいらっしゃった。

宮古島にはたくさんの宿があるのに、うちをもう一度選んでいただけるなんてありがたくて涙が出そうだ。

リピーターには1割引とクチコミを書いていただいていたので1日分の朝食をサービスさせていただいた。

本当は改善した方が良い点や行き届かないサービスなど、もっとお客様からお聞きできればいいのだけど・・・。

海や空をかわいがってくださったり、おいしそうにお食事を召し上がっていただいて、僕もKもとてもうれしかったのだった。

本当にありがとうございました。

商工会議所の女性。

宮古島の商工会議所に予約を入れて、お話を伺いに行った。

担当は女性で60歳くらいだろうか?

色々と話すうちにとても打ち解けて、「あなた、宮古島ではいろいろな人と知り合いになった?」

僕「移住者とは少しずつ繋がって来ているのと、近所の農家の方々はとても親切にしてくれています」

女性「じゃあ、一人同じく宿をやっている人を紹介しますよ。その人とてもいい人だし、今後何かと相談にのってくれると思うから」

僕「ありがとうございます」

女性はその場で電話をかけてくれて、ゲストハウスをやられている男性をつながることができた。

今度直接尋ねてお話しすることになった。

海外OTAへの登録

宿の予約は、大抵OTAと呼ばれているオンラインの旅行代理店でするのが一般的だと思う。

うちの前を通りがかりの人が「今晩泊まれますか?」などと聞いてくることはまずないのが現実だ。

そのため、OTA各社に登録してお客さんをつかもうとしているのだけど、海外のOTAへの登録がなかなか進まずにいた。

Booking.comには登録しているのだけど、アジア人やアメリカ人を意識して他社のOTAサイトに載せることにした。

ひとつひとつリスティングと呼ばれる部屋や代金、注意事項などを記入することは並大抵のことではないのだけど、ExpediaとAgodaとTRIP.comに載せることができた。

