11/30(水)いよいよ判決。

3年9ヶ月かけて戦ってきた東京地裁における裁判「結婚の自由をすべての人に」訴訟が、いよいよ11月30日に判決を言い渡される。

それに向けて新聞社の取材やテレビ局の取材を少ししているのだけど、弁護士やマリッジフォーオールジャパンとの会議も行われている。

今回の判決では、前日に集まって意気込みを語ったり、インフルエンサーや著名人なども加わって自由に意見交換もされる予定。

ただ、僕たちは随分前にフライトをおさえてしまった都合上、前日29日18時から20時のライブ配信には出演することが出来ない予定だったが、チケットを取り直し僕だけ前夜祭に参加することに決めた。

11/30判決当日は夜までベッタリと出ずっぱりになると思われる。

勝とうが負けようが、きっと泣いてしまうのだろうな…と思っている。

たとえ不当な判決が出てしまったとしても、僕たちは絶対に負けることはない。

高裁に控訴し、その次は最高裁に控訴する。

たとえそこでまた不当な判決が出たとしても、きっと僕たちの後を誰かが引き継いでくれるに違いないからだ。

この国で、いつか絶対に結婚の平等を実現させるのだ。

◯東京地裁判決前夜祭・判決報告会について

https://twitter.com/marriage4all_/status/1594263238727716865?s=46&t=nNkwM8jGc7ElcwtH3gnmJA

太陽のお腹の中の虫。

捨て猫の太陽が家にやって来て、病院に連れて行ったらお腹の中に虫がいて一度退治したのだけど、もう一つ別の種類がいてある日お尻から紐状になって出て来たことはここに書いた。

その虫が注射を打っても一度では退治できず、もう一度注射を打ったのだった。それから2週間、もう一度病院に便を持って行き検査をしてもらう。
病院から電話がかかって来て検査結果は虫がいなくなっていたとのこと。

動物病院は保険に入ってなかったらすべて自腹になってしまうし結構高い。たとえば、一回の注射で6000円とかかかってしまうのだけど、病気の時はきちんと診療を受けて、去勢手術も受けさせるつもり。

家に来た時は1.6キロだった体重が、なんと3キロになっていた。

少しずつ成長して大人になっていくようでうれしい。

カヌレ

カヌレをご存じだろうか?

フランスのお菓子でラム酒が入って少ししっとりしている。

ピカールのミニカヌレを冷凍庫に入れておくと、ほんの少しお茶のお供にすぐにカヌレが食べられる。

宮古島に来てかなりピカールのお世話になっている。ピカール様様だな。

ボジョレー・ヌーヴォー2022

宮古島でもボジョレー・ヌーヴォーを飲むことができるのだらうか?

毎年楽しみにしているその年のブドウから作られるボジョレーヌーヴォー。宮古島のスーパーで売っているのかわからなかったが、サンエーというスーパーでは3つの銘柄が並んでいた。

