宮古島に来て、どこで髪を切ったら良いのかわからないまま色々な美容室や床屋を訪れた。
近所の床屋さんはものすごいおしゃべりな人で、話すのが少し面倒で遠のいてしまった。
今はスーパーに隣接している床屋さんに行っていて、ロッカーみたいな出たちのお兄ちゃんだけど寡黙で上手に切ってくれる。
それでいて、前に話した内容はすべて記憶されていて、「この前の行かれた東京はどうでしたか?」などと聞いてくる。
散髪やさんは地元の情報に詳しいので、知らないことを聞くと丁寧に教えてくれる。
今度どこそこにユニクロができるらしいとか。
かっぱ寿司とスシローが宮古島での出店を争っているとか。
ものすごくローカルな話題ばかりだけど、床屋さんに行くことで島の情報を得ているのだ。