空の避妊手術

空が生後半年を過ぎたので今日避妊手術をした。

前日の9時以降は食事を摂らないようにして、お水も控えめに。お散歩には行って来て朝の10時半に病院へ。

血液検査をして問題がなかったら全身麻酔に。全身麻酔が効いて来たところで手術に入る。

Kが手術の内容を聞くと、「お腹を少し切って左右の卵巣を摘出し、その後性器を縛ってから…」

僕はそんな話を聞きながら血の気が引いていた。

こんな小さな生命にそんな手術をしなければならないなんて、僕たちの傲慢ではないか?

どこも悪くはない健康体なのに本当に避妊手術は必要なのだろうか?

家に帰っても「避妊手術」に関する情報をもう一度探して読み漁った。

去勢手術や避妊手術には全身麻酔をするためリスクがつきものだけど、特に避妊手術は女性特有の病気を未然に防ぐメリットの方が大きいと沢山の実例が示している。

僕が学生の頃一緒に暮らしていたヨークシャーテリアは子宮筋腫になって手術をした。これも避妊手術をしていなかったからだ。

なんとか気の迷いを鎮めて手術の終わりを告げる電話を待っていると1時半頃に無事に終わったという電話が先生からかかって来た。

麻酔が覚める6時頃病院に空を迎えにいくと、元気がなく眠たそうな空が出て来た。恐ろしいことをされた後だからか尻尾は丸まって脚の中に入っている。

傷口は4、5センチあって女性器は小さくなっている。時折り気のせいか痛いのかほんの小さな声でホイッスルのように泣いている。

僕は泣きそうになりながら空を抱き抱えKと一緒に家に向かった。

空は帰って来ても疲労のせいか横たわったまましばらく元気がなかったが、やがて起きたので少しご飯をあげるとほとんど食べたので安心した。

1日でも早くまたお転婆な空に戻って、海とワンプロできる日を心待ちにしている。

カテゴリーdog

“空の避妊手術” への6件の返信

  1. こんにちは
    昨年、ベット・ミドラーの投稿にコメントさせていただいた まのんです。
    その際はコメントありがとうございました。
    お子さまたちかわいいですね。うちもふとしたきっかけで出会ったシーズー(6才)次男坊が居ます。
    同じく生後半年のころ去勢をしたのですが、その時はメリットを聞いてそうなのか、と思うだけで手術のことなど深く考えていませんでした。
     ところが最近、夫のテニス仲間の人がリーディング?を習っている、とうちの次男坊のことを見てくれて、そのことばにハッとしました。「小さい時にとてもイヤなことがありトラウマのようになっています」と。病気などのリスクを回避できるとはいえ
    去勢手術のしんどさやワンコの気持ちを全く考えていなかった私たちは深く反省しました。改めてしんどい思いさせてごめんね、と抱きしめました。。

    写真の投稿とても素敵ですね。
    昨秋、台風で宮古島旅を断念した我が家…次回計画する際は宮古島情報伺えたら嬉しいです。

     

    1. まのんさん
      コメントありがとうございます。
      まのんさんのお宅にもシーズーがいるのですね。シーズーはとても人懐こくおとなしいと聞きました。
      去勢手術や避妊手術はワンちゃんにとってかなり大きな負担になるのだろうと思います。
      全身麻酔をしなければならない不安もありますし、麻酔が切れてから痛みがあるのかなど想像するとかわいそうでたまりません。
      今回空の手術になりはお陰様でうまくいきましたが、終わった後に別人のようにおとなしくなってしまった姿は胸が痛みました。
      幸い傷の治りも早く今ではほとんど目立たなくなりましたが、できるならばもう2度と手術は受けさせたくないと思っています。
      今年の冬の宮古島は晴れの日が多く、ここ数日は昼間に25度くらいになり初夏を思わせる陽気です。
      宮古島に関してまた何かご質問などございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。

