散髪をしながら床屋さんで雑談をする。
時々あまりにも質問攻めの床屋さんがいて疲れるが、だいたいは宮古島の情報を仕入れられるから楽しめる。
床屋さんは毎回違うところに行くようにしている。ここぞという床屋さんに出会えていないのと、髪は切りたい時に切りたいので、何日前に予約したり待ったりするのが嫌いなのだ。
その床屋さんが近くに人気のお弁当屋さんがあると話してくれたので、帰りがけに買って帰ることにした。こうやって何軒かのお弁当屋さんのお弁当を買って帰っては色々中身を見ながら味わいながら勉強している。
今回のお弁当は人気店で並ぶこともあるし12時をすぎるとほとんど売り切れになってしまうらしい。今日は11時半頃に着いたらまだ残りがあったのでほっとして買って帰った。
家に帰ってKと別々のお弁当を食べてみる。普通にボリュームもあるけど・・・ここもどこかで食べたようなかつが使われているのがわかる。
そう思ってしまうとこの唐揚げもどこか他と一緒の業務用の切り身冷凍なのかもしれない。
600円以内で利益を出しながらお弁当を作るというのはかなり難しいのだと思う。そんな中でやりくりをしてここは人気店になってうまく回っているのだろう。
でも、僕たちはここみたいなお弁当屋さんをやりたくてランチの持ち帰りを始めるわけではないんだよな・・・とまたしても再確認できた。
僕たちは、きちんと手作りした自分たちが食べたいもの。美味しいと思うものを届けたいのだ。