オープン祝いのお花。

オープンした日に友人カップルから豪華なお花が届いた。

今日、また新たに別の友人からお花が届いた。

青をテーマにした黄色などの補色で彩られたとても綺麗なお花だった。

予想もしていなかった美しいお花が届いて、僕もKもとても喜んだのだ。

どちらも玄関に飾っているのだけど、とても綺麗なお花なのにお客さんが誰もいないから、僕とKふたりだけで見ているのがもったいない。

お花を送ったり、いただくは、僕にとっては特別うれしいものだ。

花は時間が経つと枯れてしまうのだけど、今この瞬間は僕たちを精一杯その美しい姿や芳しい香りで祝福してくれている。それは、友人からの贈り物であり、神様からの贈り物のように感じるのだ。

この場を借りて2組の友人カップルたちに伝えたい。

心のこもったお花、本当にありがとうございました!

BOOKING.COM

宿をオープンさせたものの、予約はほとんど入っていない。

それは、手続きに手間取っていてなかなかOTA(online travel agency)に掲載できていないから。

この手続きが会社によって全然違っていて、じゃらんは特別やりとりに時間がかかり、FAXがないと契約できなかったり、楽天トラベルは今現在ホストを受け付けていなかったり、一向にお店を開けない状態なのだ。

楽天バケーションステイという会社には唯一掲載することができたのだけど、ここの読者層はairBnBなどのお客さんが多いようで、僕たちの宿は完全にスルーされることがわかっている。

今日は1日中目から血が出そうになりながらbooking.comの登録を済ませた。

お店を開いて販路を増やさなければ、いつまで経ってもお客さんが入ってこないままになってしまう。

今までやったこともないような面倒くさい入力作業と料金設定などをしながら、夜になってなんと公開することが出来た。

VILLA AZZURRA 本日オープンしました!

1年間かけて準備してきた僕たちの宿が、本日オープンした。

オープンしたにも関わらずお客さんは1人もいないのだけど、友人からお花が送られてきて改めて今日はオープンなんだな・・・と思いとてもうれしかった。

今日はお客さんもいないのでKはお風呂場の目地を埋めたりしながら、僕はまだ登録できていないOTA(on line travel agency)に必死になって登録手続きをしていた。

晩御飯の前にKと乾杯しながら、今までの苦労が報われるような気がした。

クリーニング問題。

オープンが近づいてきたので、リネン類を一度クリーニングに出しておこうと思い、前に連絡が取れていたクリーニング屋さんに火曜日に電話をするも、一向に繋がらない。

定休日なのかと思い今日かけてみるものの、また繋がらない。

宮古島で他にリネンのクリーニングサービスをしてくれそうなところに電話を片っ端から掛けてみるものの、納品までに2週間かかると言われたり、1枚800円かかると言われたり、大手には今は新規を扱っていないと断られて絶望的な気分になった。

当初、リネン類は自分たちでアイロンかけようかと試してみたのだけど、シーツは大きすぎるのと1枚かけるのに膨大な時間がかかる。しかも思ったように綺麗にシワが取れないのでその時間や労力を考えたらクリーニングにお願いした方が良いと決めたのだった。

そこで焦った僕は直接リネンクリーニングサービス屋さんに行ってみることにした。

ラッキーなことにお店には女の子が1人いたので聞いたところ、担当者が体調が悪いとのこと。そこで、連絡が取れないからシーツを持ってきたと告げると、それならばお預かりして後ほどご連絡しますと。

ひとまずシーツ類を預けてきたのだけど、今後のことを考えると、二日間連絡が取れないような業者と取引するのはかなり危険な気がする。

かといってネットで調べた限り、宮古島には他にリネンサービスをしてくれそうな業者も見つからず、どうしたものかと考えているところ。

こうやって一つ一つ難題が出てくるけど、何とか2人で一つ一つ解決している毎日。

オープンに向けて。

いよいよ2月24日のオープンが迫ってきた。

母は、「花束でも送ろうか?」と言ってきたので笑ったのだけど、お祝い金が送られてきた。

リビングのボードにやらなくてはいけないことや買わなければならないものを小さな紙に書いて貼っておく。

一つ一つ解決したら壁から剥がしていくのだ。

名刺を作り忘れていたり、ローカルガイドに時間がかかったり、駐車場の車止めを設置したり、まだまだやらなければならないことが残っている。

僕が主にネット作業をしてKは掃除やDIYなどの力仕事をしてくれる。

何とか本当にオープンができそうになってきた。

宿でのクレジットカード認可。

宿の予約ページでクレジットカードが使用できるように、PAY.JPというところに申請をした。

そして、宿で直接クレジットカード決済をする際に、PAY.JPが使用できないかと聞いたところ、オンライン決済のみという返事が返ってきた。

今までカードを使用することはあっても、お店を持ったこともなくクレジットカードの認可を取得するのにどこに連絡したらいいのかもわからずに調べた。

直接カード会社に申請するのは認可が降りるのが難しく時間もかかるとのことで、結局リクルートの運営しているAIR PAYで申請することに。

今までぬくぬくとサラリーマンで生きてきた僕は、こういった世の中の手数料ビジネスのことをぜんぜん知らなかったことに驚いた。

知らなかったことを少しずつ調べながら一つずつ解決しながら前に進んでいる。

普通の宿やホテルの営業店舗からするととても遅すぎるかもしれないけど、これも僕たちなりのやり方でやるしかないかなと思っている。

焦らずに、一つずつ乗り越えていこうと思う。

初めての予約。

ホームページを公開した翌日だっただろうか。

朝起きてメールを見たら、AZZURRAのご予約メールが届いていた。

メールを見ながら、それが本当に予約のメールなのかにわかには信じられず、何かの間違いではないかとKと話していたのだ。

旅行で宿泊するというのはなかなか決断するのに時間もかかるだろうし、お金もかかる。

そもそもオープンして何の評価もないような宿に予約を入れてくれる人が存在するなんて思わなかったのだ。

Kが、これはもしかしたら本当に予約してくださったのかも・・・と言うので連絡を入れるときちんとメールが返って来た。

僕とKは信じられないくらい大喜びしたのは言うまでもない。

世界には、奇跡のようにやさしい人がいるものだ。

Kとふたり、今からお会いできる日を楽しみにしている。