海外からのお客さんにもどうか続々と来ていただけますように。

パプリカの焼き方。

パルリカのグリルは、うちの朝食の定番だ。

パプリカは生でもおいしいのだけど、グリルするとびっくりするくらい甘くなる。

焼きなすのように魚焼きグリルで焼いてもいいのだけど、つきっきりでいるのが面倒なので、僕はいつもオーブンで焼いている。

パプリカは半分に切ってから200度に予熱をしたオーブンに伏せて入れて30分。

取り出したらキッチンペーパーなどで包みしばらくおく。

粗熱が取れたら焼けた皮を剥がす。

塩をふってバルサミコとオリーブオイルを垂らしたら極上の一品が出来上がる。

歯のクリーニング

沖縄県ではなぜなのか、歯のクリーニングは2回に分けて行われる。

東京ではいつも1日で上下をクリーニングしていたと思うのだけど、なんでなのだろう?いまだに理由がわからずにいる。

4ヶ月ぶりに訪れた歯医者さんでのクリーニングは下の歯にやや歯石がつきやすいようで、いろいろアドバイスをいただいた。

歯のクリーニングをすると、いいことをしたような気分になる。

誰もが等しく年をとるのだけど、歯から最初に不具合がくることが多いと思う。

歯だけは若いうちから入念にケアをすることをお勧めする。

ワンちゃんとご家族

この週末は、ゴールデンドゥードゥルの10ヶ月の子と、4人のお子さんがいらっしゃる泊まりにいらっしゃった。

子どもたちは海や空や太陽を大好きになり、我が家にあがりこんで一緒になって海や空と遊んでくれた。

小学4年生のお姉ちゃんは海のことがとても気に入ったようで、家に連れて帰りたいと言いはじめた。

母「2頭は家では飼えないから、海ちゃんを連れて帰るなら、うちのLを交換する?」

女の子「うん。Lを置いてく・・・」

母「Lはどこにもやりません!!!」

お母さんは少女に怒っていた。

無邪気に海を可愛いと思って一緒に帰りたいといったお姉ちゃんなのだけど、自分が一緒に暮らしているワンちゃんを置いて帰るってのはないよね・・・。

でもその素直さに驚かされた。

子どもたちと接する機会が今までなかったので、こうやって子どもたちと触れ合えるこの仕事は、新しい体験で溢れている。

マリンショップとのつながり。

いつも海を連れていくドイツ村にはマリンスポーツのお店があって、そこのお姉さんたちとはよく挨拶をしている。

海を見つけると呼び寄せて可愛がってくれるし海もとても喜んで甘えるから。

AZZURRAに宿泊予定の犬連れのお客様がマリンスポーツをワンちゃんと一緒に楽しみたいというので、その店のお姉さんに散歩のついでに相談したところ、快くやっていただけるという返事をいただいた。

海さんがこうやって色々な人と僕たちを繋げてくれるのだ。

さすが看板犬。

バナナ。その1

バナナを植えて1年半くらい経っただろうか。

はじめに4本植えたバナナの木は順調に大きくなっていったのだけど、今年の台風で一番大きかった木が折れてしまったのだった。

いつになったらバナナの実がなるのだろう?と半ば諦めかけていた頃、ふと見ると明らかに今までの葉っぱとは違う葉っぱが出ていることに気づいた。

葉っぱ自体が小さく丸く、真ん中の茎の色が今までのと違って赤い。

「これはもしかしたら花かもしれないよ」

Kも一緒になってバナナを見つめた。

実のなる木の成長を見守ることのなんと楽しいことか。

ユートピアファームのブーゲンビレア

宮古島の我々の住んでいる近くに、「ユートピアファーム」という素敵な農園がある。

農園といっても、観光客が入れるビニールハウスを中心とした農園で、公園のよう。

園内は、ブーゲンビレアやハイビスカス、アラマンダなど南国で美しく咲き誇る花がまるで夢の国のように美しく咲いているのだ。

僕はずっとAZZURRAに大きなブーゲンビレアが欲しいと思っていた。

ブーゲンビレアはあるのだけど、蔓性のものではなく花付きもまばらなことが多い。

ブーゲンビレアの大きな木をバルコニーなどに絡ませて、インスタ映えするようなスポットは作れないものかとずっと考えてきたのだった。

ふと思いついて近くのユートピアファームにメールを入れてみる。

「販売はしていないと書いてありますが、ブーゲンの大苗を譲っていただけませんか?」

すぐに連絡が来て「会長に直接お電話してください」とのこと。

すぐに電話をすると、今すぐおいでということになった。

ユートピアファームに着くと、園内を案内してくださり、そういった苗が欲しいか?と聞かれた。

「テラスに巻き付けられるくらいに大きな木に育てたいんです」

「じゃあ、いいのがあるから案内するよ」

そう言って会長はビニールハウスに案内してくれて、中に入ると大きく育ったブーゲンビレアが植えてあった。

「これがいいんじゃない?spれと、あっちにある白と赤の2色のやつも綺麗だよ」

「おおお!すごい大きいですね・・・」

僕は内心ドキドキしながら大きな木を見ていたら、会長が言うのだ。

「これはただで差し上げるから、時間のある時に掘り起こしにおいで」

「え?えええ???ただなんですか?」

「ああ、マンゴーは高いけど、これはいいよ」

思いがけずブーゲンビレアのでっかい木を2本もいただける幸運を授かったのだった。

11周年、ありがとう。

Kと僕が付き合いはじめてから、今日で11年が経ったようだ。

ようだ・・・というのは、僕がすっかり忘れてしまっていたから。

昔はプレゼントを買ったりしていたのに、今はそんなこともしなくなってしまった。

でも一つだけ言えることは、11年前よりももっとずっとKのことを愛しているということ。

11年の月日が僕たちの絆を強くしてくれたと思う。

たくさんの出来事があったけど、僕の人生の中でこれほど幸福な11年間はなかったと思う。

K、11年間、ほんとうにありがとう。

これからもよろしくね。