インスタにアメリカ人からフォローされ、少ししたらメッセージが来た。
フロリダに住んでいて55歳。写真は物凄いマッチョで、でも文面は変な翻訳機を使ったような日本語で、「私はパートナーを失ったばかりです」などと書かれていた。
少しかわいそうだな…などと思いながら来るメッセージに返信していたのだけど、そのうちにメッセージのはじまりが、「私の愛しい人、今日は一日何をしますか?」などと変わってきた。
僕は、「僕にはパートナーがいるのです。あなたの愛しい人はこれから探して見つけてください」と返信した。
彼は、マークという名前でフロリダ出産だけれども、今はウクライナの病院でボランティアで夜勤をしているとのこと。
この辺りでこの人怪しいなぁ…と思いはじめた。
「私はこの世界にあなたがいるだけで今日も幸せを感じることが出来ます…」
そんなメッセージが来て気持ち悪くなって同じようにつながっていた友人に連絡した。「マークとかいう人知り合いかな?なんか変なんだけど…」
「あ、この人ロマンス詐欺みたい」
「え?これがロマンス詐欺なんだ!しかもゲイを狙ったロマンス詐欺」
そこで僕はブロックしたのだけど、その後友人がその男のことを注意するようにとストーリーに上げたところ、何人もの友人からメッセージもらって困ってた…という連絡が入ったようだった。
でもすごい体験になったな…。ロマンス詐欺なんて話には聞いていたけど、まさか自分のところに来るなんて思いもしなかった。
写真がやたらマッチョだったので、ゲイは少なからず惹かれるとでも思ったのだろうか。
世の中、怖い人もいるのですね。