ロシアとウクライナの戦争によって航空便が上がり、おまけに円安のために倍以上高くなっているなどと聞いていたが、3000円台で買うことができた。

去年と比べてどうなのこはわからない。いつも同じワイナリーのボジョレーを飲んでいるわけでもないし。

今年も無事にKとふたり、ボジョレーを飲みながらチーズを食べられることを祝うのだ。

健康で、何事もないだけで十分に幸福なことだと。

パーム・リーディング

今日はじめてパーム・リーディングなるものをKとふたりでしてもらった。

「Aterier和毛」というお店で予約して、四国の徳島に暮らすクロサワジュンコさんがパームリーディングをしてくれたのだ。

パーム・リーディングは手相と同じなのか違うのかよくわからないけれども、クロサワそんは僕達の手をほんの少し見ただけでペラペラと話しはじめた。

「ただしさんは美的センスやアイデアの人だから、この人がビジョンを描いて、Kさんが思いもよらない方法でどんどん形にしていく人」

「ただしさんはやんちゃで子どもだから、Kさんが宇宙のように広い器で支えてあげること」

「ただしさんは疲れてしまうと能力を発揮できないから、いつも4割くらいの力で働くように」

「ケンカにならないようにいつも話し合いをすること」

「ふたりはびっくりするくらい全く違う人間だから、とてもいい組み合わせだと思う」

当たっているような気もするが、なんだかふたりとも元気をもらってお店を後にしたのだった。

斑入りのカンナ

斑入りのカンナ「ベンガルタイガー」を植えてみた。

カンナは湿気に強く宮古島でもよく育っているのを見かけていたのでどうかなと思って。

このカンナ、最初は一本しか生えてなかったのにあっという間に次から次へと芽が出てきてあっという間に生い茂ってきた。

それと同時に光りを受けて輝く葉の美しさに魅せられて、「なんて美しい葉なのだろう…」とうっとりとしてしまう。

「花よりも美しい葉」というのはこんな植物のことだ。

毎日新聞の取材

いよいよ我々が3年9ヶ月かけて争ってきた裁判「結婚の自由をすべての人に」訴訟の判決が今月11月30日に迫ってきた。

判決にあたり、いくつか新聞社やテレビ局こら取材の依頼があり、今日は毎日新聞な記者さんとお話しした。

事前に僕の3回分の意見陳述は送り、それに加えて幼少期から思春期、学生時代、社会人、Kとの出会い、引っ越し、カミングアウト、親との関係など長々とインタビューは続いた。

今回の裁判ではこんな風に、本当だったら他人にはいう必要などないプライベートなことまでさらけ出してきた。

裁判所の本人尋問では、とても口にしたくないようなことも話したのを覚えている。

僕たちはそれだけ本気でこの裁判に向き合って来たという自負がある。

裁判官にはどうか逃げずに、国会に丸投げせずに真摯に応えていただきたいと思うのだ。

ロマンス詐欺?

インスタにアメリカ人からフォローされ、少ししたらメッセージが来た。

フロリダに住んでいて55歳。写真は物凄いマッチョで、でも文面は変な翻訳機を使ったような日本語で、「私はパートナーを失ったばかりです」などと書かれていた。

少しかわいそうだな…などと思いながら来るメッセージに返信していたのだけど、そのうちにメッセージのはじまりが、「私の愛しい人、今日は一日何をしますか?」などと変わってきた。

僕は、「僕にはパートナーがいるのです。あなたの愛しい人はこれから探して見つけてください」と返信した。

彼は、マークという名前でフロリダ出産だけれども、今はウクライナの病院でボランティアで夜勤をしているとのこと。

この辺りでこの人怪しいなぁ…と思いはじめた。

「私はこの世界にあなたがいるだけで今日も幸せを感じることが出来ます…」

そんなメッセージが来て気持ち悪くなって同じようにつながっていた友人に連絡した。「マークとかいう人知り合いかな?なんか変なんだけど…」

「あ、この人ロマンス詐欺みたい」

「え?これがロマンス詐欺なんだ!しかもゲイを狙ったロマンス詐欺」

そこで僕はブロックしたのだけど、その後友人がその男のことを注意するようにとストーリーに上げたところ、何人もの友人からメッセージもらって困ってた…という連絡が入ったようだった。

でもすごい体験になったな…。ロマンス詐欺なんて話には聞いていたけど、まさか自分のところに来るなんて思いもしなかった。

写真がやたらマッチョだったので、ゲイは少なからず惹かれるとでも思ったのだろうか。

世の中、怖い人もいるのですね。

シークワーサー

家の裏庭から表の庭に移植してもらったシークワーサーの大木が沢山の実をつけた。

移植した年は木が疲れているからあまり実をつけさせないようにしよう…と思いつつ、台風で実が沢山落ちたのでそのまま過ごしていた。

冬が来る前に実を一つ一つ取って、お世話になっている人に持って行った。

「シークワーサーなんてまだなっていたんですか?」

と驚かれたが、うちでは毎日シークワーサーとレモンを使っても使い切れないくらい実っている。

庭で柑橘が取れる毎日はなんで豊かなのだろう。

Aterier 和毛

宮古島には、「Aterier和毛」「アトリエにこげ)という雑貨屋さんというかアトリエというかがある。

僕はこのお店が大好きで、このお店があるから宮古島で暮らすことを決めたと言っても過言ではないかもしれない。

和毛にはオーナーのアキヨさんがいて、いつも変わらない暖かな笑顔で迎えてくれる。

宮古島の暮らしで何か困った時は、僕は誰よりも先にこのアキヨさんに相談する。

美味しい晩ごはんのお店はないか?リフォーム業者さんがいないか?電気屋さんがいないか?

先日猫が捨てられていた時も、どうしたらいいのかわからずにすぐにアキヨさんに相談した。アキヨさんはとても親切に猫のオヤツやダニ・ノミ退治の薬を持って家に来てくれた。

お店の雑貨も好きだけど、何も買わなくてもアキヨさんと話をするだけでホッとするようなところがある。

僕も誰かにとって、アキヨさんのような存在になれたらいいなあと思うのだ。

◯Aterier 和毛https://instagram.com/atelier.nicoge?igshid=YmMyMTA2M2Y=