提訴から5年経ちました。

「結婚の自由をすべての人に」訴訟の提訴から5年経ちました。

この裁判の原告になるにあたって、「裁判所に違憲であると迫る裁判だから、今まで数々憲法に関する裁判は行われているけどほとんど勝ち目のない裁判です」と言われていた。

それに、「5年以上もしかしたら最高裁判決が出るまで10年くらいかかるかもしれない」とも言われていた。

当時50歳になる頃の僕は、「60歳になったら人前に出られないんじゃないかな・・・」と思ったのを覚えている。

それでもこの裁判の原告になって良かったと思うのは、この5年で世の中が確実に大きく変わって来たと思えるから。

国は相変わらず酷い差別発言を繰り返しているけど、時代は確実に変わって来ている。

僕が生きているうちに結婚の平等が実現してほしいと思うけど、たとえそうでなく時間がかかったとしても、僕たちが立ち上がり声を上げたことは必ず次の世代につながっていくと信じている。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です