昨年引っ越して来てから探した宮古島の冬は、とても雨が多い印象だった。
特に2月は雨が続き精神的にもどんよりとしてしまうような日があった。
今年の冬もそんなものだろうと覚悟していたのだけど、今年はどうやら雨があまり降らない冬みたい。
12月に寒い日が2、3日、1月に2日くらいあったものの、寒いと言ってもせいぜい10℃くらい。
うちには暖房がないのでリビングでセーターを着て過ごし、ソファではブランケットを2人で被って過ごしていた。
冬でも晴れると気温は24℃くらいになるので、「ああ、もうすぐ夏だな…」と思ってしまうような暖かさだ。
東京ではほとんどの落葉樹が葉を落としてしまうのに、宮古島では落葉樹も少なくせいぜい百日紅が葉を落としたくらい。
東京では冬になる前に枯れてしまうバジルも、宮古島ではずっと枯れずにもりもり茂っている。
バラも休まなく咲いているので、このまま大丈夫なのだろうか?と心配になるくらい。
冬でも町角には花々が植えられていていたるところで花が咲いている様子を見ると、地上の楽園のように思えるのだ。