悪天候の宮古島。

宮古島は、晴れたら天国のように何もかもが信じられないくらいの輝きを持って見えるけど、天気の悪い日もある。

晴れていれば真っ青に透き通ったように美しい海も、曇りや雨の日にはその青色がまた違った色に変わる。

僕はそんな日によって違う海の色を美しい思うのだけど、ほんの数日しか滞在しない観光客にとってみたら天気の悪い旅行は全てが違って見えてしまうのかも知れない。

今日はAさんと一緒に雨の日の宮古島を満喫した。

まずは宮古島博物館でゆっくりと宮古島の歴史を見学。その後御嶽へ参拝に行き、伊良部大橋を渡って17ENDへ。

17ENDは不思議な色でそれはそれでとても美しかった。

伊良部島の「かめ」は前回友人と立ち寄った際にあまりにも混みすぎていて入れなかったのだけど、今回は少し待って入店、美味しい宮古そばを食べることができた。

その後、池間島に向かうも急な土砂降りに遭ってしまい雪塩ミュージアムに退避。

それからゆっくりとAZZURRAに帰ってきた。

雨の日の宮古島でも楽しめる場所は意外とたくさんあるので、宮古島で雨に降られたとしても雨の日ならではの宮古島の楽しみを見つけられたら楽しい旅行になると思うのだ。

晴れた宮古島はまた次回でも構わないではないか。

友人Aさんの来島。

ありがたいことに、二人目の友人がAZZURRAに遊びに来てくれた。

飛行機を予約して宮古島まで3泊で来てくれるなんて、相当な気持ちがなければ出来ないことと思う。

早々に予約を入れて宮古島まだ来てくれたAさんには心の底から感謝している。

さて、Aさん、宮古島旅行を予約した時は宮古島はとても小さな島だと思っていたようだ。

自転車で簡単に一周できるくらいに想像していたらしい。

旅程が近づいて来てAさんの前に宿泊してくれたMに聞いたようだ。「宮古島は自動車がないと動けないみたいだよ」

Aさんは運転免許を持っていないようで、それを知った僕たちはいったいどうやってAさんは宮古島で過ごすのだろう?と心配になった。

そこで、Aさんの到着する時に空港に迎えに行くことにした。そしてそのまま平良のレストランへ直行することに。

結局隣部屋が入っていなかったため翌日は僕がAさんを案内して、その翌日はKがAさんを案内することにした。僕が2泊目から東京に行くことになってしまったため、後半はKにおまかせになってしまった。

天気はイマイチだったのだけど、Aさんは宮古島を楽しんでくれたようだった。

マリンスポーツもいっさい興味のないAさんだけど、海や太陽のことはとても好きなようで、楽しそうに海や太陽の相手をしてくれた。

都会派のAさんがよく宮古島まで来てくれたと思うし、僕にとってとてもうれしい友人の来島だった。

宮古島トライアスロン大会

今年は「宮古島トライアスロン大会」が4年ぶりで開催された。

島の至る所でボランティアが交通整理をしていて道を横切るたびに、アスリートの走りを待っての移動になった。

考えてみると宮古島はトライアスロンにうってつけの環境なのかもしれない。

綺麗な海は泳ぎやすいだろうし、高低差のない地形は自転車やランにも好都合だろう。

4月の気温はそれほど高くはないので、高温による消耗もそれほどでもないだろう。

今年はゆっくりと選手たちを応援することも出来なかったぎ、いつか競技をしっかりと見てみたいと思う。

友人Mカップルの来島。

親しい友人MカップルがAZZURRAに遊びに来てくれた。

友人とはいえ、宮古島までの旅費を払ってスケジュールを組んで来てくれたことを心からありがたいと思う。

到着する日は「宮古島トライアスロン」の当日に当たるため道路がところどころ閉鎖しれているので下地島空港まで迎えに行った。

伊良部大橋を渡る時海が真っ青だったから友人たちは喜んだことと思う。

あいにく隣部屋に別のお客さんがいたためあまりゆっくりと一緒に過ごすことはできなかいのだけど、宮古島を思う存分楽しんで欲しい。

カップルにワンちゃんがいた。

夕方母屋の呼び鈴が鳴ったので誰かと思って外に出ると、若いカップルがワンちゃんを抱いて立っていた。

「あれ?ワンちゃんも一緒でしたか!!!」

OTAから入った予約状況には書いてなかったのだ。

僕たちは慌てて部屋に入り、ワンちゃん仕様のベッドに変更する。ワンちゃんが粗相をしてもいいようにシールの下のベッドパッドも枕も布団も防水のものに変えていく。

イージーチェアの上におしっこかけられないように防水のクッションを置いて、ワンちゃんのオシッコシートや消臭スプレーやゴミ袋を用意して完了。

カップルは今回新婚さんで、結婚式の後にうちに2泊して帰るとのことだった。

結婚式の準備中はワンちゃんは預けっぱなしで、結婚式には参加したけどその夜のホテルも犬の宿泊はできなかったようでペットホテルに預けていたらしい。

ワンちゃんは嬉しそうに庭で走り回って全身で喜んでいた。

これから2泊、AZZURRAでご家族一緒にゆっくり楽しんで欲しい。

OUT IN JAPAN

久しぶりに「OUT IN JAPAN」の展示が表参道のX8Galleryで始まった。

「OUT IN JAPAN」とは、LGBTQ +カミングアウト・フォト・プロジェクト。2000人以上のセクシュアルマイノリティを写真家のレスリー・キーさんと一緒に今まで撮影してきたプロジェクトだ。

