平良び町中にファミリーレストランのジョイフルがある。
ジョイフルは大分のファミレスで、Kがとてもよく知っていていつかは入ってみたいと思っていたのだ。
先日昼間に時間があったので2人でジョイフルに入ってランチをした。
もっと前によるの9時に訪れたことがあったのだけど、信じられないことにお店は9時までだったのだ。
ファミレスって夜中までやっているとばかり思っていたのだ。
ジョイフルではKはハンバーグを頼み、僕はグラタンを頼んだ。
Kと一緒にご飯を食べながら、kは大分のことを懐かしく思い出しているんだろうなあ・・・と感じていた。
ファミレスで食事をするなんて子どもの頃からなかったのだけど、今ではファミレスもいいものだと思っている。
台湾人の老夫婦
珍しく平良の町中でランチをしていたところ、隣の席に外国人の老夫婦が座った。
メニューの注文の仕方がわからない感じだったので僕が代わりにウエイターを呼んで注文を手伝ってあげた。
すると、おばあさんの方が英語で僕に話しかけてきた。
「そこの焼肉屋さんにいくつもりでホテルからタクシーで乗りつけたのだけど、焼肉屋さんは空いてなかったんです・・・ここまでタクシー代金が3000円もかかったのに空いてないなんて・・・」
「それに、町中で英語で話しかけても本当にだれも英語なんてわからないから・・・ガイドブックには英語はすこしは通じると書いてあったし、ホテルでも通じると書いてあったのに、全然ホテルでさえ通じないの・・・どうなってるの?」
僕は宮古島ではなかなか英語は通じないことや、焼肉屋さんは大抵夜だけの営業であることなんかを伝えた。
僕が、他に観光はしないのか?と聞くと、「英語が通じないからもうホテルに帰りたい」とのこと。
「ホテルに変えるにはどうやって帰ったらいいですか?」と聞くので、来たようにタクシーで帰るか、空港までバスで行ってからタクシーを捕まえるか・・・僕たちが送りましょうか?と聞いてみた。
おじいさんとおばあさんは酷く恐縮して僕たちの食事代を払おうとしたっけど、結局払わせずに僕たちが車で送ってあげることにした。
ホテルは毎日海や空と散歩している場所だからそれほど苦にもならない。
2人は台北から旅行に来たのだけど、宮古島がガイドブックに書いてあるような島ではなかったと少しがっかりしているようだった。
僕たちはなんとか宮古島を楽しんでほしいと思い、いろいろ無情報をお話しした。
後ほどLINEが送られてきて、とても感謝しているということだった。
自分たちも旅行でハプニングは色々あることを知っているし、旅先で親切に遭うとその国が好きになるように、この老夫婦にも宮古島を少しでも気に入ってもらえたらいいなあ・・・と思ったのだった。
空の避妊手術
空が生後半年を過ぎたので今日避妊手術をした。
前日の9時以降は食事を摂らないようにして、お水も控えめに。お散歩には行って来て朝の10時半に病院へ。
血液検査をして問題がなかったら全身麻酔に。全身麻酔が効いて来たところで手術に入る。
Kが手術の内容を聞くと、「お腹を少し切って左右の卵巣を摘出し、その後性器を縛ってから…」
僕はそんな話を聞きながら血の気が引いていた。
こんな小さな生命にそんな手術をしなければならないなんて、僕たちの傲慢ではないか?
どこも悪くはない健康体なのに本当に避妊手術は必要なのだろうか?
家に帰っても「避妊手術」に関する情報をもう一度探して読み漁った。
去勢手術や避妊手術には全身麻酔をするためリスクがつきものだけど、特に避妊手術は女性特有の病気を未然に防ぐメリットの方が大きいと沢山の実例が示している。
僕が学生の頃一緒に暮らしていたヨークシャーテリアは子宮筋腫になって手術をした。これも避妊手術をしていなかったからだ。
なんとか気の迷いを鎮めて手術の終わりを告げる電話を待っていると1時半頃に無事に終わったという電話が先生からかかって来た。
麻酔が覚める6時頃病院に空を迎えにいくと、元気がなく眠たそうな空が出て来た。恐ろしいことをされた後だからか尻尾は丸まって脚の中に入っている。
傷口は4、5センチあって女性器は小さくなっている。時折り気のせいか痛いのかほんの小さな声でホイッスルのように泣いている。
僕は泣きそうになりながら空を抱き抱えKと一緒に家に向かった。
空は帰って来ても疲労のせいか横たわったまましばらく元気がなかったが、やがて起きたので少しご飯をあげるとほとんど食べたので安心した。
1日でも早くまたお転婆な空に戻って、海とワンプロできる日を心待ちにしている。
ヤシガニ
海と空を連れて散歩に出かけたら、海が突然びっくりして構えているので何かいるのかな…と思ってよくよく見ると、ヤシガニがいた。
ヤシガニはカニというよりもエビに近い形でザリガニにも似ている。
沖縄ではこのヤシガニは高級食材でお店で食べるとびっくりするような値段で出てくる。
