バイデン大統領への手紙。

荒井秘書官の差別発言を聞いて、僕なりに何かできないかと考えて、G7の首脳に手紙を書くことにした。

誰から書こうかと考えていたところ、マリフォー(marriage for all Japan)のメンバーから、アメリカから特使が来日する話を聞いて、急ぎバイデン大統領に宛てて手紙を書いた。

翻訳をする時間もなくまずは日本語の手紙を送り、同時に会社時代の同僚に翻訳を頼む。

夕方に翻訳も出来上がり少し手直しして送る。

その手紙は無事にエマニュエル駐日米国大使の手に渡り、そのまま特使であるEnvoy Sternさんに手渡された。

Sternさんはバイデン大統領のメアドは直接は知らないようだけど、知っている人を知っているとのことで、あとはこの手紙がバイデン大統領に届くのを祈るばかり。

荒井秘書官の差別発言。

岸田首相の首相秘書官である荒井勝喜が、3日夜、首相の同性婚に関する答弁を受けた形で、記者団にオフレコで「僕だって(同性婚の人を)見るのも嫌だ。隣に住んでいるのもちょっと嫌だ」と話した。また、「同性婚を導入したら国を捨てる人もいると思う」と述べた。

この差別発言は瞬く間にSNSで拡散され、Twitterでは大荒れになった。

僕が最初に思ったことは、この発言を若いセクシュアルマイノリティの人たちが聞いたら、どんなに傷つくことだろう?

ということだった。若い当事者だけではなくその家族も深く傷つくに違いない。

そんなことをグルグルと頭の中で考え続けているうちに、なんとかしなければと思っていた。

差別をする人に声を上げても結局のところ事態は何も変わらないのかもしれない。今までの日本ならば、どうせ僕たちは差別され続けて来た存在なのだからしょうがないと黙っていたに違いない。

それでも今回沢山の人が声をあげて、この発言はおかしい!と立ち上がったことで、その動きはうねりとなり、国際社会にも目に見える形で浮かび上がった。

それが何よりもうれしくて、この国に微かな希望を感じている。

バジル

昨年引っ越して来てから探した宮古島の冬は、とても雨が多い印象だった。

特に2月は雨が続き精神的にもどんよりとしてしまうような日があった。

今年の冬もそんなものだろうと覚悟していたのだけど、今年はどうやら雨があまり降らない冬みたい。

12月に寒い日が2、3日、1月に2日くらいあったものの、寒いと言ってもせいぜい10℃くらい。

うちには暖房がないのでリビングでセーターを着て過ごし、ソファではブランケットを2人で被って過ごしていた。

冬でも晴れると気温は24℃くらいになるので、「ああ、もうすぐ夏だな…」と思ってしまうような暖かさだ。

東京ではほとんどの落葉樹が葉を落としてしまうのに、宮古島では落葉樹も少なくせいぜい百日紅が葉を落としたくらい。

東京では冬になる前に枯れてしまうバジルも、宮古島ではずっと枯れずにもりもり茂っている。

バラも休まなく咲いているので、このまま大丈夫なのだろうか?と心配になるくらい。

冬でも町角には花々が植えられていていたるところで花が咲いている様子を見ると、地上の楽園のように思えるのだ。

ピザ作り。

ピザの生地だけ買ってあったので、ピザを作ってみることにした。

生地は解凍して麺棒で伸ばす。

オーブンは最高温度に予熱をしておく。オーブンシートの上に生地を載せたら、その上にトマトソース、モッツァレラ、バジルを載せて、パルミジャーノをかけて、オリーブオイルを振りかけてオーブンへ。

8分くらいしたらあっという間にピザの完成。


マルゲリータとクアトロフォルマッジを作って食べたけど、ピザってこんなに簡単だったんだ!と感動した。

今度はちゃんと生地から作りたい。

洗濯機の水。

ゲストのために共用スペースに洗濯機を設置した。

本番が始まる前に洗濯しておこうと洗濯機を回したのだけど、しばらくしてKが慌てて帰ってきた。

「ポンプが動いてなくて水が全部漏れちゃった」

この洗濯機は車庫を改造したキッチンにあって、水道の工事をした際にポンプを取り付けて浄化槽に運ばれるようにしたものだった。

それがどう言うわけか作動せずに、お水が道路に全部流れ出ていたのだ。

慌てて様子を見に行って、「開業前に気がついて良かったね・・・」と2人で胸を撫で下ろしたのだった。

飲食業の取得。

先日保健所が審査に来た飲食業の許可が下りた。

これでめでたく旅館業と飲食業の許可を得たことになる。

「1回で許可が下りるなんて僕たちすごいね!」と言いながら、

Kと2人またまた乾杯したのだった。

レインボーツーリズム

昨夜一緒に食事をした人が講師をすると言うので、「レインボーツーリズム」と言う沖縄の観光業におけるLGBTQプラスの話を聞きに行った。

ずっと前からよく言われていることは、子どものいないゲイなどは可処分所得が多く、旅行にかける金額も多いと言うこと。ビアンの場合ははっきりとしたデータになりづらいと言うことでデータはないらしいのは、ストレートの女性同士でも旅行に行く人は多いからだと思う。

これは日本に限った話ではなくて、世界の潮流でも旅行業界はLGBTQ+を意識しているとのこと。

僕たちの宿も、LGBTQ +が安心して泊まれるような宿にするつもり。

特にLGBTQ+フレンドリーなどの表記は使わずに、レインボーフラッグとWELCOME!の表示だけでいいのかと思っている。

google mapにもレインボーフラッグを記載することができるとのことなのでそうするつもり。