今回、TRPの会期に合わせて開催された展示会だけど、このTRPに合わせてさまざまな著名人も来日するようで、急遽僕も東京に行くことになった。

あまりにも急な予定変更になってしまったため、友人のゲストの最後の1泊に一緒にいることができなくなってしまったのだけど、事情をお話ししてご了承を得た。

久しぶりの東京、楽しみのような、宮古島が心配のような、複雑な気持ちでいる。

ワンちゃんのお粗相に備えて。

AZZURRAはワンちゃんもお泊まりできる部屋が1室あることはここに書いた。

ワンちゃんがお泊まりする時は布団の中身を替えて、枕も防水のカバーを下につける。ベッドパッドも防水にする。リビングのチェアには水が濡れてもいいように防水のクッションを敷いておく。

ワンちゃんは場所が変わると緊張とストレスから部屋でもおしっこをしてしまうことが多く、どんなに躾が行き届いたワンちゃんでもお粗相をしてしまうことを想定している。

それは、うちの海が和歌山のホテルに行ったときにいきなり布団の上におしっこをしてしまったことがあったから。普段は決して家の中でおしっこなどしないと思っていたのでこの時は僕たちも狼狽えたのだった。

犬は人間の言葉などわからない。人間のルールなどわからないのだ。こちらがワンちゃんが粗相をした時に備えておけば、大抵のことが起こっても解決できる。

AZZURRAに宿泊するお客さんもワンちゃんも、安心して滞在出来るような宿にしたいと思っている。

眠れない夜。

昨日はワンちゃんが泊まったことを書いたのだけど、これには新たな問題があることもわかった。

それは、ワンちゃんが宿に泊まっていると、部屋に1人で残された時などに鳴くことがあるということ。

それによって海もワンちゃんの声に反応して気が気ではいられないみたいになってしまう。

これは夜中でも同じで、ワンちゃんが興奮して眠れないようで吠えると、海もその声で起きてしまって心配して鳴くのだ。

僕たちは一日眠れない夜を過ごし、今後ワンちゃんの宿泊に関してもう少し中身を注意深く考えないといけないと思ったのだった。

ワンちゃんが宿泊する場合は両室お客さんは入れないようにすること。

なるべくワンちゃんだけ部屋に置いていくことのないように決まりごとを書き込んでおくこと。

ワンちゃんも生き物である以上、細心の注意を払って滞在してもらいたいと思うのだ。

こうやって少しずつ問題を把握して、どうしたらいいのか解決策を探っているところ。

ワンちゃんがやって来た。

VILLA AZZURRAは2室しかない宿なのだけど、1室はワンちゃんも宿泊できるようにしている。

今回お泊まりに来てくれたワンちゃんは、オーストラリアンシェパードのラニちゃん。中型犬だけど海よりも体重があるみたい。

海はこのラニちゃんと一緒に遊びたがっていたので、最後に帰られる日に庭でドッグランのように遊ばせてあげることができた。

海とシェパードのラニちゃんはとてお相性が良かったようで、2人で楽しそうに走り回っていた。

うれしそうな海とラニちゃんを見て、ワンちゃんが一緒に泊まれる宿を作ることができて本当に良かったと思えたのだった。

鳥餅海苔鍋

料理を作るのが面倒くさい日はあるものだ。

そんな時にいくつか簡単に作れる料理を知っていると晩ごはんを重荷に思わなくても済む。

僕たちはほぼ100%家でご飯を食べているのだけど、美味しいチーズがあればチーズとパンと野菜とワインなんていう日も時々ある。

今日はそんな中でも寒かった頃によく作って食べた「鳥餅海苔鍋」の紹介。これは栗原心平さんが豚肉で作っていたのを我が家流に作っていくうちにアレンジした料理。

⭐️鳥餅海苔鍋
<材料>
鶏もも肉2枚(大きめに食べやすい大きさに切って塩を振り片栗粉をまぶす)
餅6個(1個を4分割に切る)
油揚げ2枚(食べやすく切る)
海苔(1枚を細かくちぎってボウルに入れて水大さじ2を加えておく)
ネギ1/3は斜め薄切り
出汁600ml
薄口醤油大さじ2
酒大さじ2
みりん大さじ1
ごま油大さじ2

<作り方>
フライパンを温めてごま油を大さじ1入れる。
食べやすい大きさに切り下味をつけて片栗粉をまぶした鶏肉を皮を下にして焼く。(あまりいじらずに放っておく)
皮目が焼けたら裏返して少し焼き目がついたらバットに取りだす。
フライパンにごま油大さじ1を足してお餅をひっくり返しながら焼く。揚げ餅っぽく表面が変わったら取り出す。
土鍋に出汁、薄口醤油、酒、みりんを入れて温めて、鶏肉を入れて5分くらい煮る。油揚げを入れる。
食べる直前に切ったネギを入れて、お餅を入れて海苔を散らす。
お餅を入れたらすぐに食べること。(放っておくとお餅が溶け始める)

海苔が出汁を出してくれるようでお雑煮のカジュアルバージョンのように美味しい。