姿がグロテスクなのであまり食べたいとは思わないが、いつか食べてみたいと思っている。
きっと甘いんだろうな。
LIZA・MINNELLI
ライザ・ミネリが好きだ。
映画「キャバレー」からして本当に最高なのだけど、僕はこのラジオシティに出演していた頃にニューヨークによく行っていたので、彼女のステージを一度でも見ていればよかったと何度も後悔している。
「そんなに踊ったら、もう心も体もボロボロになって死んじゃうよ!」と心配になるくらい踊り続ける彼女のステージは、まさに彼女の生命をかけた芸術だったと思う。
自分が行きたいと思うアーティストのライブは、いつか行けたらいいな・・・などと考えずに、行ける時に無理をしてでも行っておいた方がよいと思う。いつか歳をとってできなくなったり、亡くなってしまうから。
うちの子どもたち。
4日からボーダーコリーを連れたお客様が宿泊していて海や空は興味津々。
海も空もワンちゃんと一緒に遊びたいみたいだけど、ボーダーちゃんはちょっと警戒心が強く今回は一緒に駆け回ったりできない感じ。
猫の太陽は初めて見るワンちゃんを遠目に眺めている。
今年も海・空・太陽と、うちの子どもたちをよろしくお願いします。
つつじ
東京なら4月の終わりから5月がつつじや皐月の開花時期なのだけど、宮古島では1月につつじが咲く。
我が家のつつじが1月に咲いているのを見た時は本当に驚いたものだ。
そしてバラも休むことなく1月でも咲いている。
東京では12月に咲いて終わりでその後は休眠期に入るのだけど、ずっと繰り返し咲き続けているバラは少し心配になるくらい。
宮古島の冬は、町中に花々が咲き乱れている。
暖かい気候のせいか、チューリップなどの球根は育たないし、パンジーや葉ボタンなどの冬をイメージさせる花も見かけない。
町に溢れているのは春の花々ばかりだ。
ワンちゃん連れの飛行機搭乗に関して。
1月2日の羽田空港でのJAl旅客機と海保の飛行機の衝突事故は本当にびっくりした。
JALに乗っていたすべての乗客が全員無事に脱出できたことは本当に奇跡のようなことなのだと思う。
そんな中、2頭の動物(猫と犬?)は規則通りに貨物室に荷物として預けられていたため救出されることは叶わなかった。
この事故に関して様々な芸能人やインフルエンサーが意見をSNS上にあげて炎上している。
日系エアラインがなぜ世界の先進国に遅れてペットの同乗を許可しないのかは明確な理由が書かれていないようだけど、おそらくモンスターカスタマー(カスタマーハラスメント)対策なのではないかということだった。
飛行機への動物の同乗に反対する意見をいくつか読んだけど、どれも納得のいくものではなかった。それらに共通しているのは、動物は人間よりも劣った生き物であるという考えのような気がする。
いつかこの国でも、犬や猫なども家族として飛行機で同乗できるようになる日が来ることを願っている。
おせち料理
おせち料理を作るのは、時間がかかるし費用もかかるしとても面倒なことだと思う。
和食は下ごしらえがとても重要で、出汁を大量に引かないといけないし、その上煮込み料理など時間がかかる料理がいくつもある。
それでも面倒だなどと嘆きながらも作ったおせち料理が冷蔵庫に並び始めると、少しずつやる気が出てくるものだ。
そしてズラーっと保存容器が並び終えた冷蔵庫内を見ると、一仕事終えた勇者のような気分になる。
お正月三が日はこれで過ごすことができるけど、おせち料理ばかり食べ続けるのは飽きてしまうので、朝は雑煮をメインにしてお昼は別のものを作り、夜はゆっくりとおせち料理を食べる。
その際に、毎日一品何か簡単な料理を作ると気分が変わるものだ。
我が家の今年で言えば、ジャガイモの明太子和えやひじきとピーマンのニンニク炒めなど、和食にはない味が加わることで、おせち料理もまた美味しく感じられる。
令和6年能登半島地震 企業・団体からの民間支援事務局
元日の夕方に海や空を連れた散歩から帰ると、Kが言った。
「能登で津波警報が出てる」
親しい友人のGが金沢に里帰りしていたので少し考えた後にLINEで連絡すると、ご家族ともども無事でホッとした。
本当はこんな時、敢えて連絡しない方が被災者のためなのかもと思いつつ連絡してしまった。
はじめは被害の全貌はわからなかったけど時間を追うごとに大きくなっていく。
この寒い冬の時期に避難所で過ごさなければならない人々が沢山いることを知りなんともつらくやりきれない気持ちになる。
こんな時には国のリーダーや自治体のリーダーが誰なのかによって救える命も救えなくなってしまうのだと思う。
一人でも多くの生命が救われることを祈るばかりだ。
写真は、Gから回ってきたサポートのお知らせ。個人からの支援はこちらでは受け付けていないのでご注意ください。