福岡のうどん

福岡のうどんが好きだ。

麺が柔らかく時々切れてしまう感じも、甘くない出汁もとても気に入っている。

福岡の街中では、「うどん平」といううどん屋さんのうどんが一番好きだけど、どこで食べても美味しい。

ゴボ天と言われるごぼうの天ぷらもごぼうの甘みが感じられてとても好きだ。


今回はあまり時間もなく、結局「やりうどん」と「大福うどん」で食べることができた。

またこの福岡のうどんを食べに福岡に戻って来たいなあ・・・と味わいながら思った。

美味しいなあ。福岡。

メロン

宮古島では、マンゴーの季節の後、冬の間もずっとメロンが一番に並んでいた。

僕はメロンのあの後味が苦手で好んで食べることはしないのだけど、たまには良いかと思って先日台風の後の安くなったメロンを買っておいた。

福岡から帰ってメロンを割ってみると、部屋中に甘い香りが広がった。

中はしっかりと甘く、メロンの濃い味がした。

マンゴーの美味しさには敵わないけど、たまにはメロンもいいかも。

長年食べに来たけど、これからは時々買ってみようかと思う。

福岡地裁判決

僕たちが4年以上かけて争っている「結婚の自由をすべての人に」訴訟の九州地裁判決が出た。

朝から雨の降る中、福岡地裁に向かい、実際に裁判所で傍聴することができた。

判決は、「違憲判決」。

判決文要旨を聞く限り、東京判決の内容にかなり似ている印象だった。

裁判長はとても早口で、もしかしたら自分の判決文にあまり自信を持っていないのかな・・・?と思われた。

違憲判決であるけれども、原告の立場からしたら相当不満の残る内容だったので、裁判が終わった後も僕は立ったまま裁判長を睨みつけた。

一番頭に来ていることは、「結婚に準ずる別の制度を設けたらどうだろうか?」というニュアンスの話をされたこと。

差別をしている人は、自分が差別をしていることになかなか気づくことはない。

まだまだ僕たちの闘いは続いていく。

⭐️福岡地裁判決
要旨https://www.call4.jp/file/pdf/202306/5bef058192dc5422541becce2112426b.pdf
全文https://www.call4.jp/file/pdf/202306/7a1b21c592d40722088ce03244e73546.pdf

TTOAHIS トアヒス

一年半ぶりの福岡、どこか行ったことのないお店で美味しい料理食べたいね…と思い探していたところ、「TTOAHIS」(トアヒス)というレストランを見つけた。

場所は大濠公園近く、静かな佇まいの面構え、お料理はコース料理のみで一皿一皿出てくる感じ。

18時に一斉スタートするのだけど、18時丁度にお店の鍵が開けられる。少し前に行っても外で待っているしかない。

それと、お料理を一品一品最上の状態で食べて欲しいので、トイレのタイミングは一声かけるようにと言われる。

お料理は、フレンチのような和食のような。

お魚料理を中心に、酸味を大切に仕上げてある。写真は料理が出されてすぐに撮っていいけど、お肉料理は熱いうちに食べて欲しいので写真撮影は無しで食べてくれとのこと。


どの品も素晴らしかった。

略歴をあとで見たら、イタリアンの巨匠原田慎二さんの「アロマクラシコ」で働いていたとのこと。この人の料理、前に食べているかもしれないな。

満足のいくコース料理、ワインも素晴らしかった。

一つ気になる点は、うるさめの音楽があまり好きではなかったかな…。

でも再訪したいお店。

TTOAHISU
092-733-4600
福岡県福岡市中央区大手門3-12-12 BLDG64 1F
https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400105/40042997/

魚のまるた

数年ぶりにKとともに福岡に降り立った。

福岡に来たのは、「結婚の自由をすべての人に」九州訴訟の判決が6月8日に福岡地裁で出るため、それを僕たちは応援するためにやってきた。

「魚のまるた」は、ふと食べログを見ていてここなら行ってみたいね。とKと話していたお店。福岡のレストランはかなり網羅しているつもりが、新しい店がどんどん出来ているし、知らない店ももちろん行き尽くせない程たくさんある。

「魚のまるた」は、赤坂駅からすぐの場所にあり、なぜか当日の電話予約しか受け付けない。

電話をすると大将のスマホに繋がり、今日2人で7時頃食べに行きたいと告げると、「もう少し早い方が魚も無くならなくていいかも」と言うので、6時半に行く。

小さな店内は奥に8人座れるテーブル席があり、手前にカウンター5、6人。その横に2人掛けのテーブル。

コース料理のみで4,500円。飲み放題つけて6,500円。僕たちは飲み放題にして日本酒を飲むことに。

運ばれてきた刺身を見て、久しぶりに福岡に帰ってきた!と喜んだのだ。


その後は、カニクリームコロッケならぬ、イカクリームコロッケや、塩小路焼き、アジフライ、鯛ハンバーグなど、魚尽くしなのに全然飽きることはない。

この店で一番困ることがあるとすると、皿の量が多いこと。

途中からもう僕は食べられなくなったあたりで丁度お寿司が出てきて胸を撫で下ろした。

Kはその美味しさに顔をほころばせていた。その顔を見ながら、福岡に帰って来れてよかったとしみじみ思ったのだった。

⭐️ 魚のまるた
090-3914-4033
福岡県福岡市中央区舞鶴3-2-21 ストリームライン舞鶴 1F
https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400104/40037132/

