甚六

新宿御苑前にあるうどん屋「甚六」には、東京に住んでいた時から足繁く通っていた。

昔は全然ガラガラでいつ行っても入れたのだけど、最近は人気店になったようで外に人が並んでいるみたい。

今日から東京に来た僕は、またしても「甚六」でうどんを食べた。

天ぷらをつまみながらお酒をいただく。

締めに、親子ぶっかけうどんをもらって満腹担ってお店を後にした。

美味しいものを食べると、Kが一緒にいないのを寂しく思う。

一緒にKと食べるご飯が僕にとってはとても幸せなのだといつも思うのだ。

宮古島では、Lサイズの卵が400円を越えてきた。

300円を越えたあたりから卵の値段を気にするようになり、日曜日にはスーパーで200円の安売りがあるのでそこで2パック買うようにしていたのだけど、400円になったなんて・・・。

卵が好きな僕たちには卵の値段はとても気になるもので、早く鳥インフルの影響が落ち着かないものかと思う。

ただでさえ自給率の低い日本では、毎日の食糧を低価で手に入れていること自体、奇跡的なことなのかもしれないと思う。

戦争になってロシアのように世界から制裁を受けたら、この国は2週間くらいしか持たないに違いない。

宮古島の農業や酪農、漁業を支えるために、僕たちはなるべく宮古島内の食材を買うことを気にかけている。

領収書の整理。

税理士さんがやってくるというので、慌てて領収書を整理している。

大体1年半もある領収書を整理するのはとても大変で、中には買ったけど領収書をもらっていなかったり、プリントしていないものもたくさんある。

サラリーマンの時は領収書なんて気にもしなかったけど、個人事業をはじめた僕たちはいかに税金を抑えるかが商売の利益につながっていくことを意識しはじめた。

それにしても、宿の開業にあたって、本当にたくさんの買い物をしていた。

きちんと整理してもったいないことのないように、税理士さんと話し合うつもり。

梅雨明け?

宮古島はどうやら梅雨明けしたような気がする。

ラジオでは「まだ言っちゃいけませんね・・・」などと気象庁の発表に気を使って控えているけど、梅雨前線は上に上がって沖縄本島や奄美大島は雨が降っていても、宮古島はほとんど晴れ渡っている。

夏の宮古島は美しい光で満ちている。

庭の植物も、サトウキビ畑も、海も、空も、輝きに満ちて天国のように感じることがある。

何というか、すごく暑い天国と言った感じ。

ヘイト

Twitterを時々覗くのだけど、あまりにもヘイトが溢れていて毒気にやられそうになる。

特に、LGBT理解増進法が話題になるにつれ、トランス女性をターゲットにしたヘイトが溢れ出した。

ヘイトを撒き散らす人は、トランス女性のことをほとんど何も知らない人か、大枠だけ知っているにも関わらず何らかの利益を自分が享受するためにやっているように見える。

敵意や憎しみはSNS上で拡散され、情弱の人々はイメージに踊らされ人によってはヘイトの味方になっててしまう。

差別は次第に暴力を産み、やがて戦争へと繋がってゆく。

人類が学んできた過ちを、僕たちはいまだに繰り返し、周りの人たちを傷つけ続けている。

ヘイトに立ち向かうにはどうしたら良いのだろう?

Twitterで果敢にヘイトを叩いている人がいるけど、その人たちの心の平安も心配だ。

正確なLGBTQ +の知識をできる限り公の場啓発してゆくこと。

今の僕にはそれが今一番できうることかもしれない。

近所の床屋さん

家のそばと言っても1 キロくらい離れた農道にある床屋さんに行ってみた。

その床屋さんはKが行っていて、移住のこととか身の回りのことを色々と聞かれたと言っていたので、僕が行くのは話が面倒くさくなるかなと思っていたのだ。

床屋さんは僕たちの家の場所も知っているので、僕が家のことを話すことはそのままカミングアウトになる。

僕「床屋さんに聞かれて話したら僕たちがゲイだとバレるから、Kちゃんその後行きづらくならない?」

K「全然大丈夫だよ。そんなことで差別されるならこっちからそんな床屋になんか行かないから」

床屋さんに行くと、ずっと車の話や宮古島の農家の話で、結局僕の家の話にはならなかった。

僕よりもKの方が最近はずっとオープンになって来ているのが面白いと思っている。

LGBT理解増進法

ここ数日、LGBT理解増進法の法案がどうなるかということでSNSが荒れている。

ネトウヨによるものすごいデマやヘイトが拡散し、情報をよく調べたり客観的に考えられない人たちを味方につけて、トランスヘイトが蔓延している。

一番の問題は、トイレやお風呂で起きる痴漢や犯罪の問題と、トランス男性をイコールに扱おうとする巧みな情報操作だろう。個人の犯罪とセクシュアリティは全く別問題なのだけど、あまり物事を考えない人は、山谷えり子のような狂った意見に動かされてしまう。

国会前などで繰り広げられている結集会に行くことができないので、KとふたりYouTubeの中継を見ながらさまざまなことを考える。

元々は、いじめや差別で苦しんでいるLGBTのために、差別禁止法を作ってくださいとお願いしていた法案なのに、いつの間にか保守派の意見によって理解増進法などという訳のわからない名前になり、ついには、マジョリティに配慮しなければならないなどという文言が加えられた。

もはやこの法案など廃案になって欲しいと思うのだが、ここまで来ると今週中に一気に可決されるのだと思う。

我々には必ず勝ち取る結婚の平等という未来が見えているけど、これからもこの国でもこうしてバックラッシュが何度も訪れるのだろう。

今はみんなで肩を寄せ合いながら、やがて来る反撃の時を待ち構えていよう。

来週水曜日に行われる、「マリフォー国会」に僕だけ出席します。お時間のある方はぜひ応援にいらしてください。

⭐️マリフォー国会(6月21日11時から)https://www.marriageforall.jp/blog/20230614/

⭐️マリフォー国会観覧はこちらhttps://mfaj-diet-5th.peatix.com/view

低温調理器具。

ついについに、低温調理器具を買ってしまった。

ずっと前から欲しかったのだけど、使いこなせるのか、無駄になってしまわないかと迷いながら買わずにいたのだ。

僕が買ったのは、BONIQ2.0のホワイト。

9日間くらいお試し期間があったのだけど、最初に豚肉のローストを作って食べてみたところ柔らかくてびっくりして、そのまま購入を決めた。

その後、ステーキを作ったら仲間でいい感じにピンク色になっていてレストランで食べるような美味しさだった。

これから色々な料理に幅を広げて作っていこうと思う。

大分からの小包。

Kの実家の大分から小包が届いた。

中を開けてみると、ひじきと海藻が見えて、その下には玉ねぎとじゃがいもが入っていた。

少し前にひじきを全部食べてしまい、こちらでひじきを買おうとしたところ、25gで450円食らいして「高いね・・・」と買うのを辞めたのだった。

それをKがお母さんに言ったようで、お母さんがひじきを探して送ってくれたのだ。

やさしいね。お母さん。

冷凍庫の棚卸し

時々冷凍庫の棚卸しをする。


冷凍庫に入れただけで安心してしまい、かなり時間が立ってしまったような食材が残っていることがあるものだ。

今の家には大きな冷凍冷蔵庫が2つあるので、まめにチェックしないと食材を思いがけず無駄にしてしまう。

お客さん用のパンやチーズ、肉類もあるので、一つ一つ外に出して正確な数を把握する。iPhoneのメモ書きに記入しておけば買い物中でも見ることができるのでとても便利。