  2. はじめまして。ドイツに住む日本人とドイツ人のゲイの老夫婦です。4月の初めに2人で宮古島に旅行をすることになり、こちらのブログにたどり着きました。色々なレストランや居酒屋さんを紹介されていてとても参考になりました。
    普段はあまりゲイバーやゲイ関係のお店に行ったりもしないのですが、せっかくの日本、宮古島ということでハイブスカスさんというバーがあることがわかりました!が、住所を調べても全く出てこないので常連さんの方だけが入れるバーなのでしょうかね。

    私も2匹犬を飼っていて、どちらも避妊しました。1匹はメスで避妊しないと女性特有の病気にかかる可能性が高いといことで、もう1匹はオス(メス犬の息子)で睾丸が体の中に埋まってしまい、癌になってしまうということで…ブログを読ませて頂いて、手術をして待っている時の辛い気持ちが蘇ってきました。涙

    まだまだ宮古島のことはわからないので、ブログを読ませて頂き勉強させていただきますね。
    読むのがすごく楽しみです。

    1. こうさん。

      コメントありがとうございます!
      ドイツからなんですね。びっくりしました。
      4月の宮古島はまだ梅雨に入る前で気持ちのいい天気だと思いますよ。

      バイブスカスのマスターは僕が仲良しなので、何か不安があればご連絡ください。また、誰でも行けますので行きたい日(8時以降)にお店に直接電話をしてみてください。西里郵便局まで迎えに来てくださいます。

      ホテルはもうどちらかをおさえていらっしゃるのかなと思いましたが、お時間があればAZZURRAにもぜひお立ち寄りくださいませ。https://azzurra.jp/

      それと、他に何かご質問等ございましたら、いつでも気軽にお尋ねください。

      レンタカーはすぐにおさえて、行きたいレストランも1ヶ月前には必ず電話でご予約を入れた方が良いです。

      ワンちゃんが2頭いらっしゃるんですね。
      空はおかげさまで傷もすっかりわからないほどに治り、安心しています。

      これからの犬生、怪我や病気などなるべくないように過ごしていけたらと願っています。

      1. ただし様 ご返信ありがとうございます。
        まだブログを隅々まで読んでいなかったのですが、ペンションを経営されてらっしゃるのですね。大変失礼しました。ホームページを拝見させて頂きました。とても素敵ですね。
        今回は日本帰省中に溜まったマイルを使っての弾丸旅行なので、予算の関係す安宿を抑えてあります。

        私達が買ってる犬は、フレンチブルドッグで短鼻犬種の為飛行機に乗せることができず一緒に連れて行くことができないのですが、ドイツではデパートやホテルなどどこでも一緒に行けるのですが、日本では珍しいですし犬と暮らしてらっしゃる方にとっては一緒に宮古島にいけるなんて夢のようですね。素晴らしいと思います。

        レンタカーはおさえましたが、レストランはまだ何も抑えていないのでただしさん様の情報を元に予約したいと思います。ハイブスカスさん電話番号を探して行ってみたいと思います。相方は日本語が話せないのですが、日本のゲイバーに連れて行ったらどうなるのか楽しみです。笑 熊みたいな大きなお腹のドイツ人です。

        話は少し変わりますが、私は49歳で相方は59歳。やはり少し年齢差がありブログを読みながら色々な意味で共感いたしました。
        ちなみに私たちはドイツのフランクフルト近郊に住んでおります。

        1. こうさん。
          ご返信ありがとうございます。
          フレブルなんですね!友人カップルが一緒にフレブルと暮らしていて何度か海と会ったことがあります。とても人懐こくてかわいいワンちゃんでした。

          ヨーロッパの多くの国ではワンちゃんはほとんどどこでも入れるので日本も早くそんなふうになったらいいのになあといつも話しています。

          バイブスカスは外国人のお客さんもたまに見かけるので楽しいと思いますよ。

          こうさんカップルの年齢を聞いてびっくりしました。老夫夫と書いてあったので70代80代のカップルかと思っていました…笑

          49歳なんてまだまだお若いし59歳は僕と同じ世代だと思います。老人扱いにはまだまだ早いですよ!

          宮古島旅行、お二人にとって心に残る旅になることを願っています。

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