砂川美香

車を運転している時に、FM宮古というラジオ局をいつも聴いている。

台風の影響で宮古島の葉タバコに被害があったとか、宮古島高校の野球部が準決勝に行ったとか、宮古島で起こるローカルなニュースが中心のラジオ局。

宮古島に引っ越して来て一年半が過ぎようとしているのだけど、時々流れる宮古島出身の砂川美香さんという歌手の歌声が今は特にお気に入りだ。

この地域独特なのだろうか、奄美出身の元ちとせさんもそうだけど、声が裏返りそうで裏返らないような独特の歌唱法。

時々砂川美香さんの歌が流れてくるととても癒される気がする。

◎ネガイボシhttps://youtu.be/0rg-baWyBPk

海との散歩。

朝と夕方、海を連れて散歩に出かける。

朝はだいたい僕がひとりでドイツ村に行き、夕方は二人の時間が許す限り二人で一緒に散歩に出かける。

「こらから宿が忙しくなったらなかなか二人で散歩に行くことなんて出来なくなるね…」などと話していたけど、今のところそんな忙しさは7月までやって来なそうだ。

毎日のほんの45分くらいの散歩の時間を、僕はとても幸せな時間だと感じている。

時々小雨が降っていたり、眠かったり、二日酔いだったりする日もあるけど、いざ散歩に出かけると少しずつ楽しくなってくる。

それは、海が心の底から楽しそうにしているから。その素直な表情やうれしそうな走りを見ているだけで喜びが伝わってくる。

Kと一緒に海を連れてドイツ村に行き、藪を抜けた道の向こうに真っ青な海が見えると、毎日のことなのになんて美しい海なのだろうと思う。

そして、今そばにある家族や幸せを心からありがたく思うのだ。

パッションフルーツ

パッションフルーツが店頭に並ぶようになった。

東京にいる時にはパッションフルーツなど食べたことはなく、おそらくどこかのフルーツパーラーで何かに混じって口にしたことがあるくらいで、実際にパッションフルーツがどんな味がするのか考えたこともなかった。

昨年、宮古島に引っ越してきて、「アトリエ和毛」という雑貨屋さんでパッションフルーツをいただいたのがきっかけ。家に持ち帰り中を割って食べてみたところ、不思議な酸味と味わいに少しずつ惹かれて行ったのだった。

昨日「島の駅みやこ」で大きなパッションフルーツがあったので買い求め、先ほど朝ごはんの後に口にしたところ、あまりの美味しさに声をあげてしまった。

酸味はあるものの、甘くなんとも言えない味わい。しかも果実が大きいので満足感もある。

先日家の庭にもパッションフルーツの苗を植えた所なのだけど、いつか実がなって食べられる日が今から待ち遠しい。

「空」を迎えることにしました。

海を迎えたのは2年半くらい前の12月。海は生後2ヶ月で熱海にあった我が家にやって来た。

まだトートバッグに入るくらいに小さくて、ワクチンをまだ打っていなかったから外にはなるべく出さないようにして大切に育てたのを覚えている。

大型犬は生まれてからの成長がびっくりするくらい早いから驚いた。生後半年くらい過ぎたらかなり大きくなって9ヶ月くらいではほぼ成犬と変わらないくらい大きくなっていたと思う。

3ヶ月目4ヶ月目の頃は甘噛みが酷く、このまま甘噛みが治らないんじゃないかと心配になったこともある。

そんな少し前の海との思い出に浸っていたのは、実は僕たちの家族に新しく「空」が加わることになったから。

数日前に何気なくインスタを見ていたら、海のブリーダーさんの所に新しくワンちゃんが孕ったとの知らせを読んだのだった。

そしてKと話して、「空」を迎えようか?と決めたのだった。

赤ちゃんが産まれるのは6月末か7月の初め。

それから2ヶ月か3ヶ月くらい親元で過ごした後、秋には我が家にやって来られるかもしれない。

まだ生まれていない赤ちゃんなのに、今からKと2人でなんだかドキドキしている。

台風が過ぎて。

台風が過ぎ去ったようだけど、昨夜はよく眠れたし怖いこともなかった。

午前中はまだ宮古島に近づいてきているとのことだったけど、風が強めに吹いているくらいで普通に外に出て海の散歩をした。

家の斜向かいのひまわり畑が心配で行ってみたのだけど、風で一方向に傾いてはいるが無事に折れずに台風を凌いだみたい。

今日は一日中用心のため家の中で過ごし、明日以降少しずつ平常生活に戻していこう。

宮古島の人たちはほとんど外に出ていないようで、家でお酒でも飲みながらのんびりしているのかもしれない。

台風の被害がほとんどなくてほっと胸を撫で下ろしているところ。