ホームページを公開した翌日だっただろうか。
朝起きてメールを見たら、AZZURRAのご予約メールが届いていた。
メールを見ながら、それが本当に予約のメールなのかにわかには信じられず、何かの間違いではないかとKと話していたのだ。
旅行で宿泊するというのはなかなか決断するのに時間もかかるだろうし、お金もかかる。
そもそもオープンして何の評価もないような宿に予約を入れてくれる人が存在するなんて思わなかったのだ。
Kが、これはもしかしたら本当に予約してくださったのかも・・・と言うので連絡を入れるときちんとメールが返って来た。
僕とKは信じられないくらい大喜びしたのは言うまでもない。
世界には、奇跡のようにやさしい人がいるものだ。
Kとふたり、今からお会いできる日を楽しみにしている。